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散歩道のひとこま “遠い国の誰かが月と見間違ったらいい”
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えらい月が眩しいな、と思ったら、スーパームーンだったそうですね。
世の中はいつからこんなに逐一天体ショーを事細かに伝えてくれるようになったんでしょうか。
昔はそれほどでもなかった気がするんですけど。
最近、「〇〇年に一度!」みたいな天体に関するニュースをちょいちょい見ている気がする。
最初のうちは、「とても珍しいんだな」と意識していたけど、最近は「珍しい」が頻発してて、最早どれがどんだけ珍しいんだか…。
ボジョレーヌーボーか。
最近、『チ。 ―地球の運動について―』のTVアニメが始まって。
原作は前に読み終わっていたので
ああ、こんな話だったわね、と思い出しながら見ています。
天文系の本って言うと、冲方丁の『天地明察』もあったわね。
シレッと小説を貼ってるけど、実は私が読んだのはコミカライズ版だったりする。
ああ、あと『小惑星探査機 はやぶさ物語』も読んだなぁ。
科学を志す人って、どこか大真面目にクレイジーなところがあって面白かった。
子どもの頃、夏休みの子ども会のキャンプで流星群が見れるから、と原っぱに寝袋で寝転んで夜空を見ていたことがある。
はじめは地面に寝転がって夜空を見ていたんだけど、だんだん錯覚で地面に重力で身体が貼り付き、目の前に宇宙が広がっている感覚になった。
目の前にあるのは、夜空ではない。宇宙だ、と。
あれは面白かった。
と、何だかんだ言っても、宇宙の不思議は人を惹きつけてやまないのである。
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