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#2 おすすめ出前授業①【マット運動・跳び箱】
~ irodori News(イロドリ ニュース) ~
☆出前授業に関する情報を不定期で発信します。
☆今、お勧めの出前授業テーマ
~学校ニーズのある分野~
~企業ニーズ・メリットのある分野~
をご紹介します。
☆出前授業事前・事後の様子や、当日の出前授業で紹介できなかった写真、出前授業を実施した企業・団体様の取組なども報告する予定です。
企業-学校のWin-Winを実現する出前授業をぜひ実施しませんか?
~今の時期におすすめの出前授業を紹介するシリーズ!~
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🔻札幌市の小学校では、1~6年生の全学年で、「マット運動・跳び箱・鉄棒」といった器械運動を行います。低学年のうちは、技そのものを指導する授業というよりは、基礎となる動きが自然と入った「運動遊び」をたくさん経験させるような学習です。
中学年・高学年と学年が上がるにつれて、
◆マット運動であれば、
「前転・後転」「開脚前転・後転」「側方倒立回転」…
◆跳び箱であれば、
「開脚跳び」「台上前転」「首はね跳び」…
といったように、段々と具体的な技の習得を目標に取り組みます。技の組み合わせを考えたり、発表形式で表現したりする場合もあります。
🔻この器械運動の学習。担任の先生方は、なかなか指導(授業づくり)が難しいと感じる単元です。「子どもたち全員の成長や変化を大きく実感しずらい単元」「指導に手ごたえを感じずらい単元」とも言い換えることもできます。そこには大きく3つの理由(背景)があるのです。
🔻言い換えると、専門的な指導が可能な体操教室・スポーツクラブの指導者の方が小学校で出前授業を行うことで、学校現場での課題が大きく改善できるということになります。
そして、よりよい指導のおかげでマット運動・跳び箱の楽しさを知って、指導してくれた方のいる体操教室・スポーツクラブへの体験・入会に心が動く子どもたちの姿も期待できるのです。
過去実施のサッカー教室を通して、実施企業のサッカースクールに入会した実績もございます。効果的なプロモーションの場となるよう、弊社が学校と企業の双方に働きかけ、強力に出前授業の実現をサポート致します。
🔻それでは、体操教室・スポーツクラブ関係者による出前授業を実施することのメリットをご理解いただくため、教育現場の「マット運動・跳び箱」の指導にどのような難しさがあるか、以下具体的に説明させていただきます。
~小学校の学習だけでは上達が難しい理由~
🔻理由その① 苦手意識のある子が多い
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体育に限らず、算数でも国語でも、音楽でも図工でも、どんな教科の学習にも苦手意識をもっている子は必ず存在します。
では、器械運動の指導がなぜ難しいかというと、他の教科や他の授業内容に比べ、マット運動や跳び箱に苦手意識をもっている子の割合が多いからです。そして、学年が上がるにつれて得意な子と苦手な子の二極化が大きく進むためです。
マット運動や跳び箱が苦手な子の中には、「できない」というより、「怖い」という気持ちが先行する子が一定数存在します。ですから、学年が上がるにつれて「普通に回るだけではなく、倒立技を」「開脚で跳びこすだけではなく、跳び箱の上で前転をして」…と取り組む技が難しくなってくると、ますます「できない」「怖い」という状況になってしまいます。
🔻理由その② 指導者(担任の先生)の数が足りない
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理由①が子ども自身の問題だとして、理由②は授業を行う(指導する)先生方の問題です。簡単に言うと、先生の手が足りません。
苦手意識のある子どもたちに対し、先生方は「なんとか苦手な子たちが少しでも成長できるように…」と、練習する場の設定を工夫したり、専用の教具を利用したり、グループ学習などで子どもたち自身が教え合えるようにしたりと考えます。近年では、タブレットを利用し、子どもの運動している姿を動画撮影し、それを自分で見返しながら練習に取り組ませるような方法も普及してきました。
しかし、そのような工夫により子どもたちだけで授業のねらいに到達するのであれば、多くの小学校で苦労はしませんね。指導する大人が、子どもたちと話をして修正点を一緒に考えたり、具体的なアドバイスをしたり、適切にかかわることでようやく少しずつ成果が上がっていきます。
自分の子どもがマット運動が苦手だとして、家で布団を使って後転を教える場面を想像してみましょう。「動画で映してあげるから、それ見て練習してごらん」とタブレットをポンと与えただけで、できるようになるでしょうか。恐らくなりませんよね。個別に、「手はこうやってついてみよう!」「お父さんが支えてあげるから一回まわってみよう!」…と具体的にアドバイスし、実際にサポートもし、何回も何回もやらせて、ようやく少しできるようになるか、それでも「怖い…」といって上達しないか、そんなものなのです。
体育の学習を、クラス毎ではなく学年全体で行うようにし、同じ空間に複数の先生方がいるようにする工夫もあります。しかし、それにしても、何十人もの子どもたちに対して数人の先生だけで成果を出すというのは、どう考えても難しい話です。
🔻理由その③ 継続的な指導が難しい
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「体育のこの種目は〇月に、△時間授業を行う」といった計画が全ての小学校にあります。
札幌市の小学校では基本的に、1~6年生の全学年で、マット運動は10月頃に4~6時間、跳び箱は11月頃に同じく4~6時間の授業を行うよう計画されています。ちなみに全学年で同時期にこれらの種目を行うように計画しているのには理由があります。どの学年でも同じ時期に同じ種目を行うことで、
「3時間目に3年生がマット運動を行い、マットの片づけをせず、4時間目の4年生がそのまますぐにマット運動の学習を行える」
といった準備・後片付けの効率化を図るという工夫がしやすくなるからです。苦手意識のある種目ですから、実際に練習する時間を少しでも多くするための先生方(学校現場)の工夫でもあるわけですね。
近年では、
「10月の第2週・第3週はマット運動週間!」
「11月は跳び箱月間!」
などと銘打ち、その期間は一日中体育館にマットや跳び箱を置いたままにする取組を行う学校も増えてきました。休み時間には、担任外の先生方が見守る中、通常の体育館遊びでなく、マットや跳び箱を練習したい子たちが集まり自由に練習できる環境を整える工夫です。
さて、本題に戻します。先生方(学校)はできることを頑張ってやっていますが、結局一年間の中で例えば跳び箱に取り組むのは、11月のたった4~6時間だけ、という現実があります。
「漢字を書くのが苦手」
「算数の計算が苦手」
という子もいますが、国語にしても算数にしても、一年間を通して毎日のように学習が続きます。ですから、毎時間ミニプリントで習熟の時間を確保したり、家庭と連携して家庭学習(宿題)で定着を図ったり、苦手分野の克服がしやすい面があります。
しかし、マット運動や跳び箱は、なかなかそうはいきません。体育の時間に、先生のサポートやアドバイスのもと頑張って、なんとか上達の糸口を見つけた子も、次にまた本格的に練習するのは一年後、ということになりがちなのが、この器械運動の指導の難しい点なのです。
授業以外でも子どもが自主的に練習してくれるならまた話は変わりますが、「マット運動頑張ろう!」「跳び箱楽しい!もっと練習したい!」と思ってくれるような子は、そもそも苦手意識ももたずにできてしまいますね。
苦手は子は、そもそも「楽しくない」「やりたくない」という気持ちです。
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企業-学校のWin-Winを実現する出前授業をぜひ実施しませんか?
~実施企業へのメリット大!~
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🔻器械運動の指導が難しい理由(背景)は上に書いた通りです。マット運動や跳び箱を専門に指導している体操教室やスポーツクラブの方に出前授業をぜひお願いすることで、その状況は大きく変わります!
🔻日常的に専門的に指導されている方々は、苦手意識のある子に対してより効果的・具体的なアドバイスや指導が行えることでしょう。
🔻ゲストティーチャーとして来ていただくことで、担任の先生方はサポート役に徹することができます。子どもを見守る大人(指導者)の数が増えることも、大きなメリットの一つです。
🔻「理由その③継続的な指導が難しい」こそ、専門家による出前授業で大きく変わる可能性があります。出前授業を通して
「マット運動ができるようになってきた!」
「跳び箱って楽しいな!もっとやりたいな!」
と思った子は、貴社体操教室やスポーツクラブにも興味をもち始めることでしょう。実際、弊社が以前に実施したスポーツの出前授業で興味をもち、ゲストティーチャーのスポーツスクールに通い始めた実績もございます。
🔻学校(子ども)にとってもメリット大!貴社プロモーションの場としてもメリット大!子どもの「楽しい!」「もっとやってみたい!」「ゲストティーチャーの教室にも行ってみたい!」のきっかけづくりとして、ぜひ出前授業をご検討ください!各種お問い合わせは、以下のリンクから。
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