6月5日の日記

朝……

朝日の光、鳥のさえずり。飼っているマンチカンが枕のそばにやってきて、朝を告げる。眠気な目をこすりながらゆっくりと起き上がる。天然羽毛の毛布を繰りベッドメイキングをしている間に、感じ取る春の予感に胸を躍らせながら、そろそろ衣替えかな、と思うのはもう何日目だろうか?

いつも通りお腹を空かせたマンチカンに餌をあげるためキッチンに向かう。ボウルにキャットフードをよそい、ご飯だよと伝えると、彼女が甘えた声で返事をする。飼ってから3年が経った今でもこの子の可愛らしさは変わらず、愛おしさが日に日に増していくのは、たぶん世界中の猫を飼っている人に共感されることだろうと思われ、なにもおかしくはないのだと自分を肯定する。そんな朝がまた始まる。

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