『セルフイメージに投資せよ』

セルフイメージに投資と言うとイメージしにくいですが、
自己投資のお話。

自己投資と言われても何に？と思うかもしれない。
結局、何をすれば自己投資になるのか、
私は初めイメージできなかった。

でもそんなに難しく考える必要はない。
ビジネス書を買う、セミナーに参加する、
もちろんこれも自己投資になる。

だって自分が興味がから。
このような自己投資はイメージしやすい。

でも自己投資はそれだけではない。
健康に気を使って、
運動を始めたり、食生活に気を遣う。
これも自己投資と言える。

だって体が資本なのだから、
それに投資するのは自己投資と呼べる。

私は大学生の時、
中国へ3カ月ほど留学していた。

そこでした体験は日本では味わえない、
非日常だった。
食生活はもちろん違う文化に触れることができた。

万里の長城は圧巻の一言だった。
何百年も昔にこんな大きなものを建築したんだって。
素直にすごいと思った。

当時は中国に対して嫌なニュースが多かったから、
中国に対していいイメージを持っていなかった。
でも実際に行ってみて、
　　「そんな人ばかりじゃないんだ」
と感じた。
偏見だったと思った。

日本も環境のありがたさも知ったし、
私の知見が広がった。

こういった自分の知らない世界を知る、
知見を広げるための投資も自己投資になる。

他にも自分の見た目に自己投資することも大切だ。
人は見た目と話し方で90%程判断するという。
そういう言葉を聞いたらとても大切だと気付く。

確かにいいダイエット方法を教えますと、
太っている人から言われても、信じられない。
だってそんな方法を知っているなら、
その人はやせているはずだから。
実績があるとしても、
その人の見た目に表れていないから、
　　「本当に？」
と思ってしまう。

『K20』と言う映画でこんな言葉があった。
　　「白衣に黒い鞄を下げていれば、医者に間違われるのは、しかり。
　　　黒いカバンのかわり、色のついた眼鏡をかけていれば、それは按摩なり。
　　　同様に、袈裟をつければ坊主。
　　　ターバンを巻けば、インド人なり」
変装の修行をしているときに出てきた言葉だ。

確かに病院で白衣を着ている人から、
　　「薬を飲んだら治る」
と言われたら、その薬を飲むだろう。
でも、友達から同じことを言われたら、
薬を素直に薬を飲むのだろうか。
「本当かなぁ」と少し疑うかもしれない。

それは医者の言うことを信頼しているから、
信頼できるというイメージを持っているから。
疑わない。

どんなにいいものでも、
相手に信頼してもらえないと売れない。
稼ぎ方を売るなら、
稼いでいるような見た目を。
ダイエット方法を売るなら、
やせている見た目を。

その世界に入るとこうなれるんだ！と、
思わせることが大切。
あなたの可能性を信じて、
セルフイメージ向上のために、
どんどん自己投資をしていってください。