英語の接尾辞を学べば単語が覚えやすい!覚えるべき接尾辞や覚え方も紹介します!
こんにちは!イロコチ(@irokochi)です。
どうしても英単語が覚えられないという方に、今回は大きなヒントになるかもしれない情報をお届けします!それは「接尾辞(せつびじ)」についてです。これを知るだけで英単語が一気に覚えやすくなるかも!是非最後まで読んで英語学習を加速させてください。
英語の「接尾辞」とは?学ぶメリットは?
接尾辞とは英単語を構成する「接頭辞(prefix)+語根(root)+接尾辞(suffix)」の一部で、英単語の末尾について品詞を変化させるものです。
例えば、「beautiful(美しい)」という単語でいうと、最後の「ful」が接尾辞で、この接尾辞は形容詞であることを表します。
接尾辞を学ぶことで、その単語の品詞がすぐにわかるので、知らない単語に出会った時も、その単語の品詞だけは把握ができますし、逆に、知っている単語の品詞を変えたいときにも役に立ちます。
「interviewer(インタビューする人・面接する人)」や「employer(雇用主)」の接尾辞「-er」は「~する人・もの」を表します。
一方で、「interviewee(インタビューを受ける人)」、「employee(従業員)」の接尾辞「-ee」は「~される人・もの」を表します。
動詞+「-er」→「する人」
動詞+「-ee」→「される人」
これを理解しておくことで、例えばですが、「examiner(試験官)」や「examinee(受験者)」という単語をはじめて見たとしても、意味を推測しやすくなりますよね。
使える接尾辞7選
ここでは特に使える接尾辞を7つピックアップして紹介します。
①-ly「~のような」、「~ごとの」
単語の最後に-lyが付くと副詞や形容詞になります。
形容詞+-ly=副詞
名詞+-ly=形容詞
と覚えましょう。具体的には以下の通りです。
形容詞+-ly=副詞
actually
[形]actual「実在の、現実の」+-ly
⇒[副]実際に、本当は、実は
correctly
[形]correct「正確な、誤りのない」+-ly
⇒[副]正しく、正確に
originally
[形]original「最初の、新たな」+-ly
⇒[副]本来は、当初は、もともとは
finally
[形]final「最後の、最終の」+-ly
⇒[副]最後に、ようやく、ついに
名詞+-ly=形容詞
woolly
[名]wool「羊毛、ウール」+ -ly「のような」
⇒[形]羊毛の、毛織の
monthly
[名]month「月」+ -ly「ごとの」
⇒[形]毎月の、月々の
gentlemanly
[名]gentleman「紳士」+ -ly「のような」
⇒[形]紳士的な
friendly
[名]friend「友だち」+ -ly「のような」
⇒[形]友だちのような、優しい、親切な
②-ent「人」(名詞)
接尾辞の「-ent」がつくときは「人」をあらわす名詞になります。
president:[名]大統領、長(会長・議長・学長・理事長・社長など)
resident:[名]居住者、研修医
client:[名]依頼人、顧客
③-ent「性質」(形容詞)
接尾辞の「-ent」には「人」を表す他に、性質や状態をあらわす形容詞も作ります。
affluent:[形]裕福な、金持ちの
efficient:[形]有能な、効率的な
consistent:[形]一致した、矛盾のない
excellent:[形]優秀な、優れた
fluent:[形]流ちょうな、雄弁な
dependent:[形]依存性の、依存している
independent:[形]独立した、依存していない
④-able「できる」(形容詞)
接尾辞の「-able」は形容詞をつくります。
available:[形]利用できる、入手できる
comfortable:[形]心地良い、ゆったりした、快適な
capable:[形]能力がある、有能な
incapable:[形]能力がない、無能な
stable:[形]安定した、不変の
unstable:[形]不安定な
※「否定」の接頭辞in-やun-がつくと反対の意味になるのでこれも覚えておくと良いです!
⑤-ment「こと」(名詞)
「-ment」は主に動詞の後ろに付き、名詞をつくるはたらきがあります。
disappointment:[名]失望、落胆
(disappoint:[動]失望させる)
agreement:[名]同意、合意、承諾
(agree:[動]同意する、合意する、承諾する)
department:[名]局、部、課
(depart:[動]はずれる、それる、出発する)
establishment:[名]設立(創立・制定)すること
(establish:[動]設立(創立・制定)する)
management:[名]経営、管理、マネジメント
(manage:[動]経営する、運営する)
employment:[名]雇用
(employ:[動]雇う、雇用する)
⑥-ous「性質」(形容詞)
接尾辞「-ous」は、性質をあらわす形容詞をつくります。
conscious:[形]意識のある、自覚している
unconscious:[形]意識のない、自覚していない
dangerous:[形]危険な、物騒な
suspicious:[形]疑わしい、怪しい
⑦-ize, -ise「する」(動詞)
接尾辞「-ize」「-ise」は動詞をつくります。
recognize:[動]識別する、見覚えがある
normalize:[動]標準化する、正常化する
summarize:[動]要約する
advertise:[動]宣伝する
centralize:[動]中心に集める、集中させる
internationalize:[動]国際化する
specialize:[動]専門に研究する、特殊化する
英語の接尾辞の覚え方
覚える方法は「自身のある1つの単語を持つ」ことです。
例えば、beautifulは絶対に形容詞だって自信がある!という状態であれば、「ful」は形容詞だと覚えやすくなりますよね。
まずは1つ自分の軸単語を持つようにしてみてください。
英語の接尾辞一覧
代表的な接尾辞の一覧も載せておくので、暗記の活用にお役立てください。
最後に
たまに「2日間でどうにかTOEICの点数を上げたい」という、ちょっと無理な相談を受けることがあります😅この時に絶対にカリキュラムに入れるものの一つがこの「接尾辞」です。それくらい労力対効果の良いものなので、是非今回の7つ(できれば一覧まで)は暗記してしまってください。
もし本気で確実に英語力を身に付けたい場合は、コーチと一緒に学ぶことも非常に有効です。優秀なコーチはこちらで確認してみてくださいね😊
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