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GW中間報告~結局食に辿り着く~(2023/05/01)

5月に入り、GW気分も盛り上がってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は特に大きな予定が無く、毎日本を読んだり、自転車に乗ったり、noteに投稿したりして、楽しく過ごしています。派手さは皆無ですが、時間を気にせずこういうことをできるのがメチャクチャ楽しいです。

そして、自転車のお供はSpotify番組の「味な副音声」。平野紗季子さんというフードエッセイストが、ご飯やお菓子についてトークする番組で、聴いていてほっこりできます。平野さんの声そのものや、時折はしゃぐ無邪気さが、何とも言えずチャーミング。ひとり語り回も、ゲストが来てインタビュアーとしての才覚を発揮する回も、両方耳に心地よいです。高尚なレストランの話が飛び出すこともあるけれど、個人的にはコンビニアイス回やモスバーガー回のような、庶民的な味に彼女が喜んでいる様を聴くのが好きですね。

そして、潤沢にある時間の中で読んでいる本のひとつが『聡明な女は料理がうまい』(著:桐島洋子)。70年代にベストセラーになった本のようで、著者が今でいうところのバリキャリ女性。忙しい彼女が、賢く自炊のいろはを教えてくれます。当時と令和の今では事情が異なる点も多いけれど、彼女の料理に対する熱い気概と小粋な心意気は、現代のバリキャリ(※いちおう、私のことです。へへ)にもしっかり刺さります。

なんだ、食に親しんでいるじゃないか、GW中の私。

私自身は食に全く関心が無く「口に入れるもの大抵うまい」の精神で生きています。ただ、柔らかい雰囲気や、そこに漂う知性といった、フード界隈の雰囲気が好きなんです。そして、関心が無いといってもお腹は空きますからね。食欲に訴えかけてくるコンテンツとしてのパワーも、私を惹きつける要因のひとつです。

「味な副音声」はあと数話で全部聴き終わっちゃうし、『聡明な女は料理がうまい』も残ページはわずか。これらを楽しんだ後はどうしよう。別のフードコンテンツを探すか、全く別のジャンルへダイブしてみるか。そんなことに悩めるのもまた、時間があるGWならではですよね。


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