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心を燃やせ

煉獄杏寿郎の言葉に、今日も涙を流した。
日々己の不甲斐なさに打ちのめされまくっていて、頑張りたくないことが山ほどある私には響き過ぎるほどに刺さる。痛くて、眩くてたまらない。

映画公開当時、映画館には何度か足を運んだ。心を燃やしたい、と思いたっては映画感に行き、煉獄さんの言葉を受けて炭治郎たちと一緒に泣き、低い自己肯定感を高めたかったんだと思う。

今も、円盤の初回盤特典の劇伴を聴きながらこれを書いているのだけれど涙ぐんでしまっている。瞬きをしたら、こぼれる。

どうしてこんなに虚無感が酷いんだろう。
そう感じているのは、私だけじゃないんだと分かっていても、私の心が感じる「しんどい」は私のものでしかない、私だけの「しんどい」だ。他人の物差しで図られたくないので、どの程度しんどいのかどうかはさて置いて。

どれだけしんどくても、どうしようもない日は続くし、変えたいことはなかなか変わらない。

よし、今日もがんばるぞ! と思った数時間後には心が折れかけていたりする。

やる気も、機嫌もままならない。

自分が思う以上に散らばっているであろう小さな幸せすら見つけられないくらい荒廃した心はなかなか整わない。

ああ、どこまでも落ち込めるな、と痛感する。虚無は底無し。

それでも仕方ない。仕方ないことは仕方ないし、どうしようもないことは、どうしようもない。

あと少し、もう少しの辛抱だ。ただそうやって自分に言い聞かせて日々をこなしていくしかない。

ツイッターのフォロワーたちが呟きこぼしてくれる、どこにも行けない私の目に映る、泣きたいほどに羨ましくて眩しくて仕方のない現場の光景は、私の希望だ。

一時期、楽しそうにしている人たちの光景を目にするのが辛くてデジタルデトックスを試みたこともあった。でも、早く私もこうやって推しに会いに行けるように、と心を奮い立たせるために必要なんだと気付いた。

頑張れ、わたし。あともう少し、心を燃やして。
このどうしようもない世界の情勢もいつかきっと終息する。世界を脅かした脅威と共存していく世界に、きっとなる。

私の心が折り切れるのを阻止してくれている推したち。かつての日常を取り戻せたら、会いに行こう。そのとき、その存在は、未だかつてないほどに愛おしいものになってるんだろうな。

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