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『見る-生き物の目・機械の目ー』展|千葉県立現代産業科学館
今回は!
千葉県立現代産業科学館に、『見る-生き物の目・機械の目ー』展というのを観に行きました!
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どうして行こうと思ったの?
と、思うかもですが。
娘(小3)がNHKのニュースで見て「行ってみたい!」と言ったから。
それだけでして。
まあ、県立の科学館だし、値段もリーズナブルだし給料日前のお出かけには良いか、と。
だから、前日まで私も何を見に、どこへ行くのかわかってなくて(笑)。
家族で出かける時。行き先を気にしてなくて、前日にびっくりすることが、よくある。 pic.twitter.com/ZOgfPr3G2r
— かおり (@iRoakg) November 23, 2024
よくわからないまま、千葉へ!
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幸い道路もそこそこ空いていて、意外と早く千葉県立現代産業科学館に到着。
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(※駐車場側から。正面ではない。)
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頭上には『見る-生き物の目・機械の目ー』展
のタペストリーが。
チケット売場でふと振り返ると。
あれ? コイツ、どっかで見た覚えが…
まさか、福島原発の中に入ったロボットじゃない?!
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階段や瓦などを含む災害空間における高い走行性能で予期せぬ 落下時でも機能を持続できます。あらゆる災害に必要な基本機能に加 え、災害に応じてオプション機能を選択して搭載ガソリンスタンドに 設置され、安全かつ正確にガソリンを車等のタンクに給油することが できます。 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター
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「原発対応版 Quirice (クインス)」の知見をもとに開発を行いました。自重 47.5kgで60kgまでの重量物を搭載し 1.5km/hで走行し、 傾斜45度の階段の昇降を行うことができ、本体の除染を考慮した防 塵・防水構造となっています。
千葉工業大学未来ロボット技術研究センター
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はえー。
こういうロボットがメルトダウンした原子力発電所へ入っていったのね。
そして、いざ、『見る-生き物の目・機械の目ー』展へ! …と、思ったけど「常設展から見てね!」と書いてあったので、素直に常設展から見ることに。
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ここも、現代産業科学館というだけあって、色んなものが展示してある。
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この発電機は1832年にピクシーが発明した世界初 の機械式発電機で、この発明で蓄電池に頼っていた電気が動力によって得られるようになり、豊富に使うことができるようになりました。
ここにある複製は、スミソニアン国立アメリカ歴史 博物館に現存する実物を再現したものです。製作にあ たってはロンドン科学博物館からも資料の提供を受 けました。
(※展示キャプションより)
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Motor/Siemens's Electric Locomotive
世界最初の電車を走らせる実験は、ドイツ のベルリン博覧会 (1879) で、ジーメンスに よって行われました。会場では、電気機関車で6人乗りの客車3両を引いて走行し、人々を 驚かせました。 中央のレールは電気を流すためのものです。 この電車は、ドイツ博物館の協力により、ミュンヘンに現存する実物をもとに製作したものです。
(※展示キャプションより)
この、背中合わせの電車、トゥーンタウンのジョリートロリーや、エレクトリックレールウェイもそういう乗り方よね。
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(※東京ディズニーリゾート公式HPより)
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(※東京ディズニーリゾート公式HPより)
あれが電車の原始的なスタイルなのかしら。
こちらも東京ディズニーリゾートにありそうな自動車。
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Development of Combustion Engine / Ford Model T
T型フォードは1908年から販売され、1927 年までに全世界で1,500万台も製造されまし た。1913年からは、ベルトコンベアーによる 大量生産方式を取り入れ、値段の安くなった。 T型フォードは飛ぶように売れました。 1906年に10万5,000台だったアメリカ国内 の自動車は、1916年には330万台となり、ガ ソリンの消費量は急激に増えました。
(※展示キャプションより)
そして、近くにはエンジンも。
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エンジン排気量は2895.5cc。 T型フォードは変速機が半オート マチックで、扱いやすかったこと が普及に大きく貢献しました。
(※展示キャプションより)
小さいなぁ。
初期の、ってこともあるだろうし、車のだから、ってのもあるかもだけど。
戦闘機に使われたエンジンとは全然サイズが違うね。
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しかし、河口湖自動車博物館・飛行館とかでエンジンを見る機会が多かったからか、一目見て「エンジンだ!」ってわかるようになってた(笑)
経験て積んでみるものね。
そして、こちらはクリスタルパレス。
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クリスタルパレス模型
クリスタルパレス、って言うと東京ディズニーランドのクリスタルパレス・レストランを思い出すんだけど
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(※東京ディズニーリゾート 公式HPより)
水晶宮(すいしょうきゅう、英語: The Crystal Palace、クリスタル・パレスとも呼ばれる)は、1851年にロンドンのハイド・パークで開かれた第1回万国博覧会の会場として建てられた建造物。ジョセフ・パクストン(ジョーゼフ・パクストンと表記されることも)による設計。鉄骨とガラスで作られた巨大な建物であり、プレハブ建築物の先駆ともいわれる。パクストンの設計では長さ約563m[1]、幅約124mの大きさであった。なお、水晶宮という名称はイギリスの雑誌『パンチ』のダグラス・ジェロルドによって名づけられたものである。
第1回万国博覧会で、クリスタルパレス(水晶宮)って建物があったのね…
でも、一応、クリスタルパレス・レストランの方はヴィクトリア時代の流行を取り入れた温室風のデザインが特徴のレストランだそうなので、直接このクリスタルパレスを模したものではない。
ちなみに、万国博覧会のクリスタルパレスは当時の最新技術である鉄とガラスを駆使し、工場で製造された部品を現地で組み立てるプレハブ工法を用いたもので、かなり革新的なものだったそう。
その他にも、ただ展示するだけではなく、放電実験や液体窒素の実験など、実際の実験と講義を組み合わせたものがあり
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子どもたち、とりわけ年齢が上がってきた息子(小6)は知識欲も刺激されて面白かったようです。
私も面白かった。
写真はないですが、液体窒素の実験では、セラミックを液体窒素に入れると超電導体になる、というお話は、「超電導リニアとも関わりがあるの?!」と思いましたが
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それとこれとはちょっと違うみたい。
だけど、講義(?)が終わった後も色々と教えてくれて、とっても楽しかったです!
そして、満を持して『見る-生き物の目・機械の目ー』展へ!
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ここには、色々な「見る」に特化した展示がありました。
鏡に写しているはずなのに、何故かぐるっと回っているように見える魚や
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明治大学研究特別教授 杉原厚吉 氏
1973年東京大学大学院工学系研究科修士課程修 了後、電子技術総合研究所、名古屋大学、東京大学な どを経て、2009年より明治大学へ着任。ロボットの 目を開発する研究の中で、不可能図形のだまし絵を 立体化する手法を見つけ、立体錯視の分野へも研究 を広げてきた。さまざまな不可能立体を創作し、立 体錯視アーティストとしても活躍している。 国際ベスト錯覚コンテスト優勝4回。
(※展示キャプションより)
光の反射を抑えるフィルム「モスマイト」
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これ、美術館とか博物館に広まらないかなー。
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左半分はモスマイトを貼ったもの。
この「モスマイト」凄い!
まるでガラスが無いみたい!
(実際、初めガラスが無いと思ってた)
なんと、この「モスマイト」G-SHOCKにも採用されているそう。
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他にも異常を察知出来るカメラとか
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他にも紹介しきれないくらい、色々や展示や体験装置がありました。
これで中学生以下無料、大人500円、駐車場90分無料は美味しい…!
結局、3時間近く遊んで、まだまだ遊び足りないと思いながら帰ってきました。
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これだけ語ってもまだ全部じゃないのよ。
凄くない?!
子どもは勿論、大人も楽しめる施設でした。
楽しかった!おすすめです!!
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