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私がライターとして発信するワケ

今治タオルとの出会い


私の今治タオルとの出会いは、小学生の時に愛媛県で過ごしていたころに遡ります。当時は今治市を車で通り過ぎる時に工場から上がる煙の量に子ども心に驚きました。タオルの産地と言えば、今治と言うことは愛媛県民は知っていますが、まだ今治タオルは全国的には知られていませんでした。
そこから、神奈川県に移り住み、今治タオルが全国的に有名になったかを目の当たりにしました。この変化にはすごく驚きました。そしてどうして今治タオルが全国区になったか背景を知りたくなり「今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略」という本を読むことで、理解しました。

簡単に本の内容をまとめると


今治タオルは、1960年代に改良されたタオルケットのヒットにより名を馳せました。しかし、バブル崩壊後は海外製の安価なタオルの影響を受け、苦境に立たされていたそうです。この状況を打破すべく、ブランドの再生に向けて佐藤可士和氏によるブランドマークとロゴの刷新、今治タオルの認定基準の設定など、差別化戦略が展開されました。今治タオルはこの戦略により、品質が認められたものだけがその名を名乗れるようになり、再び市場での位置を確立しました。


そもそもブランディングとは?


ブランディングとは、商品やサービスを他と区別するための一連の活動を指し、ブランドを形成します。これにはデザイン、ロゴ、商標などが含まれ、消費者に認知させることが目的です。ブランディングはマーケティングやプロモーションとは異なり、イメージや差別化を図る戦略です。つまり、ブランディング戦略は、自社の社名や商品・サービス名の認知度や印象を上げることに重きを置いており、マーケティング戦略の上流に位置します。マーケティングは売上を伸ばすための全体戦略であり、プロモーションはその一環です。
そして、小学生ながら、今治タオルの印象とこんなにも価値の伝わり方が違うものか...
同じものでも、売り出し方で、こんなにも違った結果になるのか!
ブランディングってすごい!
私もこうゆうことを仕事にしたいなー思いました。

そして、今私はライターとして湘南の魅力を発信しています。
色々な飲食店やショップなどのオーナーと話を聞いて売りがわかっていない人が多いなと感じます。もちろん、こういうとこが売りです!て分かってる人もいるんですが、そうでない人もたくさんいます。お店を開業するのは、当たり前の時点から話が始まるので、私としては開業までに至ったストーリーに非常に興味があるし、記事を読む方もそのあたりには興味があるとおもうんですよね。取材すると、全然思ってたお店の印象と違うことが多々あります。こんな魅力あったんだー広げてあげたいなーと多々思うんですね。

私にとってライターとは


ライターの仕事は、記事を書く際には、単なる情報の提供だけでなく、その背後にある人々の思いや生き方を伝えることに重きを置いています。私は、人にはそれぞれの人生観や価値観があり、それがどのように行動や選択に影響を与えているのかを探ることが大好きです。それを通じて読者に共感を与え、時には新しい視点を提供する記事を作りたいと考えています。それってブランディングかも?と思いつつ、楽しんで執筆しております。人々の情熱や人生に触る深い取材を通じて、読者に共感を呼び起こす記事を書きたいと考えています。「その魅力を必要な人に届けたい」そんな思いで執筆しております。

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