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【女ひとりでエベレスト街道】トレッキングの準備

9月末に無事退職し、勢いでヒマラヤ行きを決めた私。
諸々の準備も考えて、出発は11月にすることにしました。
ちなみに10月にはこれまた念願だった屋久島に行き、宮之浦岳〜縄文杉を縦走。
こちらもとても素晴らしい旅だったので別途記録したいと思っています。

さて、今回はヒマラヤトレッキングの準備についてです。


1.ガイド手配について

トレッキングの行き先はエベレストベースキャンプと決めたものの、ツアーで行くか個人で行くか。予算はどのくらいかかるのか、必要なものは何なのか…調べないといけないことだらけでした。
しかしそこはネットにあらゆる情報が載っているこのご時世。
経験者のブログが、出てくる出てくる。ありがたやー。

調べる中で分かったのは、2023年4月から海外旅行者がネパールの山域でトレッキングをする際にはガイドの同行が必須となっていること。

日本からのツアーは日本語対応もできて何かと安心だけど、なんせ金額が高いし自分のペースで歩けないのが辛い。現地の人とのコミニュケーションも少なそう。
そして現地で流しのガイドさんを雇うのは安いかもしれないけどリスクが高い。。
そんな理由から、「地球の歩き方」で紹介されている現地の旅行会社にガイドさんの手配をお願いすることにしました。
申し込みなどの手続きは日本人スタッフの方とのやり取りだったので非常にスムーズで、あっという間に完了。
空港からの送迎やカトマンドゥでのホテル手配もセットだったので、ひとまずネパールに入国できればなんとかなりそう。
航空券も無事自分で手配できたので、もう後には引けなくなりました。

2.持ち物について

国内でも山登りはしていたので、結果的には持っているものでほぼ対応できました。
(アンダーウェアなど一部買い足したくらい。)
ただ、準備中は色々なブログなど見て「あれもいるかも、これもいるかも」と心配になり、何度も登山用品店や薬局、スーパーなどに駆け込みました。
5,000m越えという未知の領域に踏み入れる恐怖から、今思うとちょっとナーバスになっていた気がします。

私は荷物を運んでくれるポーターを雇わなかったので、荷物は全部自分で担いで行く必要がありました。
そう、よく考えるとポーターを雇う人がブログで紹介している荷物を参照してはいけなかった…。
「持っていったら便利なもの」は、結果「無くても致命的ではないもの」。
色々持っていったものの、結果として前日にホテルで相当荷物を減らすことになりました。
今思えばなんであれを持って行ったんだろうみたいなものが結構ありました。笑
山行のスタイルや経験値、価値観は人それぞれなので、人の意見は参考程度にして自分で判断することが大切だなと思いました。
(当たり前のことですね…)

ちなみに寝袋とダウンは旅行会社で貸してもらえるとのことだったので、お借りすることにし、日本からは持っていきませんでした。
ダウン系は結構嵩張るので、行き帰りの荷物が減って助かったー。
(寝袋のインナーシーツだけ持参)

3.体力づくりについて

実は一番不安だったのは、体力面。
道自体は整備されていて歩きやすいとの情報があったものの、高低差も距離もそれなりにある道のりを荷物も担ぎながらちゃんと歩き切れるのだろうか…。
高山病もめちゃくちゃ心配だったけど、体力面での準備不足も非常に不安でした。

国内ではそこそこの登山経験はあるものの、4日以上連続で歩いた経験はなく。
今年はアルプスには行けていないものの、宮之浦岳、白山、安達太良山などの山には行けていたので何とかなるかなと思いつつ。
不安だったので直前に地元の低山に登りに行ったりもしました。

そして、もし目的地まで行けなくても、エベレストに近づけるところまで近づければ良しとしよう、と決めました。
命にも関わることなので、決して無理はしないこと。
エベレストを見て、その山域を歩けるだけですごく幸せなはずだから。

そんなこんなで準備完了。
いよいよネパールへ出発します!

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