思ったより重症だった話。
数ヶ月前から、左側の肩こり、腕、肩甲骨周りの痛みが酷くなった。
とにかくずっと痛いのだ。
元々肩甲骨周りが痛くなることが多々あり、力仕事もしているし、負担がかかっている上に年齢的にも筋力の低下だろうなと、接骨院に行った事もあったけれど結局痛みは治らないので湿布を貼ったりして誤魔化していた。
それが数ヶ月前から肩こりや二の腕まで痛みが広がってきたのだ。
酷い時は痺れることもある。
力仕事が原因か?
四十肩?!
そんなことを思いながらストレッチをしたり、ヨガで肩周りを動かしていた。
不思議なことに肩を動かしても痛みはない。
肩をグルングルン回してもちっとも痛くない。
ただ何もしていない時が痛くて痛くて仕方ないのだ。
先日、かかりつけの整形外科で膝に痛み止めの注射をしてもらうついでに肩を診てもらった。
しかし「そんなに酷い状態では無いけれど、痛みが強いなら肩にも痛み止めの注射をしますか?」との事なので、痛み止めの注射を肩関節に打ってもらった。
(こんなに痛いのに「酷い状態では無い」だなんて…。)
しかし注射の効果は無く痛みは和らがない。
なんなんだ、この痛みは。
気分が滅入る。
山形でリハビリの先生をしている友人に連絡してこの事を話すと
「それは首から来てる!脊椎専門の先生のいる病院で診て貰って!ネットで検索すればヒットするから!」
と言われ、私は早速友人の助言通り脊椎の専門の先生のいる病院を探した。
幸い私の職場の近くに脊椎の専門の先生が開業している脳神経外科があったので仕事が休みの今日受診してきた。
MRI検査の結果、まさに原因は首にあった。
診断結果は頸のヘルニア。
先生はMRI画像を見ながらとても丁寧に説明してくれた。
ずっと治りの悪い筋肉疲労だと思っていたこの痛みの原因がヘルニアだったとは。
(…という事は、肩に打ったあの痛み止めの注射は無駄だったということか。痛かったのに、あの注射。)
まずは痛みを取る神経性疼痛のお薬を始めることになった。
副作用が出てしまう為、初めは少量からスタートし段々と量を増やしていくらしい。
次の診察は2週間後。
ヘルニアの診断には驚いたけれど、友人の言った通りだった。流石だ。
友人もずっと心配してくれていたので直ぐに連絡して結果を伝えた。
薬のことなど心配もあったけれど、友人からも処方された薬の安全性や効果のことを聞けて安心した。
ヘルニアは薬で治ることは無いけれど、姿勢や動作に気をつけながらお薬と上手く付き合っていこうと思う。
もし治らない肩こりや腕の痛みに悩んでいる方がいたら、脊椎の専門の先生に診てもらうという選択肢をプラスして欲しい。
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