本日のつぶやき「お姉様は名探偵」
それはある日の仕事中。
営業さんから、手書きで書かれた宛名の誤字脱字のチェックを頼まれた。
ちなみに、私の仕事でこの手のチェックをすることはまず、ない。
のだが、色々なトラブルを経てやることに。
とりあえず、リストと、たまに珍しい漢字(旧漢字)が間違ってないかを確認していくのだが。
私、震えるほどにこの作業向いてない。
けど、お姉様であるOさんは別の仕事中。
うえー代わって欲しいよぅ(←お姉様はこういうの得意)
と、思いながらリストの半分をチェックした頃。
私が別のトラブルに対応しなければならなくなり(どんだけトラブってるんだ、と思うでしょ?そういう日もあるのよ……)、リストのチェックを途中からお姉様と代わることに。
お姉様「Aさん、虫眼鏡借りれますか?」
お姉様が所望したのは、同僚Aさんが老眼対策で持っている虫眼鏡。
やだ、お姉様、名探偵……
実際、お姉様は転職前は冠婚葬祭系のお仕事をしていたらしく、小さな違和感を見過ごさないほどチェックが正確。
前職が営業の私とはザルのメの細かさが違う。
で、その名探偵、本当に探し当てた。
お姉様「ねえ、●●(私)、この齋藤さんの“齋”の字さぁ……」
私「ハイ……?」
お姉様「見本、上の真ん中のとこ、“Y”じゃなくて“了”じゃない?」
私「……ホントだ」
私「え、じゃあさっき私がチェックした中にも齋藤さんいました!!」
お姉様「そっちも見た。それも多分、“了”だと思う。」
ヒイーーー!
やっぱり代わってもらって良かったぁぁ!!
その後、パソコンとかのフォントとかには存在してないけど、旧漢字として確かに“了”の齋は存在することがわかり。
お姉様「いやー、前の仕事の時に、サイトウさんとワタナベさんにはパターンの多さに苦労したから」
と、笑っていましたが。
お姉様、そのセンサー、オプションで私にも後付け出来ませんかねぇ……
ちなみに、お姉様は筆跡鑑定も出来まして。
名前のない伝票を見せると、事務所内の誰が書いたか教えてくれます。
うーん、名探偵……。