怒りの感情との上手な付き合い方
生きていると、人間関係の悩みというのは尽きませんね。
腹が立つこと、悲しいこと、寂しいこと、悔しいこと・・・
意地悪をする人や、自分の利益ばかり考える人
自分の意見を押し付ける人
ルールを守らない人
気が利かない人、悪気はなくても気がつかない人
いろんな人がいるこの地球
「穏やかに平和に、一日を清々しく過ごしたい」
こんなささやかな望みさえも、叶えるのが難しい。
相手に怒りの感情を感じていても、立場的にどうすることも出来ない場合は本当に苦しいですね。
どうしようもなく腹が立つけれど、グッと我慢をしないといけない状況。
この怒りのエネルギーは、とても強烈です。
このまま自分の中に溜めてしまったり、自分に向けることは避けたい所です。
理解者がいて、話を聞いてくれるなら言っても良いと思います。
でも、話することでまたそこにエネルギーを当てて詳細に思い出したり、言葉にして伝えるというのも、辛かったり。
そして理解者だと思っていた人が共感してくれなかったりしたら、もっと辛かったり・・・
悔しい、腹が立つ、わかってもらえない・・・でも、何も言えない。
特に身近な人にこのような感情を抱いている時は、強烈なエネルギーとなっており、その感情からなかなか抜けらないのではないかと思います。
ですが、この強烈なエネルギーというのは、見方を変えると宝でもあると思います。
平穏な毎日を送っていると、こういうエネルギーを自分で発することがなかなか出来ません。
この怒りのエネルギーは、普段自分が抱えている「恐れ・不安」に立ち向かっていける強いエネルギーです。
自分の人生の殻を一枚破っていける行動を、こういう時はとれるはずです。
やけになった行動ではなく、自分を信じて自分を大切にした行動です。
大袈裟なことでなくても、
★いつもの日常だったら行かない場所(例:遠方の神社など)に行ってみる
★思い切った、断捨離をする
★やってみたかったけれど怖くて出来なかったこと、少しトライしてみる
★気になっていたあの人に連絡してみる
★高いけれど美味しいものを食べに行く
★病院や歯医者に行ってみる
★自分の将来を真剣に考える
こういう風に意識を少し変えただけで、自分の中のエネルギーがふっと変わると思います。
体が軽くなったり、もちろん気持ちも軽くなったり。
相手に対する怒りという重いエネルギーから離れて、軽い波動領域へ変わっていくはず。
少しは相手に怒りのエネルギーが向かなくなってくると思うので、最後にこういうチャンスをくれた相手に、こう口にすると良いです。(独り言でok)
「あなたの幸せを願います」と。
本当に思っていなくても、言葉だけでOK。
相手と波動領域が変わることで、少しずつ関係が変わったり、離れたりいなくなる現実も訪れる場合もあります。
普段、私が行なっている怒りのエネルギーに対する対処法でした。
全てのケースに当てはまる訳ではないですが、参考になればと思い今日は記事にしてみました。
時間は命です。
嫌な出来事があって、それに振り回され、その出来事を頭の中でグルグル考える。あれこれ思って、落ち込んでしまう。
その時間、勿体無いです。
感情のコントロールはとても難しいですが、ふっとこんな考えがあることを思い出し、自分の状況を俯瞰するきっかけにしていただければ幸いです。