世界に通用する子どもの育て方

読了。
いやーーー、役に立った!

何より、あとがきに書いてることが、非常に真摯だなぁ、と。
「役立つことを書いたつもりですが、正しいことを書いたわけではありません。正解はどこか一つにあるものでなく、それぞれの中にあるものです。」
その通り。
結局、色々な考え方を学びながら、自分に合ったやり方を模索するしかない。

そして、なるほどなー、と思ったのは。
お母さんが幸せじゃないと、家族も幸せにならない、と。
うちは、旦那さんが割と家事全般できる人で、私がちょこっと1人で旅行に行ったりするのも、反対しないんですよね。

この福岡も、一人旅ですし。
それに、元々、私が「母親こうあるべし」みたいなのがあんまり無いから、ストレスもだいぶ低い。
つーか、ベースとして、衣食住と愛情さえあれば、勝手に子供は育つもんだと思ってるし。

だから、うち、中一の上の子とも、下の子とも、親子喧嘩が、皆無なんですよね。
そりゃ、怒ることはあるんですが、それも、プールに行った後の水着を出してない、とか(1週間後に見つかることがある。。こわー。。。)、食べ終わった後の食器を流しに出さない、とか。
どう考えてもやらなくちゃいけないこと以外は怒らない。
特に、下の娘、「宿題やりたくない」って言ったら、「どうぞご自由に、明日先生に怒られてくださいー」で終了。
そうしたら、勝手にやるし。

そうか。公文。

最初、宿題に時間がかかって、ぐずぐず泣いてたなぁ。
で、まぁ、やりたくない、みたいな事も言ってて、勉強、泣きながらするもんじゃないしなぁ、と思って、一回、公文やめたいです、って、先生に娘と二人で言いに行ったわ。
そうしたら、先生が、やっとできるようになってきたし、もうちょっと続けてみたら?みたいに娘を説得して、そこで娘が、はい、って・・・言ったよな、先生から圧かけられて笑
で、朝、泣きながらやるのは、学校に間に合わない恐怖からの涙だったから、夜やるようにもしたんだけど、続けていけば、計算も当然早くなるし、結局今、朝、やってるなー。

その後、1回、公文やめちゃダメ?って聞かれたときは、決定事項として「うちはやらないとダメ」ってお伝えしたな。
議論の余地を与えない、これはルールです、って形で子どもに伝えると、それが理不尽でも、喧嘩にならない。

あと、中学の娘かー。。
これも、もう、小学校を卒業するときに、「これからは、成績、浮かぶも沈むも、あなた次第だから」って、これもお伝えしていて。
ずーーーっと自分の部屋にいるから、どれぐらい勉強してるか分かんないんだよなぁ。。
スマホも、最初は、リビングに置いておけ、って言ってたけど、英語のリスニングとか、QRコードを読んで聞く、みたいなのがあるらしく、もう、スマホも任せっぱなしになってるし。
それに対して、不安も無いんだよなぁ。
ちなみに、1学期の成績表は、フツーーーな感じだったけど、べええつに、トップの成績を取らなくちゃいけないわけでもないし、今のところ、付いていけてれば良いや、って感じで構えてるからなぁ。

そうだ、一点。
動機を自律性で分類してみる、ってところ。
①無気力
②外的調整(やれば何かもらえる、やらないと叱られる)
③取り入れ的調整(競争心や劣等感から頑張る)
④同一化的調整(資格を取るため、奨学金をもらうため、など、自分に必要だから頑張る)
⑤内発的調整(それ自体が楽しいので取り組む)
③は、外から見てると④⑤と区別がつかないけれども、不安感が強く幸福度が低い。
そして、④が一番成績が良いけれども、幸福度が低い、と。
どうなんだろ。
努力する→良い成績(これが報酬)→また頑張れる、って、このループはけっこう幸せだと思うけど。
そして、ノーベル賞を取るような人、ぜーーーーったいに⑤のモチベーションで勉強してると思うんだけど、、逆に言うと、そういう人は、教科の好き嫌いがあって、成績を均したときはときは、あんまり良くないんだろか。
・・・んま、とにかく。
⑤のモチベーションでやることが、一番楽しいに決まってる!

まぁ、今回の本の一番大きい気づきとして、セルフコンパッション。
他人をいたわるように、自分もいたわろうと。
そして、自分の多様性を認められれば、他人の多様性も認められるようになる。
よし、心がけよう、と思いました。

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