土奴の記(本編小説の紹介version)
これはわたしが青の奴隷を募集するために一時期情報を解放していた時にアクセスしてきた“土の奴隷”の記録である。
解放の座標はE136°54‘23.4”、緯35°10‘53.2” 高0(15M)西暦2024
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とにかくこの座標にアクセスして奴隷へのテストに志願してきたのだった。
奴は年齢的にも容姿の条件的にもそこから外れているため、Club専属奴隷としての志願となるが、本人が懇願しての面会依頼である。
奴はわたしに奴隷のテストをしてもらうために最初は間違った努力をしていた。
わたしは元来、毎日の連絡は嫌いで一切しないタイプだ。電話のように突然生活に割り込んでくるツールは嫌いだ。そのために電話は通知をオフにしてある。着信があればわたしの都合のいい時に後でかけ直すかチャットする。いつまでもタイミングが合わないということはない。もしそういう相手がいればそいつとは元々縁がないのだ。そういう相手はあえて追う必要もない。
メールやLINEなどのツールも同様、契約をしていないのにいちいち自己主張を送信してくるバカは時折いる。奴もそうだった。
「サブスクリプションは月額でチャットができるサービスとなっています」とそこかしこに案内してあり、直接それを伝えているのにこのバカは理解しなかった。
奴は以降も昼夜しつこくメールを送ってきてわたしを怒らせた。
⚜️「サブスクは月額10Kからで、一ヶ月間LINE、WhatsApp、もしくはメールその他チャットツールでやり取りし放題というものです。支払いを確認してから一ヶ月で更新するか停止中断するか決めることが可能です。
わたしの時間は有限なので、それがなければ面会予約以外のやり取りはしません。ご理解いただけましたら返信お待ちしております。なお、クラブでしたらご予約いただければ対応いたします。
11月の空きは今のところ✖️日と✖️日です。後半は未定です。
再度となりますがサブスク以外でのやり取りは致しませんのでよろしくお願いします。」
※この時点ではわたしの奴隷でもマゾでもないのでこのように対応している。単なるnoteのいち読者である。
すると返事が来た。
実際に初見に至るまで本当にたくさん来たので全てをコピペのように貼り付けるのはやめるが、こいつが全然人の話を聞かないエゴマゾだということがよくわかるものを一つ、わたしの言葉で多少書き直し紹介しよう。お前らも女性様にオンラインなどで接触するときは気をつけろ。
奴「店舗に連絡し✖️日の✖️時より予約いたしました。
後ほど自己紹介及び調教への趣向、持参する道具の紹介、などを送ります(略)当日の調教がスムーズに行くように(略)ご迷惑かと思いますが
事前のカウンセリングとして私の一方的な思いやNGをお伝えさせていただきますこと
お許し願います 勿論 返信など不要です」
この前後に予約についてのシステムがわからないだの、店舗に電話したら誰それという方が対応してくれてどうのだののメールがくる。
そして後日
奴「おはようございます。お仕事中失礼します。遅くなり申し訳ございません。
(略・身長体重などや外見的特徴、健康などがつらつらと書かれている)
NG項目
(略)金蹴り・ビンタ・ガンキ・浣腸・言葉責め・擬似的揶揄(犬や豚など)蝋燭・スカトロなど
熱い痛い辛い苦しいなどの苦痛系が苦手で鞭、ケインなど全く耐えられないヘタレ、軟弱天邪鬼のエゴマゾですが奴隷の調教に前向きに挑みますため是非お願いがあります
言葉や態度が横柄な方は気持ちが萎え(略)恐怖と不安を和らげ一心不乱に没頭できますよう優しく丁寧に接してくださりますようお願い申し上げます!!
(出過ぎまして申し訳ありません)(略)
・・・・イラついてきた。笑
この後同様のぐだぐだと長ったらしいのをその4まで送りつけてきやがった。それだってたった1日のことで、これがずっと続く。Xのポストを見てそれに対する心構えや謝罪などをいちいち送ってくる。
お前ら、見たいか?
エンタメとして面白いから小説にしている。下書きはあるぞ。
はっきり言ってもわからないのでもっとはっきり言った。
⚜️
「仕事中だ。
お前がこの間から送ってきていたものは本来ならばプレイの時間内にカウンセリングとして行う聞き取りである。
その分の時間を私のプライベートの時間から奪っているという自覚はあるか?
その分の支払いはどのように考えているのだ?
✖️日の対面の時にサブスクリプションに申し込むなら遡って請求するから気にせずメールを続けて良い。
申し込む気がないなら対面の時までくだらない迷惑なメールを送ってくるな。」
わたしが奴に興味を持ったのは奴が欠損個体だと言ったからだ。わたしは美しく鍛え抜かれた若い肉体を折檻するのが大好きでそういう個体ばかりを甚振ってきたが、もう一つ、生殖器の奇形が大好きなのだ。今季はお目にかかっていない。だから興味があったのだ。
生殖器の奇形にはいろいろある。亀頭しかないもの、亀頭がないもの、亀頭が異常に大きいもの、変形、陰茎が2本あるもの、陰嚢の奇形等様々だ。
こいつらには、店舗時代にお目にかかってきた。
他のS女様もそうなのかわからない。
わたしはこういった個体に遭遇することが多かったように思う。
こういった生殖器の奇形の生殖器を破壊するのが好きだ。
美しい、と言ったタイプでの望み通りの個体が現れても実際つまらないということはよくある。
焼肉奴なんかがそれに当たる。綺麗で、センスがありたとえば連れて歩いても見栄えが良いため人が羨む。しかしわたしは人から羨ましいと思われることに興味がないし、そもそも奴隷との面会は最初から最後まで着衣など許さないのでどんな服装をしているか知らないし興味もないのだ。
焼肉はアプリ経由なので顔合わせが食事だった。
なのでそのマナーの良さや品のある振る舞い、服装を知っているだけだ。
彼を放流したと言ったら「なんて勿体無いことを」と友人はいうだろう。でも、わたしがつまらなかったり気に入らなかったら意味がないのだ。
人の評価ほどどうでも良くくだらないことはない。
また、逆にこういうこともある。
アプリで縄の練習の個体を募集した時に自称マゾの27歳のガタイの良いやつがきた。彼は話してみたところ確かにしっかりマゾだった。
が、わたしは、ラグビーをしていたと言っていた美しい体のその若いマゾに性的な魅力を感じた。目的は縄の練習と撮影だったので、約束通りそれらを終えた後少し会話して解散した。
年齢が25歳以上だったのと、彼の性質がマゾのそれだったので(気質性質としてわたしの基準で言うと奴隷上層に当たる)そのため打診はしなかったが、JACKの一人にいたらいいなと思った。世間で言うと性奴隷みたいな感じかな。惜しい。これは惜しいとその時は一瞬思ったが、加虐者として性質がそもそも合わないかなとわかったら興味も削がれるし、実際別れた後今まで思い出しもしなかった。
ところで話を土奴に戻そう。
わたしにとってはこう言った行動は日常であって非日常ではないのだが、彼らはそれが重要な魅力の一つだったという。
なにぶん他を知らないので(知る必要もないし)これについては語るもないのだが、今これを書いていて綾鷹やハイネコも同じようなことを言っていたのを思い出した。
穴野郎のコロも昔言っていたな。
わたしには全部当たり前だからいちいち言わない。そもそも考えてもいない。奴隷との会話で「そうだったのか」と自身のタイプに気がつくことも多い。でもすぐ忘れる。
時折なぜそうなのかと質問を受ける。それで気がつく。そしてまた忘れる。
わたしが仕事をしながら日常的に個人奴隷を持ちしつけや加虐を楽しむこと、それは当たり前にそこにあることで、規律は当然だ。
規律については、例外を作ると例外だらけになるだろ?そういうことだよ。
土奴も過去に何人かの女性様に調教を受けている。
体にはいろんな痕跡がある。
だからと言って礼儀作法がきちんとできているとは限らない。勉強させたし経験はそこそこあるので挨拶や貢ぎの作法など基本的にはできているが、わたしの基準ではまだ甘い。これからそれを叩き込む。
綾鷹はきちんとしたS女性様がたに躾を受けてきた様子が窺えるが、土奴はそういう様子があまりない。
そりゃ一人二人はいただろうけどな。
これからみっちり叩き込んでやるよ。
土奴はnoteの赤の奴隷の書を読み込んで、また、サブスクに申し込み綾鷹や灰猫がしている準備や奴隷としての作法を勉強し、わたしの飲み物の好みなどを彼らのそれから参考にして初見に挑んだ。初回で180分は頑張ったな!
土奴は初回のテストの後サブスクリプション使用者の特権・朝晩の挨拶をさせてやるもので
それ以外にも連絡し放題なのだが(当然わたしが返事するとは限らない)
次回の調教日を決定した際に
土奴「次回の調教日決定ありがとうございます。
初調教ーー過去に経験のない激しい調教 ありがとうございました
次回に向け 課題の【体力】を付け 臨みます」
とのこと。おう。頑張れよ。
でもあれ、だいぶ甘いぞ?
土奴の怪我の写真もあるけどさ、すぐアレになるからやめとく。ふふふ。
本当は本編の【土奴の記】本日決着しようと思って進めていたんだが、リモート会社員はそんなに暇じゃなくて予定は先送り。せっかく仕事を終わらせたのにまたレポートが増えた。会社のだよ。というわけで土奴の小説は11月中に有料にて公開予定です。半ばの休みで上げられるんじゃないかな。お楽しみに。
綾鷹は土奴の怪我の手当をしてやれ。