ISSUE.02「お茶と本」"Journal du Thé chapter3"を入手した
12月13日に、デザイン事務所の先輩から「お茶についての雑誌、気になったので送ります〜」とメッセンジャーでURLが送られてきた。
『Jounal du Thé』フランス語で「お茶ジャーナル」である。Oui,
このプロジェクトの企画、アイデアはフランス人アーティストJohannaという人物らしい。ドイツ人デザイナーTilmannとともにディレクション・編集している。
情報はすぐにインスタで見つかったし、現物を買うことも出来そうだった。ちなみにchapter1,2はSOLD OUTだったが最新号は日本語訳もついているそう。ひとまずchapter3の在庫をどこかで入手したいな〜と思ってコチコチ辿っていくと、YUYBOOKS&MAGAZINEという京都の本屋が見つかった。インスタにコメントしたらすぐ返事があった。卸売メインということで、わたしは福岡在住なので福岡に卸先がないか尋ねた。そうすると薬院の本屋青旗にあるということなので、御礼を言ってそこで買うことにした。青旗は去年オープンしたアートブックメインの本屋で、店主の川﨑さんはセンスの良いアート、デザイン系の書籍や海外の雑誌などを扱っている。
わたしはつい本を買ってしまう。
化粧品よりもだんぜん本。いいのか悪いのか。でももっと本がほしい。
ようやく昨日、12月26日の午後に取り置きしておいたジャーナルを引き取りに行った。4180円もした。しゃーない。500円でも5000円でも価値は同じだ。川﨑さんによると発行人のJohannaは、以前青旗でイラストレーションの作品の展示をしていたようだ。絵を見せてもらったらわかった。トーンが美しい。穏やかである。そういえばお茶ジャーナルの出だしも「わたしたちをスローダウンさせ、生活に穏やかなひとときを与えてくれるお茶の力について……」と書いてあった。
ついに『Jounal du Thé』を入手した!Merci !
わたしはお茶について素人なので、これから膨大な情報を入手する必要がある。フィジカルでも体験したいし、現代以前のお茶文化や歴史も知りたい。そういったとき、インターネットは検索するけど知識の取得先(より正しく密度がある)は、やはり本になる。本が一番の近道じゃないかな。
いま、じわじわと近づいてきている気がする。
近づこうとすると逃げられることもあるけど
向こうも気になって寄ってくる。
そういうもんだ(知識の話)。
よく自分に向けて言うのは、「令和だからなにやっても大丈夫!」
アーティストは絵を描かなければならないとか、事務職だからデスクにへばりついてなきゃいけないとかはない。ITをバリバリ使っても結局「なにをやりたいか」の核がなければいけない。でもその核を自信を持って守り続けることが難しいんだと思う。地球にたまたま今生まれちゃってこれからも生きていくんだったら、地球上(宇宙でも)で起こっている現象や育っている動植物や生命体のこと、人間(自分)と自然界の関わりを知ってなきゃと思う。自分自身のポジションが、大きな循環のどの位置にいるのか気付くことができれば、死んでいくまでに繰り返す自分の選択もきっと信じれるんじゃないかな。
そういうことを考えていくと、当たり前にある生態系や自然の連鎖にひとは助けられているんだよね。お茶も然り。
ということで、『Journal de Thé』を読みながら、今後のお茶プロジェクト(「お茶と○」のお店を出す)について計画を進めていこうと思う。寒いから、熱いお茶も淹れてね。