神社巡り④ 櫛名田姫を巡る
今回は特に追加がありそうな予感で満載です。
どう書き始めれば良いのか、わからないところもあります。
ある時埼玉の地を巡りました。地元です。
我が家は素戔嗚尊に縁のある場所に導かれる運命にありまして、といいつつも「素戔嗚尊」に対しては不思議な感覚で、守られているという気持ちと悲しみの気持ちが半分半分という感じなのです。
国常立命さんにも縁があるのですがこちらは、愛、という感覚です。
とある日、ふと朝起きて「氷川女體神社に行きたい」と思ったのです。先日友人と巡った時に1箇所だけいけなかった神社です。
氷川女體神社に長くいるとふと、櫛名田姫の悲しみを感じたのです。
とある本によると、素戔嗚尊と櫛名田姫は結婚生活ののち、素戔嗚尊は九州に平定にいき、そこにいた女性と子供を成し、詳細は省きますがその子供たちがその後出雲や、大和の王となって行ったのでした。
櫛名田姫は、素戔嗚尊が九州へ行ってしまった後、どうしていたのでしょうか。
ふと、素戔嗚尊とはお別れしたのではないかと思ったのです。
とあるシーンが目に浮かんだのです。
おそらくそれまでも素戔嗚尊は、たくさんの女性と関係を持ち、しかしそれにより無事に国を平定して行ったのだろうと思うのです。
クシナダ姫はそれを喜び受け入れていました。しかし、「九州(当時は九州ではなく日向だったかも)へゆく」と聞いた時は、反対したと思うのです。それは霊感のあられたであろうクシナダ姫が、その後の出雲の悲しい歴史を見ていたからだと思うのですが、素戔嗚尊は自分は強いから問題ないと、大丈夫だと旅立ってしまったのではないかと思ったのです。
クシナダ姫は、悲しみに暮れ、出雲を旅立ち富士に行きました。
調べてみるとそのように伝承されている伝承もあるようです。
クシナダ姫は、その地では今は木花之佐久夜姫や瀬織津姫としても生きているように思うのです。身分をお隠しになっていたからでしょうか。
富士の神社でクシナダ姫は、天下春命と婚姻したようです。
クシナダ姫はとてもこの地を気に入り、長くこの地にいらしたと伝承されています。私も富士のこの地が大好きです。
天下春命もまた国を平定するために旅立ちました。クシナダ姫は静かに、それを待たれました。
ある日平定が済んだ天下春命とクシナダ姫は関東のとある地で会う約束をしました
それが小野神社だと伝承されています。小野神社にはこの天下春命と瀬織津姫が祀られています
(行ったけど写真がない、、、)
しかし伝承によれば、ここで天下春命もまた、若き女性を2人妻として迎えていたことを知りました。
そこで、クシナダ姫は身を引きました。
北へと道を歩み、最後を過ごした土地は「早池峰神社」であると伝えられています。実は、2024年の8月に早池峰神社へも足を伸ばしていました。
伝承はここまでですが、わたしは彼女は再び南下したのではないかと思っています。
その最後の地としてわたしの記憶を辿ると1番近い場所は京都の貴船神社です。
かなり、突拍子もない話ですが、そうなると全てのパーツがはまったように思うのです。
美しく気高く生きたクシナダ姫様は今の世の中を見てあの日の後悔を悲しみを今度は繰り返してほしくないと思われているように思います。