ノルマ。
バイト先には、売上を記入する用紙がある。
そこには、
"売るか、買うか、どっちかです!"
そう大きく書かれている。
1日分の売上目標を1時間単位で割ったものが、ノルマとなる。
フロア担当の人が、主にこのノルマを担う。
ノルマを課せられるようなバイトは初めてなので、とても新鮮。
これまでぬるま湯のようなところでしか働いてこなかったので、あまり適応できる気がしないのが正直なところ。
とはいえ、ノルマを課せられると何とか達成したくなるのが人の性。
いや、負けず嫌いの性だろうか。
何としても、売上を取りたくなる。
買うのは結構だが、買わされるのは嫌。
そういう気持ちが、既に芽生えている。
しかし、こちらはアルバイトの身。
いざ本当に買わされるようなことがあれば、さっさと辞めるのが正しい気もする。
今のところ本当に買わされている人は見たことがないけれど。
皆が優秀なのか、はたまた。
しばし観察しつつ、売上の獲得法を模索したい日々である。
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