雑記#11 切り取ること、選びとること
一日、カメラを持って町を歩いて、
撮影した写真を
講評してもらう。
そんなイベントに参加させていただく
機会に恵まれた。
お声かけいただいてありがたい。
住んではいるけど、
町内、じつはあまり歩いていない。
じっくりと被写体を探しながら
歩くだけでも、
「へえーこんなところがあったんだ」
「なるほど、あそこの裏側は、
ここにつながっているのか」
といった発見があって面白かった。
しかも、
撮った写真をプロのカメラマンさんが
講評してくださる。
贅沢でもあるけど、
結構ドキドキもした。
なかなかに
思ったことを素直に表現してくださる
カメラマンさんで
その講評自体面白かったのだけど、
学んだなかで
一番心に響いたのは、
プロとアマの違いの話。
プロもアマもカメラがあれば、
撮影ができるけど、
プロは、
「適切に選ぶことができる」
とおっしゃっていた。
腹落ち。
自分の感覚に向き合い、
残すもの、
あきらめるものを選択する。
そのうえで切り取られた情報が、
相手に伝わる写真となる。
自分がいちばんいい!と思えたものを
一度言語化したのちに
写真という技術を駆使して
選び取っていく。
めちゃくちゃ楽しかった。
これから
はまっていきそう。