
理想の自分を演じていたらいつの間にか理想の自分になってしまうこと
こんにちは。私は現在、株式会社イロドリデザインの代表として、日々の仕事や新たな挑戦に向き合っています。しかし、ここに至るまでにはさまざまな経験と葛藤がありました。今でこそ自分らしい働き方ができていますが、以前の職場では辛い経験も多く、そこから「自分らしい人生」を生きるために独立を決意したのです。
職場での経験と独立への決意
私は妊娠中、子どもができたことを理由に正社員を解雇され、未婚の母として子どもを産むことを選びました。生後3か月のわが子を抱えながら、開業届を出して個人事業主としてWEB制作やデザイン業を始めました。その後、副業可能な正社員として再スタートを切りましたが、そこでの職場環境も順調とはいきませんでした。
最初の正社員の職場では、シングルマザーである私が「補助金目当て」で雇われていることがわかり、経営者の奥様からは、私の経済状況を軽んじる発言が続きました。「軽自動車で通勤していると事故を起こしたら子どもが危ない」「お金がないと私立に行かせられなくてかわいそう」といった心ない言葉に傷つき、自分を保つのがやっとの毎日でした。
さらに、副業が可能な職場に転職し、再度やり直そうとしたものの、そこでの人間関係も簡単にはいきませんでした。会社を支えてきた執行役員の女性に嫌われてしまい、リモートワークが許可されている職種にもかかわらず頻繁に出社を求められ、出社した日は一日中無視されることもありました。もしかしたら、彼女にとって私は「社長を取る存在」に見えてしまったのかもしれません。
こうした経験から、「このまま他人に振り回されず、自分の理想像に向かって生きていきたい」と思い、ついに独立を決意しました。
理想の自分」を演じることで見えた未来
独立してからは、ただの「理想」ではなく、実際に「目指すべき自分」を意識し続けるようになりました。経済的に不安定でも、「理想の自分ならどうするか」を考え、少しずつその姿に近づくための行動を続けました。
まず、今から5年間の目標年表を書き、「仕事」「子ども」「自分」に関する目標を細かく設定しました。そして、その目標をトイレなどいつでも目に入る場所に貼り、さらに「お手本にしたい人」の特徴もリストにして貼り付けました。「発する言葉が全てポジティブである」「感謝の心を忘れない」「他者を幸せにする仕事をする」などの特徴を見ながら、日々の行動や思考を理想の自分に近づけていきました。
理想を「演じる」ことで未来を変える
「理想の自分を演じる」というと、どこか本当の自分を偽るように感じるかもしれません。しかし、私はこの経験を通じて、理想の自分を「演じる」ことは、未来を切り拓くための勇気ある選択だと感じています。厳しい環境の中で自分を見失いそうになっても、理想の姿を思い描きながら進むことで、新しい自分が育っていくのです。
理想を持ち続け、それにふさわしい行動を少しずつ取り入れていくことで、きっと誰もが理想の自分に近づけると思います。そして、気づいた時には、演じていた理想の自分が「今の自分」になっているのです。
これからも、私自身の経験や気づきを通じて、読んでくださる皆様に少しでも勇気をお届けできたらと思います。
WEB、EC制作、DTPデザイン、PR、コンテンツ企画など一貫してビジネスをサポートします。ご相談はお気軽に。
株式会社イロドリデザイン
https://irodori78.com/
12月より化粧品販売スタート予定
https://amase.store/
SNSもフォローよろしくお願いします。
Twitter
https://twitter.com/ayasan_irodori