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カウンセリング実習 -クライアント視点-

わーい、また三連休だ♬
心理カウンセラー見習いの彩葉(いろは)です。 

先週末にお弟子同士でカウンセリング実習をしまして、前々回のブログで、カウンセラー役の気づきをまとめました。↓↓

訳わからずでもやってみると、たくさん気づきがあるんですよねー。カウンセラーとしてだけでなく、クライアントとしても。

ということで、今回はクライアントとしての気づきをまとめてみます。


クライアント役をして気づいたこと

①受け止めてもらえる安心感

最初は相談内容を全然決めてなくて、困った。
クライエントの中には、ぼんやり話したいことがあっても、なかなか言葉にできないこともあるだろう。
そういう時も、大丈夫ですよー、何からでも話してみてください、と拾ってもらえると安心感が半端ない


②受け取りの時差

カウンセラーから言われたことに対して、受け取るのに時間がかかることもある。
その場で印象に残る言葉もあるが、じわじわ後になって響いてくる言葉もあった。

また、カウンセラーさんに褒めてもらうと、その場では気恥ずかしいけど、あー、ありがたいな、嬉しいな、と後で振り返ってしみじみ思った。

クライアントがいつ受け取るかは、クライアント次第なので、カウンセラーはコントロールできない。カウンセリングの最中に受け取ってもらえなくても、タイミングが来ることを信じて手放す必要があるのかな。(教育や子育てにも似てる)

★10/8追記★ 昨日のお話会で、「そもそも受け取ってもらおうと思わないこと」と師匠がおっしゃっていて、ちょっと納得。


③質問を通して自分と向き合う

質問されることで、改めて自分について振り返る、はたと考える。自分から出た言葉にあれ?私こんなこと考えてたんだ!?と思うことも。びっくり。

質問を通して自分の内側と向き合い、
言葉にして伝えようとすることで、
本心に気づいたり、整理されたりする。

その時の気づきは、カウンセラーさんに直接言われる言葉より、深く心に突き刺さる。

また、問題や悩みに対して、「ご自身では何が原因だと思いますか?」と聞かれると、脳が必死で答えを出そうとする。
好みにもよると思うけど、私みたいに、できれば自分で気づきたいのよ、タイプのクライエントには有効なのかもしれない。
また、クライアント自身がその問題をどう捉えているかもよくわかる。 


④カウンセラーの選択

当然だけど、カウンセラーによって質問してくる内容、リアクション、方針が全然違う。
カウンセラーとの相性が何より大事だと思うけど、その時の気分でカウンセラーを選んでもいいのかも、と思った。寄り添ってほしいときはこのカウンセラー、具体的な提案をしてほしいときにはこのカウンセラー、というように。

そういう意味では、お試しカウンセリングって結構重要かも。受けてみてわかることは多い。

それから、何度かカウンセリングを受けていると、
「あー、またこの質問きた。。。」と思うことがある。うまく答えられない質問、というか。そこに宝が眠っているのはよくわかるんだけど、、、掘り起こすのはちょっと気が重い。(伝わるかな?この感覚)

私にとって、気が重くなる質問はコレ↓

「時間やお金に全く制限がないとしたら、あなたは何をしたいですか?」

だって、、、何もしたくないんだもん。
ただただのんびり過ごしたいんだもん。

以前、何かのセミナーでこれを聞かれて、正直に

「何もしたくないです。休みたい。」と答えたら、

「そんなはずはない。じゃあ、十分休んだら何がしたい?」と聞かれ、

「うーん、のんびり暮らしたい。」と答えたら、

「そんな人はいない。何の制限もないんだから、もっと何かあるはず。何かやりたくなるはず!」
・・・みたいなこと言われ、

「うーん、ちょっとヨガして、散歩して。あとは季節を感じなごら、のんびり丁寧に暮らしたい。」って、思いつくことを答えたら、

「・・・それだと退屈するよ。」

みたいなやりとりになって、ちーん。。。となった。

あー、伝わらない。
あんまりビジョン持てない私が変なのか??

もうそこでシャッターがガラガラと降りていった。

今回、お弟子仲間にも同じ質問をされ、やっぱりちょっと気は重かったけど、シャッターは降りず。
それだけでなく、カウンセリング後のやり取りの中で、少しだけビジョンが見えた。

そこで気づいた。


あ、私、決めつけてくる人が無理なんだ!


ただでさえ苦手な質問に対して、カウンセラーさんの経験則から決めつけてこられると、クライアントとしてはかなりしんどい。
カウンセリングを受けて、かえって心が疲弊した、ということのないようにしたい、と強く思う。←意外と経験してきた


クライアントの立場から言えば、自分と合うカウンセラーさんを見極めること。


つまりは、
自分はどんなタイプの人(カウンセラー)と合うのか、話して心地いいのか、カウンセリングに何を求めているのか、自分のことをよく知っておくこと


というシンプルで重要なところに結局は行きつく。

✳︎✳︎✳︎

カウンセリングで、クライアントも結構緊張するんですよね。

このカウンセラーさんはどんな反応するんだろう?
こんなこと言ったらどう思われるかな?
話して大丈夫かな??

特に、初回は不安でいっぱいのはず。

まずはそういったクライアントの心に自然に寄り添って、安心してもらえるカウンセラーでありたいな、と思う今日この頃。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡

心理カウンセラー見習い 彩葉(いろは)

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