ただいま、吹奏楽〜オーメンズ・オブ・ラブ〜
みなさん、こんにちは!
Iris Wind Orchestraの浅野です。
第一回演奏会を終え、熱が冷めやらぬうちにアツい季節…夏がやってきました。
そのタイミングで素敵なお知らせです。
演奏会当日の演奏動画が公開になりました!!
今回からは、動画とともに楽曲を振り返って行きたいと思います。
「吹奏楽の青春」の王道、オーメンズ・オブ・ラブ
一曲めにお送りしたのはオーメンズ・オブ・ラブ。
和訳すると「恋の予感」となりますが、特に中高生の皆さんは一度は演奏した青春の曲なのではないでしょうか?
もととなったのは、フュージョンバンドであるT-SQUAREのオリジナル楽曲です。
吹奏楽経験者の中には、もしかすると、「原曲を聞いたことがない!」という方もおられるかもしれません。
でも、この曲はオリジナルもとびきり素敵。
ノリがよく、聞いているだけでワクワクしてくるのです。
そんな原曲を、吹奏楽の作曲者として名高い真島俊夫さんが編曲した結果…多くの吹奏楽に連なる人々が愛する名曲となりました。
色とりどりの「オーメンズ・オブ・ラブ」
事実、You Tubeで「オーメンズ・オブ・ラブ」と検索すると実にたくさんの楽団の演奏を見ることができます。
150人での大合奏や、
サックスだけで演奏したものまで!
中には、野球応援のメドレーに組み込まれている学校も多数あることでしょう。
実は私自身も、「吹奏楽といえばオーメンズ・オブ・ラブなのではないか?」と思うくらいこの曲を何度も演奏し、自身の思い出の一曲だと考えている一人です。(好きすぎて結婚式の入場曲に使いました)。
キラキラしたファンファーレから始まるこの曲は冒頭からまさに、「恋の予感」。
高揚した気持ちになったところでチャイムが鳴り響き、その一音一音が曲を前へと進めていきます。
中高生が笑顔で吹いている姿が容易に想像できる、とっても素敵な一曲です。
そんな青春の象徴とも言える"オーメンズ"。
Iris Wind Orchestraは、第一回の一曲目、"食前酒"として選びました。
イリスのこだわり「オープニングにT-SQUAREリスペクトを」
さて、誰もが知っているオーメンズ・オブ・ラブをイリスはどのように演奏したのでしょうか?
指揮者の神林によれば、今回の演奏にはいくつかイリスのこだわりがあるようです。
イリスの映像を見たらすぐ気づいた方もおられたのでは?
…そう、ピアノをイントロに入れてみたんです。
この元ネタは、和泉宏隆さん本人が演奏されたピアノ演奏。情感たっぷりにイリスのピアニストが弾き込んでくれました。
どうです?聴き比べてみると、本家への愛が感じられますよね。
そして、何より和泉さん自身の奏でる美しいピアノとイリスの元気いっぱい、喜びいっぱいの演奏が重なってくるのです。
音のパレットがキラキラと輝いた先には、ただの「中高の青春の一曲」ではなく、「大人にとっても忘れられない甘い恋の予感」を感じることができるのではないでしょうか。
久しぶりの生演奏にそこかしこで喜びがあふれる奏者の笑顔はもちろん、拍手を煽る指揮者や、全身でビートを繰り出すドラマー。
映像では盛り上がりの頂点が高いことでアンコールに見えがちですが、これが一曲目です。
このあと、イリスは何曲も演奏しています。
イリスで作り上げるのは、そんな音楽への愛と情熱です。
奏者の表情やサウンド、指揮者の背中からもきっとイリスからのメッセージが伝わることでしょう。
次回演奏会をお楽しみに!
Iris Wind Orchestraは、2022年5月の第一回演奏会を経て、2023年3月に待望の第二回演奏会を開催します。
前身や、前回からの参加者だけでなく、吹奏楽に出会ったすべての皆様と「吹奏楽っていいね!」と感じられる温かい音楽を奏でていきたい。
そんな思いで、現在運営メンバーで企画から取り組んでいます。
現在団員募集中です。
皆さんからの応募をお待ちしております!
それでは、また次回!