元アイドルライターから起業家への転身：挫折と再生のストーリー
私はかつてアイドルライター?として活動していました。
（水着を着たりする仕事や、ラジオ番組、舞台、某インターネットTVで冠番組を持たせていただいた時期もありましたが、綺麗系ではなく体当たり系の面白枠みたいな感じです。それをアイドルというのかはわかりませんが、一応カテゴリーがわからないので、そういうことにしておいてくださいw）
華やかな世界に見えるかもしれませんが、その裏側には多くの苦悩が隠されています。今日は私自身の体験を通して、光と影、そしてそこから見つけた新たな道についてお話ししたいと思います。
整形と摂食障害に苦しんだ日々
アイドルの世界では、見た目の美しさが何よりも求められます。「もっと細く、もっと美しく」と自分を追い詰め、気づけば摂食障害に陥っていました。
10年以上、毎日食べたものはすぐトイレで吐く生活を送っていました。
おかげで肌はガサガサでしたが、美容皮膚科のレーザー治療やphotoshopのレタッチ技術、ライティングなどで誤魔化していました。
友達になるアイドルの子達も当たり前のように整形していたので、私も気になる部分を見つける度にアップデートを繰り返していました。
しかし、理想の姿になっても、心の空虚感は埋まりませんでした。自分自身を愛せないままでは、どれだけ外見を変えても幸福感を得られないという現実を突きつけられたのです。
（※美容整形の裏側の記事についてはそのうち書きます）
誹謗中傷と向き合う辛さ
活動を続ける中で、SNSやネット掲示板での誹謗中傷にも苦しみました。「ブスのくせに表に出るな」といった言葉に胸をえぐられるような感覚を覚えたこともあります。他人の評価で自分の価値が決まる世界で、自分の心を守るのはとても難しいものでした。
自殺未遂をして病院に入院していた時期もあります。
数年前、誹謗中傷で本当に自殺をしてしまった方もいて今は法律も整備されネットの誹謗中傷に強い弁護士も探せばすぐ見つかるようになってきましたが、私が活動していた頃は本当に泣き寝入りしかないような状態でした。
年齢とともに変わる世界の厳しさ
アイドルの世界では、若さが武器です。年齢を重ねるごとに、ファンが新しい若いアイドルへ流れていく現実を目の当たりにしました。それがどれだけ辛いことか、同じ業界の人なら痛いほどわかると思います。
一部の仲間たちは、AV女優や水商売、風俗の道を選ぶ人もいました。それが悪いとは言いませんが、私は「そこには進みたくない」という強い思いがありました。そのため、自分がこの業界から抜け出し、次のステップに進む方法を模索するようになりました。
起業という新たな挑戦
誹謗中傷や自殺未遂、整形、加齢など、さまざまな要因に疲れ果てたこと、さらに年齢的な問題も重なり、これまでの活動をすべて消す決断をしました。（検索されると就職が難しくなると思ったからです。）
アイドル時代には、セルフプロデュースをはじめ、ホームページの制作・運営、自分のグッズの制作、撮影した写真の編集など、すべてを自分で手掛けてきました。その経験を活かせる仕事を求め、30歳を機に制作会社へと転身しました。
その後、試行錯誤を重ねる中でたどり着いたのが、起業という選択肢でした。デザイン会社を立ち上げた背景には、「自分の経験を活かして誰かの役に立ちたい」という強い想いがあります。現在は化粧品ブランドの開発や女性支援事業にも取り組んでおり、特に自分と同じワーママやシングルマザーの女性、そしてキャリアチェンジを目指す女性たちを応援したいと考えています。
水商売やアイドル活動をしている方々への支援
私自身が経験したように、エンタメ業界でのキャリアには限りがあります。しかし、それが終わりではありません。アイドルや水商売から別の道に進むことは、時に勇気が必要ですが、その選択肢を広げるためのサポートが必要だと感じています。私は、同じような境遇にいる方々のキャリアチェンジを支援するプログラムやコミュニティを作りたいと思っています。
自分を愛することの大切さ
最後にお伝えしたいのは、「自分を愛すること」の大切さです。過去の私は、自分自身を許せずに苦しんできました。でも、今は違います。整形も摂食障害も、すべてが私の一部です。それらを受け入れたことで、新しい自分を築く力が生まれました。
これを読んでいる誰かが、「私も変わりたい」と思ってくれたら嬉しいです。そして、これからの人生が、より豊かで愛に満ちたものになりますように。
読んでくださってありがとうございました。
この経験を通じて得た気づきが、誰かの勇気や希望になれば幸いです
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