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菜園3年生日記その3

毎日夏日が続き、昼間はセミが、夜はカエルが賑やかな日々。
いかにも夏という空と雲と緑のコントラストが美しいと思いながらも、日中のあまりの暑さには参ってしまいます。
植物たちもぐんぐんと生長し、草を刈っても、数日後には「え?もうこんなに??」と思うくらいまた伸びていていてびっくりします。
そして、野菜たちの収穫も少しずつ始まってきました。

きゅうり初収穫


こちらは、白馬(しろうま)というきゅうり。
長野県白馬村の在来きゅうりで、以前長野に住んでいた知人がずっと種継ぎしてきたものをお分けいただき、私は今年初めて育ててみました。
いかにもきゅうりという緑ではなく、なんとも表現しがたい薄黄色みたいな色が美しく、味も美味!

白馬きゅうり


きゅうりは3種類育てており、会津の「余蒔ききゅうり」がそろそろ収穫期を迎えます。
その他に晩秋まで採れるその名も「霜知らずきゅうり」を、現在育苗中。
最盛期は、自分が育てたものの他にもたくさんいただくので「もーよっぱだ(=お腹いっぱい、飽きた)」という気分になるのですが、ピークを過ぎひと段落した秋のきゅうりは格別美味しく感じられ、気に入っています。


育苗中の霜知らずきゅうり


じゃがいも試し堀り


日記によると、例年海の日ごろに収穫作業をしているのですが、毎年春先になるとしわしわの芽が出だしたじゃがいもを半ば必死に食べるので、その日まで待つこともないと、昨日少し掘ってみました。
じゃがいもは、春先早い時期に植えて、寒い日があってもものともせず生長し、ほとんど手間もかからず、そして美しい花が咲き、いかにもできたーという感じで収穫もでき、満足感の高い野菜だと感じています。
そして新じゃがの美味しいことと言ったらないですよね。
昨日は、蒸してじゃがバターでいただきました。

いい感じにできていたトウヤ


タマネギとニンニク


ニンニクはプランターで育てたこともあったので、今回で4回目。
タマネギは初めて収穫を迎えました。
ニンニクは10月に種球(=ニンニク一かけら)を植え、タマネギは9月に種まきをし、11月頃に苗を移植して越冬し、今時期に収穫です。
ニンニクは手間がかからず、比較的簡単にできるなという印象なのですが、タマネギは難しかったです。
そもそも苗が弱かったからか、出来上がったタマネギは大きくてゴルフボール大くらいで、ほとんどが極小。
それでもタマネギの色形ということに感動しましたが、来シーズンに向けては研究が必要そうです。
タマネギやニンニクなど常時使う野菜が自分でできるようになると良いなと思っています。

かわいらしいタマネギたち


キャベツは・・・


それにしても、キャベツは難しいですね。
苗をいただいた当初から、ずっと虫に悩まされ続けています。
今は、カメムシ。
私は、カメムシを育てるためにキャベツを育てているのかしら??と思うくらいカメムシが大発生。
カメムシが汁を吸うようで、苗もどんどん元気がなくなり、最近は見るのも嫌になってきて、足がキャベツから遠のきつつあります。


普段見るカメムシと違ってカラフル



初期の頃は、せっせとちょうちょの卵や青虫を手でとっていたのですが、カメムシは匂いもあるため、下手に手を出せず・・・
ひよこたちにあげてみても、ひとつまみして以降、全く口にしないので、どうやらお口に合わなかったようです。
薬を使ったら悩まされることもないのでしょうが、無農薬・無肥料でやってきたいという気持ちもあるため、そして今さらなので何もしていませんが、なかなか考えさせられる現象…
無農薬・無肥料で野菜が育つための環境づくりをしていきたいと改めて思っています。


ひよこたちは


おかげさまで、2羽とも元気いっぱい、順調に大きくなっており、外にいても以前より存在感が増してきました。
相変わらず朝夕、畑作業をする1時間ほど外に出しているのですが、最近は外に出るとクローバーや他の草をものすごい勢いでついばんでいます。
そして、アリも食べるようで、うちの周りにできたアリの巣を出入りするアリもよくつついています。

たくさん生えている細長い草(ネコジャラシ?)も
好物のよう


朝はエサにつられて小屋に誘導することができるのですが、夕方は野菜だけではどうも乗ってくれず、1羽ずつ捕まえて小屋に入れています。
隙あらばで逃げようとするので毎度一苦労•••何か工夫が必要そうです。
本によると、8月以降から卵を産み始めるとあるので、そろそろかぁと楽しみでなりません。





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