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障害者手帳を申請してみた。【精神障害奮闘記】

私はADHD・ASDの診断を受けており、双極性障害(躁うつ)も抱えています。特性上、仕事がうまく進まず、ついに退職を決意しました。

正直、支援を受けることに抵抗もありましたが、安心して生活を続けるため、思い切って障害者手帳を申請することにしました。

この記事では、私が体験した申請手続きの流れをわかりやすくまとめました。同じような境遇の方に少しでも役立てば嬉しいです。


手続きの流れ

障害者手帳を取得する際の一般的な手順を以下にまとめます。

  1. 病院で診断書をもらう

  2. 区役所で申請手続き

  3. 審査期間(1ヶ月半~2ヶ月)

  4. 交付のお知らせを受け取る

  5. 窓口で手帳を受け取る


必要書類

以下は、私が申請時に準備した書類です。

地域によって異なる場合があるため、事前に確認をお勧めします。

(1)精神障害者保健福祉手帳申請書

申請時に渡される書類で、郵送先や個人情報、かかりつけの病院・薬局の情報を記載します。

(2)個人番号カード(マイナンバー)

申請書に記入するため、マイナンバーの確認が必要です。

(3)診断書

通院している精神科や心療内科で発行してもらいます。

私の場合、発行費用は約2万円、準備に1週間ほどかかりました。

(4)証明写真(2枚)

一般的な履歴書サイズ(縦4cm×横3cm)。

区役所内の証明写真機で撮影するのも便利です。

補足情報:自立支援医療の同時申請

障害者手帳の申請と一緒に「自立支援医療(精神通院)」を申し込む場合は保険証が必要になります。

申請が通ると、医療費が1割負担となり、1ヶ月の上限額が設定されます。


実際に申請して感じたこと

手帳の申請を決断するまで、私も「甘えているのではないか」という葛藤がありました。

しかし、申請手続きが進むにつれ、制度の整備が進み、世間での理解も深まっているのを感じられたのです。

最終的には、「支援を受けることは自分の未来への準備だ」と思えるようになりました。


おわりに

障害者手帳を申請することにネガティブなイメージを抱く方もいると思います。

しかし、支援制度は「自分らしい生活」を続けるための一歩です。障害は脳の病気であり、決して甘えや努力不足ではありません。

このnoteが、同じような悩みを抱える方の助けになれれば幸いです。どうか一人で抱え込まず、支援制度を利用する選択肢を考えてみてください!

以上、イロミヤでした。

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