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本日のつぶやき「作品の中の女性像」

※この記事は9月24日 13:31まで全文お読みいただけます

実を言うと。

大学(文学部の国文学科)で専攻していたのも中世で男性優位ってよりは「この世は終わりだー!」(『方丈記』『徒然草』『平家物語』あたり。飢饉、疫病、戦国時代の入口)って時だったから、日本の文学にあまり男性優位って印象はなかった。

ついでに少し前には花形・平安時代があったけど、ここは『源氏物語』『枕草子』と女性文学満載だしね。

この記事読むと、そういう側面もあったのね。とは思うものの、「日本文学は男性優位だった!」とはなかなか思わないんだけどなぁ。

記事に出てくるディズニーヒロインの変遷は知っているけれど。

最近、海外サイトの翻訳を読んでいると、日本の少女漫画の存在はディズニーのそれ以上に衝撃のようですね。

女性が女性向けに漫画を描き、それが1ジャンルとして確率されている。

最近に至っては、女性も男性向けの漫画を描くし、男性が女性向けの漫画を描くこともある。

ってか、古くは紀貫之が女のフリして日記を書いたりしてるし(笑)。

西洋になぞって、過敏に反応しすぎなだけで、日本における文学(漫画とかも含む)は結構性別に囚われてはいなかったんじゃないかなぁ。

時代によっては、あったかもしれないけど。

ちなみに、私の大好きな『機動警察パトレイバー』もジャンルとしては少年漫画だけど、ここに描かれる女性たちが大好き。

主人公の野明は女性で、パトレイバーのパイロット。
ペアを組む遊馬はサポート役で、少年漫画ながら戦い、迷い悩むのは主人公の女性である野明で。

他にも第一小隊(※野明たちは第二小隊)の隊長の南雲さんも女性だし。

みんな共通して言えるのは、同じように努力しているし、同じように失敗して、同じように悩むことがあるんだよね。

女性だから、ってチートスキルで勝つわけじゃないし、男性が王子様のように窮地を救ってくれるわけじゃない。

でもさ。
それが読んでて楽しいんじゃん。

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かおり
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