本日のつぶやき「ホンダのコピーは好きだった」(日経BOOKプラスより)
この記事を読んで。
ホンダのコピー好きだったなぁ、と思いだして。
元々キャッチコピーって結構好きで、モノによってはメモを残したりするんですけど。
ここ数年、ホンダは長尺のコピーのイメージがあった。
最初に目についたのは「負けるもんか」のこれ。
その後、順番は定かじゃないし、見落としもあるかもだけど、これとか。
これとか。
一番最近だと、結構バズったこれ。
これはさぁ。
F1ハマったオジサン世代(私はオバサンだけど)は胸熱だよね。
普通、キャッチコピーって長尺のものは分が悪いイメージがあるのよ。
そう思うでしょ?
人間さ、そんなに律儀に隅から隅まで読まないじゃん。
特に広告なんて。
だから、一発でイメージを掴める言葉を投げ込むワケじゃん。
それをさ。
こんなに読ませる? ってくらい長いし、特にオジサン世代(私はオバサンだけど※2回目)にはグッと引き込んで最後まで読ませる筆力はすごいな、と思ったのよ。
で、これを書いたのが三島邦彦さんという電通の方らしい。
うへっ電通、と、反射的に思ってしまうけど、あれだけ大きな会社なら、実力者もいるんだな……
プロフィール的なものはあまり探せなかったけど、有名な方のようでインタビューはちらほら見つかる。
確か、林真理子先生も、その昔、糸井重里さんのところでコピーライティングを学んでいたはず。
私ね、文筆業の中で一番すごいな、と思うのがコピーライターなんです。
いや、他のジャンルの方だって、凄いんですけど。
今回のホンダみたいなのを除けば、基本、短い文章で人の心を動かさなきゃいけない。
動くか、動かないか、じゃなくて動かさなきゃいけない。
核心をついて、尚、その先を想像させるものじゃなきゃいけない。
しかも、一瞬で。
それって、ドラクエで常に“かいしんのいちげき”を狙うようなものじゃない? (ドラクエに例えれば伝わると思ってるドラクエ世代)
普通、そんなに毎回出ないから“かいしんのいちげき”なのに。
たまに、コピーライティングの本を読むこともあるけど、三島邦彦さんの話に出てきた『コピー年鑑』って本があるのかー。
へー、面白そう
と、思ったら
高っ!コピー年鑑高っ!!
仕事の資料として、とか、教材として、ならまだしも、一般市民が興味本位で買うには高いなぁ……
どっかで、チラッと、パラッと見れないかな……
あ、でも、ブックオフで最新じゃなきゃ値崩れしてるのね。
……まあ、ほとんど在庫ないけど(在庫あるのは20年前のものかぁ)。
でも、機会があったら一度読んでみたいなぁ。コピー年鑑。