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【クリマ47報告会】初めての名古屋

IRO LAB®のハラダです。
初めての名古屋出展、「クリエイターズマーケット」に参加した話をします。

「デザフェス以外のイベント」×「東京以外」×「アート寄り」なイベントをかなり調査しましたが、今の所、ここしかありませんでした。
(もしオススメがあれば教えてください!)

クリエーターズマーケット vol.47 概要

場所:ポートメッセなごや2・3号館
開催日:2022年12月3日(土)・4日(日)
開催時間:11:00 〜 18:00
出展予定ブース数:約2,000ブース

https://www.creatorsmarket.com/

過去の概要

【vol.46】22年6月 出展:2000ブース/来場者:21,500人
【vol.45】21年12月 出展:1500ブース/来場者:17,450人
【vol.44】21年6月 出展:1700ブース/来場者:12,150人
【vol.41】19年11月 出展:2000ブース/来場者:18,000人(愛知国際展示場)
【vol.40】19年6月 出展:2100ブース/来場者:23,000人
【vol.39】18年12月 出展:2100ブース/来場者:22,000人
【vol.38】18年6月 出展:2000ブース/来場者:24,000人
【vol.37】17年12月 出展:2000ブース/来場者:20,000人
【vol.36】17年6月 出展:2000ブース/来場者:23,000人

デザフェスと比較

22年5月 出展:4,500ブース/来場者:60,000人

クリマの規模は、デザフェスの約半分。
来場者は1/3くらいと思うと良いかもしれません。
デザフェスが規格外なので、クリマも全国的に見るとかなり大きなイベントです。

出展してみた感想

出展者の様子

デザフェスに出展している方と同じ方がたくさんいらっしゃいました。
なので、デザフェスでは遊びに行けなかったブースにたくさん行くことができました!
他には、名古屋を中心に活動していて東京のイベントでは見ることのできない方々が多かったです。
また、グループでの出展が盛んで、デザフェスやHMJで見た事のないブース構成の方が多く、ブースを見るだけでとても楽しかったです!
余白を使うというか、面積いっぱいに出すよりも世界観を見せることを優先していて、こだわりの強さを感じましたね。

3カ所の素敵な集合ブース(写真で見ると同じに見えるけど作品は全然違いました)

出展側は女性向けのナチュラルな雰囲気の方が多かったイメージでしたね。
なぜか靴下を売っている出展者さんがいなかったので、個人的にはこれが残念でした…。(毎回イベント時に買うのを楽しみにしているもので)

来場者の様子

お客様は、デザフェスと似た感じでした。
・個性的な方
・おシャレな方
・家族連れ
・カップル
・友達同士
などなど。いわゆる「老若男女」。

ヨコハマハンドメイドマルシェ(横浜)は、年齢層高めの女性が多い
Handmade In Japan FES(東京)は、女性が多い
デザインフェスタは、老若男女×個性

名古屋のデザフェスと言っても過言ではないかもしれません。

特に他のイベントに比べると家族連れ(ベビーカー)の方が多かったですね!通路が広く、1階で行われていて移動が大変じゃないことが一因かと思います。
あとは、ナチュラル系が多かったのでお子様にも合うものが多かったのでしょうね!
デザフェスだと、2館2フロアなので移動も大変だからベビーカーで行くのも至難の業ですもんね。(出展者もスーツケース移動がかなり結構きついのでわかりすぎます)

また、デザフェスに比べると「購入するぞ!」という意気込みはあまり見られず「見に来た!」という感じの方が多かったみたいです。
じっと見ていらっしゃるので、話しかけてみようと勇気を出すも逃げられてしまうことが多く、「これなら話しかけずに好きなだけ見てもらえばよかった…」と思う人見知り・話しかけるの苦手・接客経験少なめなハラダでした。
人口密度はデザフェスと変わらないくらい混雑していて歩きにくいくらいだったものの、1日目の売上ゼロだったという方もいたくらいです…(悲)

たくさんお立ち寄り頂いたにもかかわらず、なぜかショップカードもなかなか減らず。東京のイベントでは「とりあえず気になったら持って行く」というのが普通だったので、だいぶ警戒されているのかもしれない…と思いました。

館内の構成

おおまかに、
2号館=ミニブース&ワークショップ
3号館=一般ブース以上

過去の情報を調べたところ、3号館の方が盛り上がる印象を受けました。
現地で、出展者・お客様それぞれの常連さんにお聞きしたところ
「まずは3号館を見て、2号館はサラっと見る」という方がやはり多いようでした。
IROLABは3号館に出展し、正解だったかなーと思います。
ブースが広かったですし。

3号館の入場待ちの列

公式による宣伝効果

デザインフェスタ、HMJ、YHMは、公式Twitterによる出展者の宣伝に尽力していて、これが普通だと思っていたのですが…。
クリマは、これが一切ありませんでした。
ちょっと、これは誤算で…当たり前だと思ってしまったが故に、調査不足でした。

余談になりますが
YHMは、HPが充実。Twitterではちゃんと個別に画像加工をして公式独自の紹介文を記載してくれています。
HMJは、人気作家推し。HP出展者紹介では、毎回人気作家が1ページ目で固定されていたり、インスタでは「出展しないのに過去の写真映えするブース」を掲載してしまうことも。
RTキャンペーンでそうでない出展者にも多少日が当たります。
デザフェスは、HP出展者紹介が見難いものの、出展者数が多くなったことで「ピックアップ」として上部にランダムに表示されるようになったりと少しずつ前進。また、RT祭は1日でとんでもない数をRTして下さるので初心者もめげずにいられる。

そんな中、クリマのTwitterはというと…
・出展者への連絡事項
・主催しているPOPUPの告知(一番多かった)
・イベント2日間のツイートは1回のみ(これも出展者向け)
・終了後のお礼ツイートは終了の1週間後。

ということで、クリマについてお客様へ宣伝する事は一切ありませんでした。お客さまも、クリマのTwitterをフォローしていてもあまり楽しくないですよね…出展者向けの情報しかないので。
大きめのイベントなのにフォロワーが少ないのが不思議だったのですが、ここで理由が分かりました。

なので、事前に自分自身でかなり宣伝に力を入れないと、あの人混みでは作品を見つけてもらえず素通りされてしまうんですよね。デザフェスでRT祭に参加しなかった出展者の悲劇が、全員に起こっているという状態でした。
逆にいうと、「近場にお住まい」×「人気作品がある」の出展者さんにはうってつけのイベントと言えます。
IROLABもまぁまぁ告知を頑張ったので、TwitterやInstagramを見て来てださった方も多少来てくださいました!

とはいえ、公式の宣伝がほぼ無い中であれだけの人が来ていたということは、逆にすごいなぁと思います。期待が大きいのでしょうね!
毎回来ているとい方のお話もよく聞きました。

キッチンカーが豊富

開場は11:00ですが、出店者の為に10:00からOPENしてくれるんです!
しかも、事前にキッチンカーの内容・場所が全て告知されていたので大体何を食べようか先に考えて置く事ができていました。
しかも、テント付きの座席がたくさん!

デザフェスでは、大きな建物にコンビニ1~2つ。出展者も来場者もボランティアも多いので、大行列・品切れの連続。
終わった後の周辺飲食店も、土日開いていないお店も多い上に帰りの出展者・来場者がたくさんいるので満席に次ぐ満席。
運が悪いと何も食べることが出来ないくらいです。
ちなみに、デザフェスではどんなキッチンカーが来るかあまり分からないんです。行ってみたら好きなものが無いことも…。

いつも、温かいものが食べたかったので、これは嬉しい!
CLOSEまで元気にいられたのはコレのお陰です。


IRO LAB、数字での報告会

毎度恒例、報告会。
これまでの報告会はこちら。

22年8月 HMJ
22年5月 デザフェス’55
21年11月 デザフェス’54

ここまで東京のみだったので、ここから未知の世界です…!
以下の目次でご報告です。

❶かかった経費
❷予算
❸結果
❹考察・改善点
❺次回、出展する?しない?

❶かかった経費

出展料:一般ブース(2×2m)2日=¥21,800
レンタル:150×60cmテーブル・120×45cmテーブル・ハンガー=¥9,200

レンタル備品はこのようにしました。椅子を借りても良かったなと後で思いました。

他に、往復新幹線、2泊3日の宿泊費、お手伝いの人件費、
そして、たくさん差し入れを頂いて荷物が入りきれなくなったので
 最終日は急遽、宅配便を使って私物をコンビニから送る事になりました。

これを踏まえて、遠方からの出展者さんへの差し入れは、小さいものや消え物がいいのだと学んだのでした…。
お気持ちだけで本当に嬉しいし、会いに来てくださっただけで幸せなので私は何も頂かなくても大丈夫ですからね!

そんなこんなで、合計¥134,000 くらい。

IROLABの場合、東京出展でも会場近くに2泊します。(東京住みでも山の方なので遠いのです)
出展料が低価格だったので、新幹線代があるとはいえ東京での出展とあまり変わらない経費でした。

この後は、今回も有料とさせて下さい。
気になる方はどうぞ参考までにご覧になってください!

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