屈折部分にいた頃

辛い時期です。と話してくれた方がいた。
その方へ、そして毎日頑張るすべての方々へ

ずっとずっと隠して、見えないように
言えなかったことをお話ししようと思います

もしかしたらちゃんと
    あの頃を初めて思い出すかもしれない

この話で誰かの経験の助けになるように
そして、同じ人たちの希望になれますように。

実はわたし、鬱病でした!

そして、
起立性調節障害
自律神経失調症
病らしい病を3つ一気に抱えていました

まず、鬱病とは
気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったり、食欲減退、全身のだるさなど心や身体に様々な形で現れ、日常の生活に支障が出るまでになった病気です。
(ネットの記事を引用しました)

そして、起立性調節障害とは
自律神経に不調をきたし、起床する際に脳や体への血流が低下する病気です。
(ネットの記事を引用しました)

最後に、自律神経失調症とは
生活の乱れやストレスにより自律神経のバランスが崩れることで、さまざまな症状が表れる状態です。(ネットの記事を引用しました)

見るのがしんどくなる人は
明るい話を是非沢山見てください!
無理をしてみなくて大丈夫です!!
とっても気持ちがわかるから!!

ある日、右のリンパ腺がボコッと腫れ
悪寒に襲われ、体温計を床を這いながら取り
測ってみると、39.8度
コロナかインフルエンザだろうとすぐに病院に

21年間元気すぎて、病気なんて一つもなく
病院の記憶がなさすぎる人生で、
頭がぐらぐらとモヤがかかったような
現実か夢かわからなくなりました。
とても怖かったのを覚えています。

内科に連れられ、診断されたのは
疲れからの熱だろう。でした

親や友達には、
“え?全然疲れてないし、なんでだろう?”
と話し、
本音は、
“正直体に出るまでわからなかったけど、
              どこかおかしい”
 と感じていました。

医者に、1週間休むように。
と言われ、今では「よっしゃ!!!」
と思えよ、、自分、、、と言いたいところだけど
当時のわたしは、
「休まなくても別に平気」でした。

強いのが凄くて、我慢できるのが良いと
どこかで自分に言い聞かせていたのだろうと
冷静になった頃に気づくことができました。

当時正社員だった会社に
1週間お休みを頂き、
     解熱と向き合う毎日でした。

4日間39度以上の熱に襲われた時は
「もうだめだ、、、」
「元気に生きてたバチが当たってしまった」
と自分に鞭を叩いて早く治れと言い続けました。

でも家族は
「何も考えずに休みなさい。」
「頑張らないことを頑張りなさい。」
と優しさで怒られたのを覚えています。
多分、
その辺りから気づいていたんだろうと思います。

休んで休んで休んでも
全く良くならない。
むしろどんどん悪化している。
とても悔しかったです。

その頃、
“全く笑えない”
“話せない”
“ご飯が欲しくない”
“寝るのが怖い”
“動悸で目覚めてしまう”
“めまいで歩けない”
“手が震えてしまい、上手く文字が書けない”
この症状に襲われ
生きる元気なんて全く無く
夢なんて一つもない、今に必死な毎日でした。

ある日、動悸とめまいの検査で
測った血圧と脈拍が思いっきり数値オーバー
岡山県の大きい総合病院でMRIを取るようにと
紹介状を渡されました。

人生で1番怖かった。
検査が怖いというより、脳に何かあったら
身体のどこかが悪かったらと
検査結果を見るのが怖かった。

もう夢も叶えられないし、
楽しく生きていくのも不可能なのかもしれない
そう感じていました。

検査日当日
MRI室に入り、約30分
その時間、
言葉に表せられない恐怖と絶望に襲われた。

終わって母と姉の顔を見て
“まだ笑顔で生きたい”と思いました。

担当医師から検査結果を言われた。
“綺麗な脳、血液検査も全く問題なし、
           心電図も綺麗でした”
もう、胸を撫で下ろした。
まだまだ生きろということかと。

そうすると総合病院の医師は、
心療内科に行ってみてほしいと勧めてくれた。

そこで初めて、
もしかしたら精神的に悪いところがあるのかもしれないと。

その日に心療内科の予約を入れ、
次の週に初めて心療内科に行った。

心療内科のナース
“この紙に記入お願いします”
“アンケート形式になっているので
           答えていってね”

相変わらずプルプル震える手を隠し
バインダーを強く持ち、記入した。

なかむら いろはさんどうぞ〜と
優しい先生がドアを開け迎えてくれた。

入って、記入した用紙を渡した。

色々と今までの経緯を話し先生は話した。

“頑張りすぎましたかね。”
“鬱病です。
 あと、起立性調節障害、自律神経失調症です”

隠していた全てを暴いてくれた。
心からしんどかったのかもしれない。

“辛くないようにお薬を始めてみましょうか”

実は、そこから鬱病の薬を今でも飲んでいる。

最低なことに、
その薬を心から恨んだことがある。

わたし
“この薬でわたしがわたしで無くなるんだ”
“これを飲んだら、、、”
正直、飲みたくないとも思った。

けど、家族はそんな心をわかってくれていた

“飲んだら今より少し良くなるよ”
“少しづつ治していけたらいいね” と。

長くなったけど、
もししんどくて逃げたくて
自分が自分じゃ無くなってしまった
そんな気持ちになった、なったことがある、
なってしまうんじゃないかと不安に思うあなたに

確実に良くなると伝えたいです。
薬を継続的に飲む必要はあるけど、
(急に辞められる薬では無い為)
 それ以外今全てが良くなりました。

期間なんて関係ない。
人それぞれのペースがあるから気にしなくていい。

あなたが頑張れないなら頑張らなくていいんだよ
元気がない日は爆睡したらいいよ
何もしなくていいよ

ただ、生きる希望を捨てないでほしい。

ゆっくりゆっくりあならしくいてね

なかむら いろは

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