本日のつぶやき「楽しみなドラマ」
よしながふみさんの『大奥』のドラマ化来たわね!
人気作だから、今更な説明かもだけど。
『大奥』は よしながふみ が、白泉社のメロディ(ヤングアニマルコミックス)で連載していた歴史SF作品。
完結済。全19巻。(※Kindle版が期間限定で2巻まで読めます)
ストーリーはタイトル通り、徳川幕府の大奥が舞台。
ただ、史実と違うのは、作中では江戸時代の初めに、成人男性にのみ広がった疫病“赤面疱瘡”。その致死率の高さから、日本の男性は1/5にまで減ってしまった。
労働、跡継ぎに困るようになる。
徳川幕府はその事実を隠す為に鎖国をし、社会は女性が動かすようになり、やがて将軍も女性が務めるようになる。そして、大奥は“種馬”になる男性が集められた……
というもの。
だから、名前は男性でも、家光以降みんな女性。
でも、面白いのは男性が女性に(女性が男性に)なっただけで史実は大きく変わってない、ということ。
それなのに、まー面白い。
ご存知の通り、この作品は既に映画2本、ドラマ1シーズンの実写化をされてまして。
作品冒頭の徳川吉宗、綱吉部分のエピソードが映画化、家光のエピソードがドラマ化されています。
私がちゃんと観たのは、一作目のニノが出ていた映画だけなんですけど。
……正直に言うと、大奥、男性ばかりじゃないですか。
衣装の安っぽさが目についた作品だった、という印象でした。
仕方がないんですけどね。
着物ってやっぱり高価じゃないですか。
そして、フィクションだから、多分男性の着物で女性のような華やかなものって、そうそう無いんだと思うんですよ。
でも、大奥の男性って“そこにいること”が仕事でやることがないから、華美になっていく。
だから、色合いは華やかだし、それなりにお金をかけてるのかもしれないけど、安っぽさが出ちゃう。
堀北真希が演じていた商人の娘の着物の方が豪華に見える。
演技が、見せ方が、って前にそこが1番気になっちゃったから、今回のドラマ化はNHKさん。
……どこまでやれるんだろう? って、期待半分、不安半分、って感じです。
そして、ドラマ10枠って普通に1クール、っていうか近年は長くて10回のようだけど。
……おさまるの?
あまり欲張ると1.7倍速みたいなドラマになりそうだけど……
来年の年明けから、楽しみです。