1/17【ZOOMお茶会・記録】テーマ:風の時代の子育て
2021.1.17 に行われたdrops tree of roots のZOOMお茶会の記録です。
テーマ:風の時代の子育て
ホスト:曲流宇南、まなか
MC:アイ
アイ:前回風の時代のことをお話しして、いよいよ…まだ始まって1ヶ月弱ですかね?なんだかんんだ。すごい変化を感じられている方も多いし…逆に変化無いのかな?って方も、色んな方がいらっしゃるのかなと思います。本日司会をつとめる二人の友人であるフルキアイと申します。よろしくお願いします。今回も途中質問を受け付ける、皆さんといろんなディスカッションをする時間がございます。それでは今回は「風の時代の子育て」ということで一件お悩みを頂きました。まずちょっとお悩みを先に説明させて頂きます。
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お悩み
アイ:『親に苦手なことがあるせいで、子供に我慢をさせてしまっていることがあります。それって、子どものためには良くないことでしょうか。それとも親が笑顔じゃないと子どもも幸せじゃないと聞くのでこのまま我慢させ続けて良いものなのでしょうか。逆にこのまま親が苦手なことを続けていると精神的にやられてしまいます。』で、この方の苦手なことっていうのが「音」。おもちゃの音がダメになって不安が襲ってくるようになってしまっている、そのせいで小さいお子さんに音が鳴るおもちゃで遊ばせてあげられなくて我慢させてしまっている、みたいなことが心苦しいということです。最後に親が笑顔じゃないと子どもも幸せだと感じられないと聞くので、このまま我慢させてしまっても良いのか。続けることは良くないのか。っていうご相談でした。じゃあ曲さん、さっそくお願いします。
曲:はい。そもそも、子供が本当に我慢してるかどうかっていうのが…もしも我慢してたとして、我慢させることは子供のうちも大人になってでも、とっても大事なことなんでそこに何の疑問も感じなくて良いと思います。で、「親が笑顔じゃないと」っていう響きがとっても固くて…笑顔じゃないといけないから笑顔でいるのではなくて、笑顔でいたいから笑顔でいる、もしくは自然に笑顔でいるっていうことで良いと思うんだけど、子どものために笑顔じゃないといけないっていうこともお家の中に固さが出てきてしまうかなと思います。ただ、このお子さんが…お友達のお家に行くときに「音が出るおもちゃがあるかもしれないからお母さん来なくて良いよ」って気を使ったりするんですよ。これは本当に豊かな心に育ってるなって思って…もしこれを我慢させたせいだと言うのであれば我慢させがいがあったなと。我慢っていうか、そういうことを思えるっていうことが誇りなんじゃないかなと思うの。子どもって。自分がヒーローと同じように振る舞うようになっていくっていがすごく誇りに思ってるんじゃないかなと思います。すごく大事なことなんですけど、これから心で生きるっていうことで簡単な考え方なんですけど、物事を決める時とか、自分で…例えば笑顔じゃないといけないっていうのであれば「笑顔でも良い」「笑顔じゃなくても良い」っていう言葉に変換してみてください。そうすると頭脳ではなくて心でどうしたいかっていうのが分かる。私からは以上です。
アイ:さっきのこの方はたまたま我慢させてるんじゃないかっていう質問でした。子育てにおいて、この「●●しなきゃいけない」という思い込みみたいなものが世の中に氾濫しているっていうか…私は独身で子どもがいないから自由に発言しちゃうんですけど、例えば…何歳の時までには●●の野菜を食べられるようになってなきゃいけないとか、何歳までには●●ができるようになってなきゃいけないとか、自分の子どもは他の子どもと仲良く遊ばなきゃいけないみたいな思い込みは本当に子育てをしていると世の中には氾濫しているのかなって思っています。まなかさんは今noteにも書かれていますが、その「思い込み」、世の中思い込みと真っ向から勝負している感じだと思うんですけど(笑)。
まなか:(笑)。そうですね。 なんか、「高校受験しなきゃいけない」とか…私もそういう風に生きてきたから。「高校だけはせめて行って」とか。何で「せめて」行って。なのかな?とか思ってたけど、でもそれが「思い込み」だった。子どもが行けないようになっちゃったらしょうがないじゃんって思って。それを逆に自分から発信したらそうやって悩んでる人とかの救いになるのかなって思って…思い切って(笑)。シェアしました。
アイ:何でその「思い込み」を外すことがまなかさんはできたんですか?その「せめて」を。
まなか:まあ、それって結局…ここのお茶会でよく言ってるけど「自分軸」がすごく大事で…。周りがどうとかじゃなくて、自分はどうしたいかとか、自分の気持ちを忠実に生きていくと、社会の決まったルールとかに違和感が出てくるんですね。それを無理矢理子どもに当てはめようとすると子どもがおかしくなっちゃうから…。すべてを受け入れるようになったっていう感じですかね。まあその、積み重ねです。急にそうなったわけじゃなくて、じゃあ7年前の私が同じような考えができたかって言ったら、できないです。怖かったし。多分どこか病院に行ったりとか、カウンセリングに通ったりとか、必死で何か…食べ物がいけないのかなとか、何かにすがっちゃったと思うんですよ。だけど、うちの子はそういう気質で生まれてきたから、そこを受け入れてあげることがすごく大切かなって思いました。
アイ:アレですよね、もう「成田まなかの家に生まれてきちゃったんだから、私を選んで生まれてきたんでしょ」っていう、そういうことですよね。そこを受け入れる、みたいな。それはお子さん自身も、まなかさんもっていう感じですか?
まなか:うん、そうなんですよ。結局…その悩みを下さった方も…「自分が音が苦手で子どもに我慢させてるんじゃないか」っていうのかお悩みじゃないですか。私も必死で子育てしてた時に「公園に毎日連れて行かなきゃいけない」って思ってたんですよ。それが幼少期の子育てなんだと思ってたんですけど、私公園に行くのが嫌いなんです。
アイ:あははは!(爆笑)
まなか:(笑)。基本的に外に行きたくないのに無理にやってたら、自分が苦しくなっちゃうから。そこで無理に「お母さんは笑顔でいなきゃいけない」ってやってると余計に苦しくなるんですよ。だけど私が自分のことを丁寧にずっとやってきたら「別に公園連れて行かなくていいじゃん」っていうふうに思ったんですよね。で、連れて行かなくなってじゃあどうしたかっていったら旦那が連れて行くようになったりとか、代わりの何かが来るんですよ。だから自分ができないことを否定して生きたら自分軸から外れちゃうから、絶対自分を…できない自分を否定して欲しくないなって、すごく思う。
アイ:何でも良いんですよね。その家庭のルールで良い。ひいては自分の軸で良い。それは子育てにおいては特に世の中にルールがすごくいっぱいあるからっていう感じですかね。
まなか:うん、そう。だから周りがやってるから、周りがそうだからそれが正解、じゃないんですよ。別に…公園に連れて行くのが良いのかもしれないけど、その家に生まれてきたのはうちの子達だからそういうのはしょうがないんですよ。基本的にうちの子達もやっぱり外に行くの好きじゃなくなった(笑)。
アイ:(笑)それはそれでね(笑)。「チーム成田」。チーム成田としては何の問題もないってことですよね。
まなか:そう(笑)、そうなんですよ。だからもしかして、お子さんも音の出るおもちゃがみんなが持ってるから持ちたいだけであって、もしかして持って遊んでたら嫌になる可能性もあるし(笑)。それはそのお悩みをくださった方の家のチームのことだから、別にそんな…ねえ。一般的にそれが流行ってるからといってそれが楽しいわけじゃないじゃないですか。だから一方向だけから見るんじゃなくて角度を変えて見るのが大事じゃないかなって思って。その…音が出るおもちゃが今流行ってる。そして子どもがそれが好きだって、必ずしもそうじゃない気がしてて。じゃあ違った遊びを探してあげるとか、もっと楽しいことって世の中にいっぱいあるからそっちを一緒に探してあげたらいいんじゃないかなって思うんです。絶対その子に合った遊びとか、新たな遊び、知らなかった遊びとかあるはずだから…無限にあるじゃないですか。いろんなこと。だから別にそこだけにこだわって、子どもに我慢させてるんじゃないかっていって自分を責めたり無理に明るくして生きる必要は全く無いと思います。
アイ:うん。これ曲さん、アレですよね、この具体的にその…思い込み、特に子育てにおいて外す方法としてまず子どもに聞くと良いっておっしゃってましたよね。
曲:はい。子どもに本当に好きか聞いて…絶対命かけてもやりたいって言われたら、まあ…カラオケボックスに行ってもらうなり何なり…(笑)まあ、工夫が。人のうちで遊んでもらうなり工夫できると思うんですけど。でも何か、キャンプ場に行ってもっといっぱい楽しいことあったり、いろーんな鳥の声とか、いろーんな音に耳を傾けてみる遊びとか。一緒に遊ぶと楽しいことがいっぱいあるから。そんなにこだわってないんじゃないかと勝手に思ってるんですけどね。うちの甥っ子達がちょうど幼稚園くらいの時に私の父と母が…彼らの祖父母が甘やかして音が出るおもちゃ買ってきちゃうんですよ。私が怒ってたんですね。「うるせぇ!」って言って(笑)。しーんってなって。そこに何の疑問も持ってなかったんだけど…私はその子達に…特にその子達のお姉ちゃん二人いるんですけどその四人に対してすごく気をつけてたことは…良い音を聴かせたかったんです。私の中でその機械音とかおもちゃから出る音っていうのが…なんて言うんだろうな…人の耳が喜ぶようなところまで考えて作られていないと思って。私は子ども達に楽しくなる音楽を一緒に歌ったりとか、カスタネットとか鈴とか身近にあるもので音を鳴らして一緒に歌ったり踊ったりするっていうのをやってましたね。
アイ:まず、だから「子どもに聞く」っていうことですよね。やりたいのか、流れでやってんのか、みたいな。
曲さん:うん、友達がやってるからやってるのか。で、もっともっとちっちゃい子で選べない感じの子だったら、こちら側がもっと楽しい遊びを提案してあげれば良いじゃないですかね。
アイ:う〜ん。でも、そうは言っても人それぞれなかなか思い込んでるもの、こうありたいもの、ありたいことすら思い込んでることって本当にいっぱいあると思うんですけど、その思い込みを外していくために自分自身でできることって何なんですかね?
曲:さっきの「●●しても良い」「●●しなくても良い」…っていう言葉に置き換えて、「子どもをおもちゃで遊ばせても良い」「おもちゃで遊ばせなくても良い」「子どもに笑顔でいても良い」「子どもに笑顔でいなくても良い」っていう言葉に置き換えた時に、自分の心が喜ぶほうがあるはずなんです。
アイ:うん、うん。まあ、どちらかと言ったら喜ぶっていうのはストレスがないとかそういうことですよね。
曲:子どもは絶対にお母さんを選んでます。そこに甘えて良いんじゃないかなと思います。
アイ:もう、「来ちゃったんだから」っていうことですよね。
曲:そうそうそうそう(笑)。
アイ:(笑)うちも甥っ子が5歳と3歳いて、昨日やっぱり選んで来たなっていう事件というか面白い出来事があって、妹夫婦が車を買うことにして。車を見に行ったと。そしたら5歳の甥っ子が車のディーラーの方に「この車の中で一番安いの何ですか?」って聞いたんですって。うちのチームは常にケチなんで、常に安いものをいつもこう、会話の中に出てるんですよ。お金にケチなんですよねきっと。だから、ああやっぱり選んで来てるなーと思って。一番良いのじゃなくて一番安いのって聞いた!と思って(笑)。だからやっぱり、子どもはちゃんと選んで来てるから、それで良いんですよね。本当に。
曲:良いと思います。そこで何かあったとしても学びでしかないから…。この多様性の世の中で、いろんな人がいる世の中で音が苦手な人とか、耳が聞こえないから大きい声で喋ってくれないと困る人とかいろんな人がいて、いろんな人を体験させて良いと思います。
アイ:うん。それが風の時代っぽいですよね。多様な価値観がそれぞれ良い。みたいな。昔はヒエラルキーだったんでやっぱり価値観がある程度絞られてきた、みたいな時代から変わっているっていうところが大きいんですかね。
曲:あの…子どもの前に自分、なんですよ。お母さん。子どものためじゃなくてまず自分がどうしたいか、何が気持ちいいかっていうところで、子どもに合わせるのが気持ちいい場合もあるじゃないですか。子どもに合わせないのが気持ちいい時もあるし。隣の人が子どもにマクドナルドを毎日食べさせてても自分は嫌かもしれないし。それはもう自分ルールで良いと思います。
アイ:なんか自分ルールって、結局この毎回のお話で共通して結局これに行き着いちゃうんですけど、自分軸があるから自分のルールができる。自分を知ってるから自分のルールが分かる。っていうことだと思うんですけど、それを今回のテーマで言う「子育て」の場合は、子育てを通して知っていく、っていうか学ぶっていう感じですか?
曲:あっ…そうだよね。子どもが親を育てるって言うもんね。
アイ:うん…、そうだと思うんですよね。強制的に子どもから教えてもらっているっていう感じなんですかね、まなかさん。
まなか:私はそれはすごい感じますね。やっぱ私もガチガチだったんで。はじめ子どもがゲーム依存症になっちゃって、で、勉強はあんまり好きじゃなかったんですけど、ちょっと一瞬やらせようとしてたんですよ、勉強を。だけど、拒否反応を起こしちゃって…もう教科書を見るだけで眠くなっちゃうみたいな感じなんですね。それをやってたけど、すぐにダンナに「できない子だ」って言われて。もう高校も行けなくて良いじゃんって言われたんですよ(笑)。もう別にそういう学歴社会じゃなくなるから、高校なんて行かなくても良いんだっていう風に言われて、あっそうだよなって。本当は私も学歴社会じゃなくなるって言ってたくせに高校は行かせようとしてた自分がやっぱりどこかにいて、なんか、それは本当にそういう世の中の決まった…ピラミッドの生き方を今この子達はうちに来て私の考えを全て壊しに来てるんだなって思って。だったらそれは記録しないといけないなって思ってnoteに記録したんですけど…。うん。やっぱ今の子ってすごいですよね、流宇南さん。みんな壊しに来てますよね。
曲:あっ、その話に入っちゃって良いの?そうなんですそうなんです。あの…ネオ縄文っていうのかな。ヒエラルキーのある社会から移行して行くわけですよね。循環系の社会に。その時に壊し屋さんがいっぱい来てくれないとなかなか変えられないじゃないですか。だから、進化した人たちが生まれてますよね。で、教育っていうのがそこで非常に大事になってて、理想はサドベリースクールなんですよね。
アイ:何ですか?サドベリースクールって…なんかストロベリーみたいなかんじなんですけど。
曲:サドベリースクールって私の友達がやってる学校なんですけど、まあもともと北欧の小学校の考え方なんですけど小学校の間は勉強をさせないという決まりがあって、延々子ども同士が学校で遊んでいくんですね。そうすると脳が自由にどんどん育っていくんですね。脳神経のものすごい量が育っていくんです、複雑に。で、そこで子どもが興味を持ったことに対して先生に質問します。先生これ何?どうすんの?ってなった時にはじめて先生が登場するんですね。例えばクッキーってどうやって作るの?っていう質問があったら、小麦粉とは?っていうところから。パティシエさんを呼んで授業をやってもらったんですって。私がその学校に通ってた子で…もう小学校卒業しちゃった子なんですけど、中学校の時に私に気功を習いに来たんですよね。で、気功っていうのは物理学と関係があって、、気功の中で一番大事なのは素粒子なんですよっていう話をしたんですけど、その子はすかさず素粒子について調べ出したわけです。その子の通ってる学校ではできなくて…普通の中学校行っちゃったのかな?だからお母さんに頼んでこう、そういうことを知ってる人たちにいっぱい会って調べたっていうことだったんですけど、北欧のサドベリースクールを卒業した人っていうのは…飛び級で大学にほとんどの人が入れちゃうし、大学入ったとしてもすごい優秀な成績で卒業してるみたいなんですね。
アイ:要するに、すごい脳神経が発達してるからですか?
曲:そうですそうです、脳神経が発達しちゃうと理解力が半端なくなるんです。あと、個性というものに対して誰も止めないから自分軸ができちゃうんですね。
アイ:勝手にできちゃうわけですよね。
曲:小学校の時に自分らしさというものを発見しちゃうんです。
アイ:早いですね。
曲:そうですそうです。それを壊さないようにしてるわけです。大人がね。それがサドベリースクールの考え方なんです。で、その理想的なサドベリースクールに今みなさんが通わせられるかって言ったら通わせられないんだから、せめて家の中で子どもが行きたい方向性っていうものに対して気がついてあげて出来る範囲で協力するのが良いんじゃないかなと思うんですよ。自分がね、例えば歌舞伎役者の一族で、うちには歌舞伎役者になるための子しか生まれてこないからOK!みたいな感じじゃないと思うのね、みなさん。それぞれチャレンジのある子たちがピラミッド壊すぜ!って生まれてきたり育ったりしてるので、その中でその子の個性っていうのは、学校の先生、学校を作ってる人たち、教育委員会の人たちっていうのはピラミッドの中の真ん中以上に子ども達が大人になった時入れるような教育を理想をしているわけですよね。
アイ:そうですよね。
曲:これはもちろん憎しみではなくて愛でそういう風にしているんだけど。そうである限り、難しいです。やっぱりどこかで歪みが出てくる。だから…まなかちゃんのお子さんが高校行きたくないのは当たり前だし、そりゃそうだと思うし、行きたいって言う子がいたらそうだよねって思うし。そうやって子どもが選択して…もう中学校に入ったら、中学校って14歳くらいからかな?子どもは選べると思うんですよ。どっちに行くって。まだわかんない!ってなったらじゃあとりあえずこれやっとこうかっていうのでも良いし、私はあっちに行きたい、私はこっちに行きたいってみんなあるんじゃないかなと。何が気持ちがいいかっていう。で、それが自分で言える、人に言えるように育てられたらなって思います。
アイ:そしてその言い方含めて、それを他人と一緒に共感し合って、より良いもの、より成長させるもの、より変えていくものをできる能力って素晴らしいですよね。話を戻すと、やっぱり思い込みが激しいとやれる幅がすごく小さくなっちゃう。その思い込みの世界でしか生きられないっていうのは、今まではヒエラルキーがあって、ヒエラルキーのここの思い込みでいろんな人がまだそこにいて、良かったんだけどこれがなくなっちゃったらある意味ちょっと昔の思い込みの中で生きちゃうとすごく辛くなるって感じですよね。
曲:うん、辛いと思う。
アイ:辛さが身体に出たりとか、人生がスムーズに行かなかったりとか、そういう出来事にしてすぐ現れるっていうのが風の時代なんですかね。
曲:うんうん、そして、そうですね…そういう本当の友達っていうのが…だんだんみんなが自由になっていっちゃったらね、お互い自由でないとなかなか難しいですね、関係性が。
アイ:うん…なるほど。それがさっきの縄文の時代がこういう感じだった、いわゆる縄文時代から弥生時代の間が日本の歴史の中ですごく変換があったって言われてる自由な繋がりの縄文からいきなり百姓みたいな農耕民族になってルールができた。春は何して夏は何して、村が出来て…みたいな。それがこう、縄文に戻ってるみたいな感じですよね。
曲:あっ、あの…縄文を例えてるだけなんですけどね。まあ、縄文の良いところは、10,000年続いてるんですよ。私たちって高々2000年前何してたんだろうと思うと、まあイエス様生まれたなとか、ピラミッド5,000年前だしな、とかそんな感じじゃないですか。そうじゃなくて縄文時代っていうのは10,000年続いてるんですよ。これちょっとすごいことで。
アイ:倍ですね。
曲:倍ですね。オーストラリアのアボリジニ人が30,000年あの文化で生きているんですよ。
アイ:へえ〜。あれって30,000年も前からなんですか?
曲:彼らは神経とか脳が非常に発達していて、精神力が非常に発達している人たちなんですけど。30,000年あの文化をキープしているらしいです。で、縄文の人たちは10,000年キープした文化の中で何をしていたかというと、毎日神に感謝していたということと、非常に外交的で他の国と非常に友好的にやりとりが出来ていた。毎日神に感謝していたというのはどういうことかというと、森に入って森の恵みを食べるぞとか、動物を殺して動物の恵みを食べるぞとかいうことに毎日感謝して循環させていたことと、他の国とやりとりしてる痕跡があるにも関わらず、人を殺すための武器っていうのが出てこないんですよ。で、芸術的なものはたくさん出てくるんです。首飾りとかネックレスとか楽器とかいろんな創作的なものがたくさん出てくるんですね。縄文時代に今いないから絶対こうだよって言えないけれども、私のイメージの中で縄文時代は平和で楽しくて、アートに溢れてて、みんなで助け合ってたっていうイメージ。私にとっての…縄文時代とネオ縄文の「ネオ」って何を言ってるのかというと、これです。このzoomとか、パソコンとか、人と繋がるということが縄文よりもっと遠くまでできるようになっているという。
アイ:そこはテクノロジーがすごく…今人類が発達させて…縄文時代とは人間性とかやってることとかは一緒だけど技術的にすごく進化したことを「ネオ」と言っているっていう感じですか?
曲:そうですそうです。それがここから先そっちに移行しなければならない…というのもおかしいけど、そういう風になっていきたいなと思ってる世界ですよね。
アイ:それが子育てにおいても…その、自由でいいっていうことに繋がるんですかね。
曲:自由を履き違えちゃうとややこしいことになっちゃんでけど、「自分らしさ」ということに対してまず学んで欲しくて。自由っていうのはもちろん優しさとか…自分の責任の中で生きるとかそういったことを全部ひっくるめて自由でいいっていうことなんですけれども。ピラミッドの上のところを目指してるわけじゃなくて、自分が幸せになるため、友達が幸せになるため、家族が楽しくなるためにはどうしたらいいかっていうところが目指すところになっちゃうので、そういう意味では非常に自由で良いっていう。
アイ:確かに今は時代の過渡期だから「自由」という言葉にもいろーんな捉え方がいろいろありますよね。
曲:ピラミッドの中から見た「自由」っていう言葉はちょっと違うのかもしれない。
アイ:そうでしょうね…。それがまた人それぞれ違うから、こういう対話が必要になってくる。お互いの想いとか、家族ですら子供と親の、そのチームの対話が…言わなくても分かるなんてことはやっぱりなくて…対話をどうやってより建設的に、より良い、自分たちにとって幸せなものにしていくかっていう対話力っていうのが必要になる。対話力っていうのはある程度自分の考えとかチームの方向性に確固たるものがないとなかなかしづらいですかね。
曲:そうですね、えっと…まず、この人何を考えててどう感じてるのかなって思うのは余裕がある、ゆとりがあるわけですよね。そこに興味を持てるっていうくらいになったら、興味を持ってその人が何を感じて何を言ってるのかに興味を持つっていうこと、そして共鳴共感することまでっていうことは大事です。ただここから先っていうのは「自分軸」があったら共鳴共感したことですら断れるんですよ。
アイ:うんうんうん。
曲:そこに距離を持てるんですよ。「いや私はそう思わないんだ」って。
アイ:尊敬の念を持って距離をおけるっていうことですよね。
曲:そういうことです。私もそういう風に思うから一緒にやろうよとも言えるし、それは家族の間でも大事です。スペースというのは、スペースって場所、空間ではなくて自分のスペースっていうのをきちんと持って欲しいんですよね。「自分軸」を持った上でここからが絶対私の守りたい、崩したくない場所だからねっていうのを自分で認識して相手に崩させないで欲しいんです。
アイ:相手はスペースがあってお互いに共存共栄したら良い。それは子育てにおいても、子供と親っていう関係でも一緒っていうことですか?
曲:そうですね。うん。その、子どもの時期っていうのも…3歳までは脳みそのこういうところが育ってますとか、12歳まではこういうところが育ってますとか、そういう時期によって伝わり方が違うので選ばなければいけないんだけれども、まず…魂がどっちが大人かって言うと今新しく生まれてきている方がだいたい大人なんです。その人たちに対して、お互いに尊重しあえるようにいけたらいいなと思います。
アイ:うん、子供とも対等なんですよね。ある意味。
曲:全員対等です。誰とでも対等です。
アイ:なかなかアレですね、興味深い…今40分くらい喋り続けてしまいましたが。笑
お悩みひとつとってもその、「思い込み」から始まる、結果人は子供とでも対等だっていう結論ですね。なるほど。ではですね、ちょっと、せっかくなんで、いろんなお話に行く前にもしご質問等あれば是非お受けしたいなと思っています。何かご質問のある方いらっしゃいますか?
…いらっしゃいませんかね。なかなか子育てのお悩みっていうのは、ちょっと難しいものなんですかね。
曲:悩みが無いのかも。
アイ:(笑)
まなか:でも、もう答えを言っちゃってるからじゃないですか?
曲さん:(笑)。まなかちゃん、すごいポジティブ…。いいわあ。
まなか:?
曲さん:うん、いいですいいです。すごい素晴らしい。そういうことだなって。
まなか:うん、だから、今聞いてた中で、多分自分の悩みとか当てはめたりとかして、ああそうだって思ってる人が結構いたりするから…今質問とか悩みを言ったところで同じこと言われるっていう…(笑)。
一同:(笑)
曲:ごめん、そうだわ(笑)。
まなか:そしたら質問しないかなって(笑)。う〜ん、なんかさっき、「自由で良い」って話、あったじゃないですか。で…うちも自由で良いとは思うんですけど、「自由って何かな?」ってすごい思って。私自身も自由にやらせてもらってるんですけど、やっぱり、ほんと自分で責任を持つってことじゃないですか、自由っていうのは。何でもやって良いっていうことじゃなくて、全部自分で決めて良いけど最終的には自分で責任を持つっていうことが大事だよっていうことを子育ての中でも伝えてあげたらいいなって思ってます。私も子供に関して、高校受験やらなくていいよとは言ったけどそれはもう自分で責任持ってねっていう風に。後々行きたいとか…まあチャンスはあるんで。高校受験の資格とかは取れるからそういうのは教えてあげますけど、選んだのは自分だよっていうことを…やっぱり伝えてます。親がこうだから、病院でこう言われたからこうしようとか、学校から言われたから、とかじゃなくて最終的には自分の責任で選んでねって。で、うちの子は高校受験しないってなった時はすごい喜んだんですよ(笑)。今は結局高校受験しないでどうするんだって言ったら、芸術系の専修学校に通わせるんですね。中学卒業したら。で、この間も先生から学校説明会の紙をもらってきて、3月にあるんだって言ってそのチラシを一日中見てたらしいんですよ。ワクワクしてもう「早く行きたい」って言って…。「あんなこともこんなこともできるんだよママ!」って言ってて。で、暇さえあればそればっかり見てて「早く行きたいなー早く行きたいなー」って。学校説明会行くだけでそんなにワクワクする?っていうくらい(笑)。なんか私は嬉しかったですね。ちゃんとその子に合った選択を応援できてるんじゃないかなって。わかんないけど、こんなに喜ぶんだったらやっぱり高校受験でストレス溜まって親子で発狂するよりは、専修学校の道もアリかなってすごい思って。やっぱり良かったなって思ったんです。
アイ:すごい良いですね。私の例が一番わかりやすいヒエラルキーの例かなって思うんですけど、今まなかさんのお子さんが13歳でその判断ができる。私とか多分…世の中の一般的な例だと思うんですけどやっぱり親が決めた…ヒエラルキーの中学受験だ高校受験だ大学受験だ、良い大学に入れ、良い会社に入れみたいな…たぶん、ある程度自由が無かった。責任を持つ経験も無く決められたものが良いと思ってそこに努力をする、みたいな最後ほうのの世代なのかなって思うんですよね。たぶん、今で言うゆとりの子ぐらいからか…32歳くらまでの人って多分こういう感じで青春時代、大人時代を生きていて…で、この「自由ということ=責任を持つこと」っていうことが無かった。で、結局いつ私が自分の人生に責任を持てたかって言ったら家を出た、30代後半で初めて自分の人生に自由と責任を持てたっていう経験があった。それまではず〜っと親が守ってくれてた。っていうと、ある意味35、6歳からスタートしている。でも、まなかさんのお子さんは13歳でスタートしてるからこの約20年くらいの差ってすごい大きいですよね。だからこそ今生まれてくる子ってそれすらも超越した…ある意味スーパー人間みたいなのが生まれてきて自分のチームに入ってるわけだから自分の育ってきた思い込みってほんといらないんだなって、今の話聞いて20年無駄にするんだなって。無駄っていうかたまたま時代がそうだったっていうのもあるけど20年分って大きいなってちょっと思ったりしました。
まなか:うん、だから今40代、50代、60代の人が苦しいのはそういうことじゃないかと思うんですよね。
アイ:やっぱり苦しいですよね。自分がそうだったのと…今全然違うから。
曲:アイちゃんは瞑想に出会ったじゃないですか。ヨガとかね。出会ってないとして考えたら、大変なことになるもんね。
アイ:いやもう、だいぶヤバい人だったと思いますよ。
曲:今生きてるかどうかも…
アイ:分かんないですよ。いや、生きてはいると思うんですけど(笑)。
曲:アタマが。
アイ:アタマが確実にヤバかったと思いますよ。だから当時居た超一流大企業の上司は私を心配してたっていうか。35歳くらいまではその企業でもある意味立ち位置とか、現場でやれることとか、それなりの年収は得られるけど35過ぎたら何かできる人、何かに責任を持てる人じゃないと仕事って任せられないから…。そういう風になれなかったと思うので。ずーっとあのまんまだったと思う。で、あのまんまなことにイライラしてた人生になってたんじゃないかなって思います。
曲:そうだよね…。初めて会った時…結構一週間刻みで台風状態になってたもんね。
アイ:うんうん、そうですね。
曲:あの時代にもうすでにキツかったのかなって思います。
アイ:そうでしょうね。私があれだけキツかったことが今皆さんに起きてるのかなって。地と風で強制的に全員が変わらざるを得ないっていうんだとしたら相当キツいですよね、やっぱり。
曲:やっぱり、私自身は中学校行ってなくて…、ちょっと行ってます、1年くらいかな。行っても、屋上に行くんですね。屋上で煙草プカ〜って吸ってたりとか。あとは山手線に乗って、ず〜っとぐるぐる周って絵を描いてたりとか。クロッキー描いたりして。で、すごい…小学校6年生くらいから本をたくさん読んでました。小学生とか中学生なのにフランス文学とか(笑)、カミュとかカフカとかわけわかんないものを…あの時は分かってたんですよ。今読んでも分かんないんですよ(笑)。不思議ですね。で…そんな子供だったんだけど、高校は受験してなくて、アルバイトを転々としてたんですね。一年間。とても大変だったのは…16歳くらいの子って雇ってもらえないんです。高校行ってたら雇ってくれるんだけど、高校行ってない子は雇ってもらえないんですね、まともなところは。例えばケンタッキーとかマクドナルドとか。でも、風俗は雇ってくれるんです。風俗は16歳ウェルカ〜ム(笑)!。でも20歳って言ってねって、雇ってくれるんですよ。で、一年間アルバイトをして…で、その時にも良い出会いがたくさんあって。いろんなバイト先でいろんな大人たちに出会うんだけど本当に良い出会いがたくさんあって…今考えるとだけどね。で、一年目に…みんなが高校2年生くらいの時に、長沢節先生っていう人がやってる絵を描いたり洋服を作ったりする学校に入れたんですね。そこ高校を卒業しなくても入りたいひとは誰でも入れる学校だったんで入って、そこでもまた良い出会いがたくさんあって…で、ハタチまでバイトしながら生きてたんですけど、21歳で瞑想の先生に出逢ってるんだけど、その間っていうのは…野生の動物ですよね。子供なんだけど、どこかに所属してるわけではない。例えばアルバイト先もない、学校も普通の学校と違って週に3回くらいで、学生証っていうのも無いんです。私がずっと毎日同じように会う仲間っていうのは特に居なくて、どこにも所属せずに生きてきたけれども、たくさんの人に会って、たくさんのことを学んで、ぜ〜んぶダイアモンドみたいな、宝物みたいなことになってて。それが無かったら今私こうなってないよな、ってのがちゃんとあるんですよ。人は、生かされてるんですよ。野生でも(笑)。だから、会社員になれなくても生かされてるし、生かされてるので…「心配」さえしなければ、大丈夫です。
アイ:人は何でそこで心配、恐れが出てくるんですか?例えばですけど、子育てにおいても子どもがこう…ちゃんと成長しなかったらどうしようとかいう不安だったりとか、そういう恐れとか不安ってちょいちょい自分の人生に出てきますよね。
曲:教育もそうかもね。恐れと不安によって…そうならないために教育してたりするから…なんでかな。
まなか:でも、自分軸があっても恐れとか不安とかって必ず出てくるから…。自分軸が整ってるから絶対それが一切無いわけじゃなくて、大事なのは元に戻るってことなんですよね。私は瞑想とか本当に良いと思います。瞑想に出会って、何で瞑想が良いのかなって思ったら、やっぱり自分に戻れるんですよね。日々忙しく仕事したり家のことやったりすると、落ち着いて自分の呼吸だけを意識する時間って無いじゃないですか。だけど瞑想ってそれが出来ますよね。そういう時間をとることで自分に戻ることができるんです。不安や恐れをずっと抱えてる人って呼吸が浅いから、ちゃんと呼吸出来てない人なんですよ。だからそういう人たちが瞑想を続けたら絶対変わる。やっててそうなるって絶対あり得ないと思います。だから、本当に瞑想なんてお金かからないことだから、是非今日からやったら良いと思う。でも、ただ続けた方が良い。1回や2回でどうこうなるものって無いんですよ。さんざん長く生きてきて、不安と心配とかで何十年生きてきた人が1、2回の瞑想で変わるなんてこと無いから、これからの人生毎日ちょっとでも良いからやるっていう意識に変えていっただけですごく変わると思いますよ。でも不安とか心配は絶対…私だって恐れとか不安とか心配って常に来ますもん。でも、来るけど一旦それはそれで受け入れて、ああそんな自分が出てきたなって思って元に戻るっていうことをやってるんで。そのやり方みたいなものを自分で持っておくと良いかもしれない。
曲:そうね。今だったら、まるぶち新聞のインスタかな?で、瞑想講座の1、2が無料で見れるんだよね。
まなか:まるぶち新聞じゃなくてまるぶち編集長はなさんのですね。はなさんのところで流宇南さんの瞑想が見れます。ちょっと動画が荒いんですけど。
瞑想①動画
瞑想②(お話)動画
瞑想②(瞑想)動画
曲:多分3つに分かれてると思うけど、瞑想の基礎1と瞑想の中級、瞑想とはなんぞやという化学的な話とインド哲学が混ざってる話が2で、3がただの誘導瞑想で。誘導瞑想はどうでも良いんで、1と2を見ておくといいなと思うのと…あと、だからと言って自分の瞑想スタイルを崩さないというか、瞑想は自分のものなので私に合わせない。例えば赤ちゃんだっこしながら瞑想できるんです。本当に忙しくて食器洗いながらでも瞑想できるし。そういうことを忘れないでほしい。こうしなければならないっていうのではなくて…
アイ:せっかくだから軽く、瞑想についてのことを…瞑想とはっていうことと瞑想が何に良いかっていう2つを曲さんから簡単にお話ししてもらえますか?初めての方ももしかしたらいるかもしれないから。
曲:瞑想をしないで生きてること自体、不思議なんです私からすると。どうやって生きてるの?っていうくらい…(笑)。
アイ:(笑)30年以上やってますからね、そりゃそうなりますわな。うん。
曲:瞑想がなぜ大事かというと、頭の中で瞑想できたかできてないかは判断しないでほしいんですけども、瞑想をやる姿勢を、自分から瞑想に歩み寄る姿勢を持ち続ける限り、裏切らないです。絶対に、あなたの人生の何かが変わってきます。それは神秘的なこととかスピリチュアル的なこととかじゃなくて、具体的です。非常に具体的な結果として現れてきます。で、その結果をつくるのは自分なんだけれども…自分の軸に還るんですね。瞑想っていうのは自分の軸に還りやすくなります。還れるようになるし、還った自分の軸、心がどうしたいかっていうのをキャッチできるようになる。キャッチできるようになると自分の心が喜ぶ人生が始まります。それは最初は目に見えないくらい微妙なことかもしれないけれども、毎日毎日毎日毎日続けて、3ヶ月間続けてちょっと後ろを振り向いてみてください。3ヶ月前の自分ってどうだっけって。で、また半年くらい続けて振り返ってください。ビックリします。3ヶ月目で「おお、すげえな」って思います。で、1年2年経つともう瞑想をしなかったっていうことが考えられないくらい、効果的なことです。
アイ:瞑想っていうのは…スピリチュアルじゃなくて現実的なことを言うと、脳みその部分の使ってないところを活性化するんですよね?
曲:そうです。まず呼吸に意識を向けると前頭葉以外のところに酸素とか必要な栄養分が十分に供給されるようになります。それが一番現実的なことなんだけど。
アイ:うん。で、まず脳が使われる、呼吸が全身を通るようになる。という現実的なところから始まり、それが自分の軸に…そういうところに繋がっていく、みたいな感じですかね。
曲:私たちの脳の機能というか、脳が考えたり、どういう風に生きるか決めていくわけですけど。その機能をマインドとすると、マインドを道具として使えるようになるんですね。心がマインドを使うようになります。それが私にとっては人生なんだけど、マインドが身体を使ってたら、24時間マインドで生きてたとしたら、それは大変なことだろうなと思います。
アイ:欲のおもむくまま?
曲:なんだろう…。恐怖だったり、怯えだったり、まなかちゃんも怖いと思う時があるじゃないですか。私だって怖い時があるけど、その…そこで生きちゃうわけですよ。「どうしよう、怖いから職安に行っとこう」とか。そういう風になっちゃうわけですよ。「どうしよう、怖いから子供を何が何でも高校に行かせよう」とか。それがマインドで生きるっていう。でもマインドは本当はいつも待ってるんですね、命令を。あっちに行きたい、こっちに行きたいって心が言ってくれたら…マインドって本当に素晴らしいスーパーコンピューターなので一番良い道をダーッって探してくれます。で、誰かと出会ったり、運気がガラッと変わるチャンスがフッと訪れるようになってきます。
アイ:その心に繋がるのが瞑想だっていうことですかね。
曲:そうです。心を尊重するっていうことと、繋がるっていうことと、そして心で生きることを助けてあげるっていうことが瞑想です。心で生きられるようにしてあげることの入り口が瞑想です。
アイ:まさかこのお茶会でですね、今日瞑想の話をするとは…。
曲:今日はしないと思ってた(笑)。
アイ:あはは(笑)。じゃあ話をもとい。で、普段、基本的に曲さんはアロマの施術もするし、マナ香とかHappinessとかのアロマを作るし、この瞑想を教えるっていう仕事も結構メインでされてますもんね。
曲:そうですね。瞑想を教えるのはライフワークで…。これは仕事というか…後ろから押される感じなんです。
アイ:いつかね、このお茶会でも瞑想会やってもいいかもしれませんね。で、香りの話に戻そうと思います。今Happinessとかマナ香とかいろいろ売り出されていく中で、今回これからの香りっていうところで子どもに対してとっても良い働きをすることができるんですよね?
香りのはなし(ZOOMお茶会限定の子どもアロマミスト3本セット)
曲:はい。香りは脳に対して、いろんな脳内ホルモンを促してくれるんですね。例えばリラックスしたい時もあれば、集中したい時もあるし、楽しくなりたい時もあるじゃないですか。それぞれ脳内で出てるホルモンが違います。リズムを生活の中に作っていくっていうのが大事だなって私は思っていて、朝から例えば眠くなる香りを嗅いでたらまた寝ちゃうので、爽やかで集中力がアップしたり楽しくなったりする香りが良いなと思うし、勉強してる時に遊びたくなるようなワクワクする香りよりも、脳が全開になるような集中力が増して静かになっていってでも目が覚めるみたいなものが良いと思っていて。で、特に勉強っていうのは大事なんですけども、香りを知覚する部分っていうのが脳のほぼ真ん中の方にあるんです。脳がこうあったら中心にあるんですけど、そのとなりは海馬なんですよ。香りを嗅ぎながら何かを覚えたいこととか学びたいこととかを学んでいくと、それは海馬をすごく刺激することになるんですよ。この香りを嗅ぐと思い出すとか、できるようになるんです。それが効率的な勉強法かなって思うのと、あとぐっすり寝るっていうのもすごく大事だなって思っていて。やっぱり東京に住んでるとね…私、大分と東京とで生活してるからすごく分かるんですけど、やっぱり夜の音が東京と全然違うんですね。大分で寝る時家の前が山なんですけれども、あのね、「し〜ん」っていう音が…手塚治虫が漫画に音がしない時「し〜ん」って描くけど、本当に「し〜ん」って音がしてるんですよ(笑)。静かなんです。東京で夜、瞑想してると瞑想に入る前っていろんな音が聞こえてきて、かすかな車の音とか、やっぱり…なんだろうな、電波を感じてるのかな。いろーんなソワソワしたエネルギーとか、感じますね。で、そういうことを一切忘れて深くふう〜って深く寝れるような香りっていうのがあって、それを使うことによって、一日に起きたことを寝てる間に全部整理整頓できるんですね。あと、そういう風にぐっすり寝ると肌の回復力とか身体の回復力っていうのがすごく出てくるんですけど、うちの弟で…特にその、集中力が増す香りっていうのを試したことがあって。うちの弟は練馬区で一番バカな高校に一番ビリッケツで入ったそうなんです(笑)。で、その高校で一番ビリな成績だったんだけれども、その弟がある日、一級建築士だか二級建築士だかを取るて言い出して、香りで取るから香りを作ってくれって言われて(笑)。すごい昔ですよ。分かったって言って、とりあえず記憶力が良くなって集中力が増す香りっていうのを作って渡したんですね。で、弟は夜ぐっすり寝る人なので、寝る香りは作んなかったんですけど、とりあえずそれを渡して…あと弟はもともと楽しい人なので、楽しい香りも作んなかったんです。それだけを渡して、それで彼はそれを嗅ぎながら勉強してたんです。で、試験会場にその香りをふでばこに仕込んで持って行って、その香りを嗅ぎながら試験の問題を解いていたら、やっぱり香りを嗅ぎながらやったので記憶のところが刺激されたのと、その香りは自分の部屋の香りにもはやなってたから、自分の部屋で試験を受けてる気持ちになったそうです。で、一発合格してその後味を占めた弟は、宅建っていうのを取るからまた同じのを作ってって。言われて作ったらやはり一発合格したんですね。で、弟が受かるぐらいだから大したことない資格だと思って宅建と建築士ってそんなたいしたことないんだな〜って思ってたら、すっごい賢い人が落ちたって聞いて、えっ!?って思って。もしかしたらやっぱり弟はちゃんと勉強の時の香りが良かったんだなってっていう風に思いました。っていう話ですね(笑)。
アイさん:私も、ずっと付き合ってた彼氏の車の匂いっていうのはやっぱりずっと覚えてて、二人の関係が一番良い時に嗅いだ車の匂いっていうのは、その車のディーラーとか、その車にたまたま乗ると思い出しますよね、やっぱり。
曲:去年流行った「ドルチェアンドガッバーナの香り」ってやつ(笑)。
アイ:(笑)。そうですね、あんまり聴いたことないですけど(笑)。でも多分そういうことですよね。それを曲さんは勉強に効く、リラックス、眠る、に使い分ける。
曲:使い分けるのをその時にどうかなって思ったんです。
アイ:で、今回子どもの中でも3つリズムってあるよねっていう。リラックスさせたい時、すごく楽しい気持ちを継続させたい時、そして集中力を高めたい時。そのリズムを作ってあげるっていうこともひとつポイントなのかなっていう感じですよね。まあ、大人もそうだけど。
曲:これは大人が使っても子どもが使ってもどっちでも大丈夫なんですけど、特に大分の子供には必要ないと思うんですけれども。私今世田谷に住んでるんですけど、ここらへんの子は使った方が良いかなって思います。これはやっぱり…ぐっすり眠れないだろうなとか…みんなね、礼儀正しいんですよ。お子さん。で、大分とかって、子どもが「やーっ!!」とか言いながら走り回ってたりするんだけどこの辺ではそういうこともなく(笑)。ちょっと楽しい香りで、音楽ガンガンかけて一緒に踊ってあげたいなとか思ったりとか。まあそんなね、近所の子どもを誘拐して一緒に踊ってたらおかしいけどね(笑)。そんなことを子どもを見ながら思っちゃうんですよね。
アイ:それぐらい首都圏にいるお子さんっていうのはやっぱりのびのびとする環境がなかなか無いって感じなんですかね。
曲:大人が気をつけて作ってあげなきゃいけないのかなって。
アイ:そうですね…土地が狭いし自然が近くに無いですしね、なかなかね。
曲:そうそう…。そんなことを考えてました。それでもし必要であればなんですけども、和む香りと楽しくなる香りと全集中の香り。3種類セットで試しに作ってみようかなと思ってます。もし必要な人がいればまなかちゃんに。ドロップスの木に連絡で良いのかな?
まなか:はい、商品ページを作ります。今日の6時に販売します。10セット。50mlを3本セットで。(※販売は終了しました)
アイ:今回からの取り組みで、このお話と連動してそれに合った…処方箋じゃないけれども、そういったものを販売してみるっていう試みの第一弾になります。もう一度言うと「和み系」「楽しい系」「勉強」。で、これがそれぞれ使うんではなくて3本同時に使うことでまずはリズムが作れてそれぞれのチームのお子さんにとっても良いのかなっていうことで、今回はセットでスタートできればなと思っています。多分それぞれのチームで…曲さんの弟さんみたいにすでによくリラックスできてすごく楽しめることができる方もいるし、それぞれのチームでは違うと思うけど、まずは3本使ってみていただきたいっていう感じですかね。
曲:そうですね。前に受験生の…進学塾が夏休みに合宿するんです、山に。その合宿先でアロマやってくれって言われて。小学校の6年生のクラスの子達にアロマを教えてた時にやっぱり先生方も親御さんも集中力が上がって記憶力が良くなるやつ作ってって言ってたんだけど、それだけだと全然意味がなくて、ぐっすり眠った時に今日見たことをきちっと整理するんですよね、脳が。「ぐっすり眠る」が絶対必要だし、この生活を続けるんだったら絶対楽しい時間をいっぱい作らないとダメ。楽しい時間があって、ワイワイ遊んで、効率よくちょこっと勉強してぐっすり眠っとけば受かるよって、言ったんですけど(笑)。それで私は一種類だけだと、ちょっとなぁって思って。
化粧品認可が取れた、化粧水【ドロップ水】について
曲:大丈夫、用意してある。「ドロップ水」。「ドロップ水」です。化粧品認定取りました!取れてま〜す。
一同:(拍手)
曲:なので堂々と化粧品としてお肌につけて良いですよと言えま〜す。というものが出ました。えっと、ドロップ水は一応化粧水なんですが、美容液ぐらいの濃度でトロットロになってます。メインに入ってるものは…エッセンシャルオイル相当量入ってるんだけれども、いろんなものが入ってるんだけどメインのものというのが納豆の発酵エキスなんです。それを化粧品認可を取るためにその言葉は使えないので「大豆発酵エキス」という名前に変わってますけれどもそれは納豆菌のエキスのことです。納豆菌の中に含まれているポリアミンって聞いたことありますか?
アイ:ないです。コリアンダーみたいに聞こえます。
曲:あっ、「ポ」。「ポリアミン」。
アイ:ポメラニアンじゃないんですか?大丈夫ですか(笑)。
曲さん:「ポリアミン」です。ふふ(笑)。納豆菌エキスの中にポリアミンが入ってて、ポリアミンは人が夜寝る時に細胞の再生をするじゃないですか。それを3倍にするお手伝いをしてくれるんですね。3倍若返れるのがポリアミンなんです。
アイ:へえ〜。
曲:まあ、美容業界だと究極のアンチエイジングって言われて…すっごく希少なもので…。使ってる化粧品がほとんど、少ししか無いですけれども、すごいものだと言われてます。そのポリアミンがふんだんに入ってます。エッセンシャルオイルが入ってるのにも関わらず乳化剤が入ってないんですね。入れないと分離するんですよ。で、ただ乳化剤の代わりに入ってるものがあって、これがバージンオリーブ油の中の加工していくと出てくる…化学名でいうとソルビンとかソルビタンとかいう名前のものがあるんですけれども、バージンオリーブオイル由来のソルビタンが入ってます。それで乳化してるので皮膚に…まあ、その子たちが何をしてくれるのかと言うと皮膚に対してバリア機能を発してくれるんで、水分の蒸発をかなり防いでくれます。長期にわたって。塗ってしばらく乾燥しないんじゃなくて、よく化粧水バシバシつけてすぐオイルつけなきゃってなるけど、これは塗ってしばらくじゃなくて長期間乾燥しないようにしてくれてますし、中に入ってるエッセンシャルオイルが水とか納豆菌エキスとかと分離しないようにしっかりと混ぜることができてます。で、エッセンシャルオイルは今回メインがパチュリが多いので、落ち着いたしっかりした香りになってます。エキゾチックなんだよね。
アイ:うん、ちょっとリゾート地でつけるような感じの香りがしますよね。
曲:私世代にとってはおばあちゃんの家の箪笥の匂いなんです(笑)。
アイ:なるほど(笑)。
曲:落ち着いた良い匂いがします。…使った?
まなか:あ、良かったです、めちゃくちゃ。やっぱオイルとプラスで使ってるんですよ。マナ香とかHappinessとかと。
曲:それが一番良いんです。
まなか:すごく良いです。
曲:この子は生きてるんですね。生きてるまま塗られて、その上にオイルを塗ってくれるとすごく長生きになります。
アイ:私は曲さんところのオイルをHappinessを含めてもう7年くらい使うお客さんになったのかなって思うんですけど、まず7年間使い続けている絶対の信頼があり、オイルだけだったけどそこに化粧水も加わって。本当にもともと肌トラブルが大分無いんですけどより無くなった気がします。あと、乾燥しない。
まなか:しないしない。全然しない。
曲:酸化防止剤として、多糖類…とうもろこしを発酵させて作ってるキサンタンガムっていうのがあるんだけどそれが入ってます。だから化学的なものがゼロとは言えないけれども大体植物由来のものしか入ってないし、ちょっとエッセンシャルオイルが濃すぎるから合わないっていう方もいらっしゃるかもしれないけど、ほぼほぼ誰にでも使えるし、アトピーの人とかも使うとすごく楽になると思います。
まなか:全身に使えるんですよね?
曲:全身に使った方が良いです。免疫力が上がります。
アイ:今大事ですからね。免疫力を上げないと…。
曲:すごい伸びるので、ものすごく真面目に足の裏まで使うと1ヶ月に1本半になっちゃうんだけれども。大体普通の人が全身使うと1ヶ月に1本でいけると思います。
まなか:今先行販売で在庫がどれくらいか分かるんですけど、始まる前はあと10本くらいでした。正式な販売はまだ。
曲:ほんとに??始まる前にそんなに売れちゃったの?すごーい。
まなか:はい。今買うとお買い得っていう…。
曲:あそうだ、値段がね。
まなか:ええ、値段がお買い得なんで。でもわからないです、在庫あるか。今。
曲:もしあったらまとめ買いした方が良いと思う…。まとめ買いしても良いの??
まなか:ああ、いいです。制限かけてないんで。だいたい2本ぐらい買ってる人が多かったです。
曲:うん、そのほうが良いと思います。
アイ:すごく、ほかの化粧水には無い美容液にほぼほぼ近いけど化粧水としての役割もあって…匂いも良くて、全身に使えて…。あんまりないですよね、こういう化粧水。
曲:マナ香とかHappinessとの相性が良いのも嬉しいです。
まなか:うん、めちゃめちゃ良い。香りも…ルーナさん、タンスの匂いとか言ってるけどそんな嫌な匂いじゃない…(笑)。
アイ:あ、なんか今チャットにスタッフの方が…モニターで使っている方の感想がとても良いのでちょっとお伝えしてもいいですか?
曲:お願いします。
アイ:「正直納豆のイメージが強かったけれども実際使い始めると納豆のなの字も無くて、有機成分、主にハーブの香りが漂ってとろりとした使用感。3日目ですが今のところ全く問題ない。で、このドロップ水の後にHappinessかマナ香をそのままもしくはスクワランオイルで希釈して使っています。マスク生活で殆ど化粧もしなくなったけれども、出かける時はちょっと硬めの日焼け止めを塗る程度だけれどもカサつくこともなく潤いを持続させていて、もし基礎化粧品になかなか良いものに出会ってないなーっていう方もぜひ選択肢に入れてみるとアリだと思います。」っていう。
まなか:あ〜。ありがとう〜。
アイ:ありがとうございます。ほんと、その通りですよね、すごい分かりやすい文章です(笑)。
アイ:じゃあ、ちょっと、いい感じのお時間になってきたんで、みなさまありがとうございました。で、次の回ですけど、次はなんとお金のこと。お金にまつわる不安とか…例えば今後お金がなくなったらどうしようとか、お金に関する全般的な質問っていうのをテーマにしてお茶会を開催しようと思います。
一同:ありがとうございました。
次回のZOOMお茶 2/28 AM10:00~11:30
テーマ*お金のこと
ZOOMお茶会は、dorpstreeofrootsのインスタのアカウントで音声のみ配信し、その後IGTVに保存します。
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