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2023.05.13 免許皆伝、白兎と余部
去年のGW、実家から赴任先へ戻るため中国自動車道を通って帰ったことを書いたが、実はその際覆面のお世話になってしまっていたのだ。
それ以前にも一度とっ捕まっていたので累計4点減。あと1点で免停という危うき状態で1年間模範ドライバーとして過ごしてきてやっと今回解除されたのだった。なので、ウォリャーっと飛ばしてやるぞっなどとは思わないがやっと気持ちに余裕ができたのでどこかへ出かけてみることに。
厄年なのでって今年もう何箇所もお祓い参詣には行ってはいるが、今回は厄払いならっという噂の鳥取は白兎神社へ行ってみる。
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ここは勿論、因幡の白兎の舞台。大国主に助けられた白兎神が主祭神で古事記由来の神様なのですね。すぐ前は舞台となった日本海でいいロケーションだなあっと思って見ていたが恋人の聖地として登録されているらしい。
ウチは夫婦揃って厄年、なので当たり前だが卯年。うさぎの神社で厄払いはなんともありがたいこと。無難に過ごせるようお願いしてきたのでした。
そうそう穂綿の蒲も植えてありましたよ。
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戻り道、このあたりまではよく来ているけれど、まだ行けていなかった餘部鉄橋を見に行こうと北上する。
40年位前に能登へ旅行した際に一度見ていたんだけど、20年くらい前に鉄橋がコンクリ橋へ架け代わったと聞いていたので。当時は、鉄橋通過中に突風で列車が落ちる事故があってそれで知っていたんだけどね。
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昔の橋脚は一部をそのまま利用し、餘部駅へのエレベータと駅までの歩道として活用しているようで、当時の姿を忍ばせている。しかしこんな高いところへよく線路を通したものだよなっとしばらく見惚れてしまったよ。
エレベーターでは乗り合わせた駅利用の地元おじいちゃんに「昔はたいへんだったよ」など色々ハナシを聞かせていただき更に興味が湧いたなあ。新旧技術を取り混ぜて佇む絶景は、鉄ちゃんでなくとも近くに来たなら寄るべきですよ。
時折小雨の降るなかだったが、今回もなかなか趣ある旅でございました。