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Claude Artifacts(アーティファクト)」の使い方をわかりやすく解説。実例付き。
今日は生成AI御三家のひとつ、Anthropic社が提供しているClaude Artifactsについて紹介と使い方の解説をおこなっていきます。Artifactsを使うと、チャットをしながら成果物を視覚的に確認することができます。
2024年6月現在では無料で提供されています。個人向けの有料版だと20ドル/月となっており、5倍早く動かせるほか、ほかのモデルも使うことができます。
とはいえ現時点では最新モデルのClaude3.5 Sonnetが提供されているため、わざわざ有料版を選ぶ必要はないように思います。
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今後、上位モデルのOpusなども提供されると決まっているため、そのときには検討するとよいでしょう。
Artifactsはなにができる?
リアルタイムに結果をビジュアライズで表現してくれるので、そのような成果物と相性がよく、いろんな方が使い方を模索しているところです。
よく使われているものをいくつかご紹介します。
ミニゲーム
イケハヤさんがご紹介されていたClaudeの新機能「Artifacts」を試してみたところ…
— 🍣お寿司職人|osushisan.eth🥷 (@SushiNFTart) June 21, 2024
簡単な指示で、あっという間に様々なジャンルのゲームが出来ました😳🎮
・メモリーゲーム
・ジャンプアクション
・巻物集め
・シルエットクイズ
CryptoNinjaやCNPのキャラクターのゲームを想像するとワクワクです🥳✨ https://t.co/fHDdMKokKj pic.twitter.com/qM2KJQJMix
Claude3.5 SonnetのArtifactsで、たまごっち的なゲームを作ってもらった
— よしかい (@yoshikai_man) June 21, 2024
さくさく実装してくれて、その場で動作確認できるから体験いいなー pic.twitter.com/vVwKqYauC3
グラフ、マインドマップ
使用プロンプト:
— すぐる | ChatGPTガチ勢 𝕏 (@SuguruKun_ai) June 21, 2024
" あなたはプロのSNSコンサルです。 このデータを元にして、私のX分析をArtifactsで行なって下さい。グラフなどの視覚的要素をふんだんに用いてください。"
ㅤ
ちなみに、Xのアナリティクスは「ツイートごと」「日ごと」の二つがあり、両方ぶち込むとこのようにより深い分析が可能👇 pic.twitter.com/v2x8Cx8vvy
Claude 3.5とArtifacts
— エクセル兄さん(たてばやし淳)@AI時代のExcel術_書籍多数 (@excel_niisan) June 22, 2024
YouTube動画の全体像を一発でマインドマップにしてもらう方法
普通に「マインドマップ作って」と依頼すると、真ん中から放射状に展開するスタンダードなマインドマップが作られてしまって個人的には見にくい。… pic.twitter.com/tKhejDSMlK
Webサイトのデザイン、コーディング
📣Claude ArtifactsでWebアプリを作る人は
— Taiyo | AIで遊ぶ大学生 (@Taiyo_AiAA) June 21, 2024
「Shadcn UIを使用して!」と指示すると、めっちゃリッチなデザインになるのでオススメ!! pic.twitter.com/dv9z8WFmJh
Claude3.5 sonnet、実際に試してみた。
— shimayuz@AIクリエイター&ChatGPT講師 (@Shimayus) June 20, 2024
えっと・・・
ECサイトが2分で完成したけど、Anthropicさん、ほんとにいいの??
(注:動画速度 前半x5 後半x2)#Claude #Artifacts pic.twitter.com/LrwEtixr2t
など、さまざまな使い方ができます。そのほか資料用の素材をつくるなども。
Artifacts使うと資料にいれる数字なんかもきれいにつくってくれるのでおすすめ。スクショ取るだけ。 pic.twitter.com/IhkFQX78rs
— 入江慎吾 / Lancers LLM Labs代表 (@iritec_jp) June 30, 2024
Artifactsのはじめ方
ClaudeのサイトからGoogleまたはメールアドレスで登録を行ってください。
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Claudeからメールが届いているので、Sign in…のボタンをクリックすると、verification codeの数字が表示されます。コピーしておいてください。
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元の画面でverification codeを入力すると完了です。

ここから使い始めることができます。
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次に、Artifactsの機能をONにしましょう。Try it outをクリック。
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Artifactsの使い方
くふう次第でいろんなものをつくれるため、ぜひいろんな指示をだしてみてください。
たとえば「HTML Artifactsでシューティングゲームを作成して」と指示をだすと、画面上で動かせるゲームをつくってくれます。
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できあがったものをみて、追加で指示を加えていくとよりよいものになります。例えば「もう少し移動速度を早く。玉が当たったらエフェクトも。デザインもかっこよく」と指示をだしてみました。
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変更前のほうがよかったなーと思ったら、チャットを遡って戻したいバージョンをクリックすると戻ります。
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またはAritfactsの左上の矢印でもよいです。
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アイデア次第でさまざまなクリエイティブが完成します。ぜひお試しください。
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