全中出場資格に部活動ガイドラインの遵守を求める請願
IRISでは本日、次の請願を愛知県教育委員会に提出します。
全国中学校体育大会の出場資格に部活動ガイドラインの遵守を含めることを求める請願
1 請願の趣旨
全国中学校体育大会(全中)は、日本中学校体育連盟(中体連)と各地の都道府県教育委員会が主催者となって実施されています。
全中に出場するためには、市町村・地区・都道府県と勝ち進む必要があります。強豪校の中の強豪校であり、相当な練習量をこなしているものと思われます。
スポーツ庁から平成30年に出された「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」をはじめ、各都道府県には、部活動のあり方について定めた「部活動ガイドライン」が存在します。全中の出場校は、各都道府県の部活動ガイドラインを遵守した上で、相当な練習量をこなし、全中への出場資格をつかんでいるのでしょうか。
全中への出場資格は、学校単位であること(この点は近々変更されるようです)と、各地の予選を勝ち進むことです。そこにもう一つ加えていただきたいのは、部活動ガイドラインの遵守です。
全中が部活動の大会である以上、部活動ガイドラインを遵守しないチームが全中に出場することは、公平性の保証という観点および教育上の観点から、望ましくありません。
そこで、全中への出場資格の中に、部活動ガイドラインを遵守して練習してきたことを証明する書類の提出を含めていただけないでしょうか。こうすれば、部活動ガイドラインを遵守したチームだけが全中に出場できることになり、大会の公平性が担保されます。また、部活動の過熱化を防ぐ効果も期待できます。
全中の主催者は中体連および複数の都道府県教育委員会ですので、本県単独で出場資格を変更できるわけではありません。関係機関との協議が必要になります。ですから、「本県単独では出場資格を変更できない」という形式的な理由で請願を不採択にすることはせず、出場資格の変更に向け、関係機関との協議に取り組む姿勢を示すことを求めるのが本請願の趣旨であるとご理解ください。
2 請願項目
全国中学校体育大会の出場資格に部活動ガイドラインの遵守を含めること。
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