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色気を身につけたければ、官能小説を書こう!

昭和の時代は、いわゆる「おじさまのたしなみ」であった官能小説も、現代では女性も楽しめるコンテンツのひとつになりつつあります。

今回はそんな官能小説を読んでみよう!ではなく、書いてみよう!というテーマでお伝えしていきたいと思います。

というのも、官能小説を書くという行為は、色気を身につけることに繋がるんです。


官能小説を書くと、なぜ色気が身につくのか

それは小説を書くことを意識することで、日々の生活にハリとツヤが生まれるからです。

あなたが色気を身につけようと思ったとき、ネットで検索した記事を読んでみたり、色気のあるインスタグラマーに質問してみたり、YouTube動画を見て、メイクやファッション、恋愛テクニックなどのノウハウを参考にしてみたことが1度はあるのではないでしょうか。

あるいは、色っぽい女優さんが登場する映画を参考にしていた方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん、それがダメというわけではなく、何かしら吸収しようとする姿勢はとても素晴らしいことです。

ただ、自分に色気が身についたと実感するには、どこか物足りなさを感じることもあったのではないでしょうか。

そんな人にこそ、ぜひとも官能小説を書いてみて欲しいのです。

官能小説を書くことを意識しながら生活すると、これまで見えていた景色や、付き合いのある人たち、食べるものや身につける物までも、まるで違って見えるようになります。

例えば、あなたが毎朝りんごを食べているとしたら、それを洗い、皮をむき、種をとり、口に含みながら果肉の蜜を感じまるまでの食事にさえ、エロスを感じるようになります。

官能小説を書いたことがない人にとっては、まだピンとこないかもしれませんが、自分が手に取るもの、食べる物、関わる人、暮らしている環境などのすべてが官能小説の題材になり得るのです。

そう考えると、少しだけドキドキしてきませんか?それに書くことを意識すると、日々の生活に新鮮さが生まれるだけではありません。

言葉の魔力を学べる

官能小説に限らず、小説を書くということは、言葉の使い方が上手くなるということです。

言葉には、人の心を動かし、感情を揺さぶる力があります。巧みに言葉を組み合わせたり、言葉あそびを覚えることで、あなたの言葉に魔力が生まれます。

やがてその魔力は、普段の会話や文章に宿り、自分でも気づかないうちに周囲を惹きつける魅力へと変わっていきます。

想像力が育まれ、成長が実感できる

官能小説とは、言わば文字でセックスを描く書物。イラストや絵に頼ることなく言葉で伝えるということは、細部にわたる描写や感情の繊細な表現が求めらるということです。

ということは、つまり、官能小説を書くことは自分の想像力を豊かに育てる絶好の機会なのです。自分の中にある想像力を磨き、日常生活に斬新な視点を持ち、アイディアを生み出す力を養うということは、あなたの個性を育み、色気へと昇華させてくれます。

それは、人マネをして得た表面的な色気ではなく、自分の中にある感性が磨かれ、上質な色気を身にまとえるということです。そして、それは小説を書き続け、文章力が上がるたびに実感できるようになるはずです。

官能小説を書くのは、難しいんじゃない?

しかし、そうは言っても「官能小説を書くのは難しい」と思う方も多いでしょう。確かに、官能小説には、性行為の描写という特殊な物語りの展開がありますが、基本は普通の小説と一緒です。

また、プロの作家を目指すわけではなく、趣味の範囲で書く分にはそこまでの技量を求められることもありません。最初は、拙い文章でもいいんです。書くことを意識して生活してみることに色気を作るヒントがあるのですから。

官能日記をつけてみよう

とは言ったものの、まずは書いてみてほしいというのが色気研究家としての本音です。ただ、最初から何千〜何万文字の文章を書くことにハードルの高さを感じる方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、まずは1日3行から5行、あるいは原稿用紙半分から1枚分の「官能日記」をつけてみてほしいのです。

そこには何を書くかというと、自分のその日の自慰行為をしたためてほしいのです。

どんな妄想をして絶頂に至ったのか、あるいはどんな映像や音声を聞いて、それを行ったのか。自分の陰部をどんなふうに触ってみたのかを事細かく書いてみてください。

まずは感じたままを書き出すことが大切です。

恥ずかしいと思うことを書く

「そんなこと恥ずかしくて書けません!」と言われてしまいそうですが、恥ずかしいことだからこそ書くんです。笑

なぜなら、恥ずかしさの中に、官能の美学があるからです。

日記ですから、誰かに見せる必要はありません。自分が何に興奮するのか、どんなフェチシズムを持っているのか。本当は自覚しているはずなのに、目を背けてきた己の変態性。あるいは、新しい性癖に目覚めることもあるかもしれません。

官能日記を通して、そんな自分自身を受け止めて、許してあげることが小説を書く勇気に繋がります。

そして、そんなアブノーマルな感情に出会えたとき、人には言えない自分だけの趣味ができたとき、あなたのかもし出す雰囲気に色気がまとうのです。

まとめ

官能小説を書くことは、自分自身の内面にある色気を育てるロマンチックな行為です。日記を通じて、自分の欲望と向き合い、それを言葉にすることで、心の中に秘めた色気が少しずつ解き放たれていきます。

そして、このプロセスは自分自身をより深く理解し、愛するための時間でもあります。約3週間ほど、官能日記を続けてみてください。

そうすれば、知らなかった新しい自分と出会えるかもしれません。

次の記事では、官能日記からステップアップして、官能小説を書くにはどうしたらいいか、もう少し具体的なお話をしていきますね。

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それでは本日はこの辺で。
ご精読いただき、ありがとうございました!



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