人智統合真国SIN来たる!!の巻
さて、いよいよ明日11月27日は「FGO」第二部・3章の情報が解禁されるエックスデーだ。昨年末に第二部の予告映像が流れてから約1年……この日を待ち望んでいたが、実際に来ると、ああっ心の準備が!
何故かってそりゃあ3章といえば、私がFGOを始めてから一番好きなサーヴァント・アサシンの「荊軻」が活躍する可能性が…高い!とウワサの異聞帯なのである。
人智統合真国■■■。舞台は紀元前210年。この年は秦の始皇帝の没年だ。現在実装されているサーヴァントの中でも始皇帝と最も因縁のある英霊と言えば、彼の暗殺を企てた荊軻だろう。
Fate世界における始皇帝(秦王)と荊軻の関係は、英霊伝承で語られたことがある。邪法によって不死の命を得た秦王。荊軻は敗れたものの、ヒュドラの毒を塗った匕首によって、その不死性を失わせたのだ。
北欧異聞帯をクリアしたことでついに明らかになった第三章タイトル。その名も「人智統合真国SIN」だ。SIN……シン……秦!これはもう!!でも秦は正しくはQINと綴るらしい。
Sin(=罪)とかけているのは考えられそうだ。英霊伝承で荊軻が目にした秦は"不自然なほど"悪が存在しない国だった。
もしくは最古の王朝「秦」から最後の王朝「清」まで繋がったことを意味するのか……などなど、3文字でも想像が広がってしまう。
次いで「MOONLIGHT/LOSTROOM」の用語集。異聞帯の項目に「不老不死を叶えた皇帝が君臨する千年帝国」なるワードがあったらしい。これもうぜったい始皇帝じゃん!
そんなこんなでついに先日、3章に先だってプロローグが配信。毒に侵されたゴッフを助けるために新生カルデア一行は中国を目指すのであった。案内人は哪吒ちゃん。是(いえす)。かわいい。
ちなみにここで出た「仙衰冥脈」なる毒は植物由来とのことで、荊軻が用いたヒュドラの毒とは異なる。
秦王による統治が永遠に続く世界。荊軻の暗殺が完全に失敗してしまったのか、暗殺そのものが起きなかったのか。それとも、新たに不老不死の秘術を見つけたのか。中華の皇帝といえば、不夜城のアサシンちゃんの反応も気になるところ。
3章に対しては実際のところワクワク期待半分・ドキドキ不安半分といったところで、とどのつまり「荊軻は活躍するのか!?」の一点だ。
宮本武蔵と佐々木小次郎のように、始皇帝がボスなのに荊軻が頑張らないわけないだろう!……と思いつつ、北欧で出番がなければもう捲土重来は無いかもしれないエイリークおじさんや、セイレムに思わせぶりな発言をしたものの本筋には絡まなかった青髭の旦那など不安要素もあり、哪吒ちゃんの絡みで妲己(コヤンスカヤ)も来るのか?とか色々……こう……
あるいは「紅の月下美人」は彼女を暗示するサブタイトルだし、高橋先生の一枚絵が挿入されたり、戦闘モーションが改修される上に、プランニングに王特攻が付与され、CMでも格好良い動く荊軻が見られるぞ!あと高漸離も実装。すごい。すごすぎる……!
まあ荊軻さんがいたら勿論楽しむし、いなくても楽しむくらいのゆるいスタンスで迎えたいな。そう、なぜなら我々にはもうウォーター・シャインがあるのだから。