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誰のどんなワガママを叶えるアプリをつくりたい?【ほこたワガママLab#02】
茨城県鉾田市で取り組んでいる「ほこたワガママLab」。
鉾田市出身の高校生と大学生が”地元で暮らす人たちのワガママを叶えるアプリをつくる挑戦”を通じて、地域に関わり続ける仕組みをつくるプログラムです。
▼活動レポートをまとめたマガジンがこちら
主催:鉾田市まちづくり推進課
運営:ほこたワガママLab事務局(Modis株式会社 株式会社IRODORI)
今回はワークショップ2回目のレポートです。鉾田会場、東京会場、オンラインを繋いで行いました!
データで見る、鉾田市の過去・現在・未来
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生まれ育った地元でも、地元に関わるデータに触れることはなかなかないものです。
今回は鉾田市の全体像を探るべく、人口動態や高齢化率、産業構造などのデータから、現在の鉾田市の状況や未来に予想されることについてディスカッションをしていきました。
自分だったら、誰のどんな課題を解決したい?
データから俯瞰して地元のことを考えた後に、自分だったら「誰の」「どんな課題を」解決したいと思うかを、身近な人たちを思い浮かべながら共有してもらいました。
農家のおじいちゃんとおばあちゃんが仕事が忙しくて、ご飯を作る元気がない。毎日の栄養バランスを改善したい
農業の外国人労働者の労働内容や、鉾田市の雇用について考えてみたい
私はおばあちゃんと一緒に住んでいて、おばあちゃんが1年前に事故にあった。相手も高齢者でコミュニケーション取るのが大変だった。移動の問題を解決したい
子どもを遊ばせる場所がないと友達が言っていた。思いえがく子育てができなくてもやもやしているのでは?他にも、子どもを産んだ女性の社会復帰の場がなく、遠くにいかないといけないのも課題だと感じる。
仕事がないから地元に帰れないと自分も思うし、友達も言っている。表に出ている仕事だけではなく、まだ発信されていない情報もあるのでは?
通勤通学で電車を使う人にとって、駅までの交通手段は課題。送り迎えをしてもらうか自転車しかない。自転車の人は雨の日に困る。
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これまで歩んできた時間や経験によって、目につくこと、課題に感じることはそれぞれ違います。
地域で暮らす人たちの困りごとを見つける視点、そして自分は何ができるのかを日常から考えることについて少しずつ意識が高まってきたという声もありました。
その後に「デザイン思考」について、MIT APP Inventorの新たな機能のレクチャーを行いました。
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受講メンバーたちの1日を通じた感想がこちら。
MIT APP Inventorについて、自分に対して、この環境に対して可能性を感じた。外国人技能実習生の課題について考えていきたい
自分がアプリをつくるなんて、これまでは考えられなかった。アプリをつくる専門の人ではなくても、自分のまちづくりや建築の知識を生かせる機会があるんだと思うと嬉しい
まだまだ覚えることが多く、慣れていきたい。鉾田市の課題に貢献していきたい
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課題を解決してもらう側に立つのか、する側に立つのか。不満だなと思っても何をせず、解決されるのを待つ側にいるのか。解決する側にいくのか。
どの立場でいるのかは、自分で決めることができます。
ほぼ誰でもスマートフォンを持っている世界になっているからこそ、ほこたワガママLabに参加しているデジタルネイティブの世代にさらに可能性が広がっているとも言われています。
次回からは鉾田市で活動する方々に取材を行い、いよいよ具体的に自分たちが取り組みたいことについて深く考えていきます。
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