二度目の妊娠、忘れられない大きな傷
最も恐れていた事態が起こってしまった。
中学1年の2月下旬。
その日は日曜日だった。
母は仕事に出かけ、父は仕事が休みでずっと寝ていた。
私は寝室で布団に入ってゴロゴロしていた。
すると兄が寝室に入ってきて、服を脱がせてきた。この頃はもう嫌悪感しかなかった。
本当に嫌だった。
抵抗すれば殴られ蹴られ、無理矢理体を開かされた。足を一生懸命閉じようと最後の抵抗も虚しく挿入されてしまった。
「もう抜いて!やめて!!」
そう言っても、
「あと…、もうちょっと、だから」
と言ってやめて