見出し画像

佐倉藩鎮守 麻賀多神社(まかたじんじゃ)

こんにちは、いろはす@千葉在住です。

ゆるい感じでスタートした「房総三国神社御朱印めぐりの旅」。
さっそく案内帳をめくりながら、富里から近い神社を探しました。

そうして見つけた行き先は、佐倉藩鎮守 麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。


1. 佐倉藩について

佐倉といえば、武家の街。藩校後や武家屋敷など、今でも当時の武家の街の面影を多く残しています。佐倉藩が、下総で一番大きい藩だったというのは知っていたけど、それ以外は何も知らない私です。

2. 佐倉藩鎮守 麻賀多神社(まかたじんじゃ)

千葉県佐倉市の中心にある麻賀多神社は、地域の方からは親しみを込めて「まかたさま」と呼ばれています。
名前の通り、佐倉藩を鎮守する神社です。佐倉「」鎮守というところがいかにも佐倉っぽいなと思ってしまいます。

3. 新年の挨拶は「おめでとうございます!」

松の内に訪れたので、境内にはたくさんの職員の方が参拝客を迎えていらっしゃいました。
境内で歩いていると、すれ違う職員の方から大きな声で「おめでとうございます」と挨拶されます。なんだか嬉しくなって、同じく大きな声で「おめでとうございます」と挨拶を返します。
神社で大きな声で挨拶するという経験は初めてでしたが、とても気持ちの良い慣習だなと思います。

4. 願掛けの柏手(かしわで)が、難易度高い

御朱印をいただいて、無事にスタンプもゲットしました。
すると、隣のカウンターで、
◯◯さんの◯◯大会での、活躍を祈念しましてぇー、お手を拝借(うろ覚え)」
という大きな声が聞こえてきて、続いて
パパパパ、パパパ、パパパパ、、、、(うろ覚え)」
という変拍子の柏手。
もちろん、境内の職員の方が全員参加です。
どうやら中学生くらいの男の子とお母さんが、部活動の大会で好成績を祈願したらしく、私も参加したかったのですが、リズム感ゼロなので叶わずでした。
あれはなんだったのだろうと気になっています。

5.  ご由緒など

古事記にも登場する「和久産巣日神(わくむすび)」、日本書紀では「稚産霊命(わくむすび)」と記録される古の神様を祀っているそうです。
このワクムスビの神様は、国うみを行ったイザナギのイザナミの子供です。さらに、ワクムスビ様の娘は、伊勢神宮外宮に祀られるトヨウケビメの神様、即ち豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。

下総国(しもうさのくに)成立以前の印旛国には、朝廷より国造(くにのみやつこ)が派遣されていました。その国造に多一族(おおいちぞく)の伊都許利命(いつこりのみこと)が就任したとの記録が先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)に記載されいます。
その伊都許利命(いつこりのみこと)がワクムスビを祀ったのが麻賀多神社だということです。

6. Googleマイマップ

いいなと思ったら応援しよう!