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私の強みは「格闘技をすること」ではなくて…
皆さんこんにちは。
皆さんは“自分の強み“ご存知ですか?
知っている様で以外と知らない自分のこと。
強みとなると尚更です。
“自分の強み“はこれまでの自分の行動や経験に隠されています。
私は不登校だった15歳の頃、格闘技に目覚めて毎日ジムに通い練習に明け暮れました。
格闘技が趣味で、特技で、好きなことでした。
当時、私は格闘技こそが“自分の強み“と思っていました。
しかし
私のアマチュア戦績は1勝4敗…
試合ではほどんど勝てませんでした。
自分の人生すべてを格闘技に注ぎ込んでいたので、めちゃくちゃ悔しかったです。
その後、試合の結果が理由ではなく、私は格闘技を辞めました。
その頃、理由は覚えていませんが、弟に格闘技を教えることになります。
当時、中学生だった弟は帰宅部で、本格的な運動経験もなく、格闘技も初心者です。
3ヶ月ほど、自宅の部屋や公園で弟に格闘技を教えました。
すると…
福井県で開催された新格闘術という大会の中学生の部で見事に優勝。
トーナメント戦で3回勝ち抜いての優勝なので
まぐれやラッキーではありません。
私は嬉しかった反面、自分が全力で取り組んできた格闘技を、弟は数ヶ月であっさりと結果を出した事実に複雑な気持ちでした。
やっぱり「才能」ってあるんだ。
どんなに好きでも、努力しても、報われないことってあるんだ…。
そう思っていました。
そして時は経ち
私も弟も大人になり、弟は結婚することになりました。
和やかな雰囲気の中、弟がスピーチで格闘技のことを話し出しました。
「兄の教え方が良かった」
私はボロ泣きです(笑)
この時、自分の強みは「格闘技をすること」ではなく、「格闘技を教えること」だったことに気づきました。
この経験がその後、「何かを人に伝え、その人の成長に貢献できること」が自分の強みだと明確に気づくことに繋がります。
“自分の強み“を知ること
本当に奥が深いですね!