エモーショナルトレーニング5 怒りを感じたら
感情を表現しよう
嫌なことがあったら怒って物を投げつける。
自分の思うようにならないと大声で怒鳴る。
告げ口をする。
SNSに書き込む。
こういう表現の仕方では、困りますよね。
感情は持っていて当たり前のもの。それ自体は全く悪くないもの。
ただ、その感情から引き起こされる行動には、良い悪いがあります。
感じることは止められないけれど、
感じたことから起こす行動は止めることができます。
怒りを感じたら~「助ける方法」と「傷つける方法」
おこ太郎「ママ、友達の家に遊びに行ってもいい?」
ママ「だめよ。今日はおばあちゃん家に行く約束だったでしょ。」
この時、おこ太郎の筋肉が固くなり、熱く感じ始めました。
(身体のサインを見逃さずに!)
おこ太郎は友達の家に行けなかったので、とても腹を立てました。
彼は「ちっ」と舌打ちをし、足をどかどか踏み鳴らし、部屋のドアをバタンと閉めました。自分の部屋の壁を蹴りました。
これは「傷つける方法」です。
それでは「助ける方法」はなんでしょう。
これはストップカウントインアウトと呼ばれている方法です。
怒りを感じたら、やっていることをいったん止めます。
1、2、3、4、、、10まで数えます。
息を吸います。
息を吐き出します。
とても簡単なので、是非やってみてくださいね。