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2023/11 佐倉、佐原ひとり旅② 国立歴史民俗博物館と浪花講

国立歴史民俗博物館へ

1981年開館で、芦原義信設計

ソニービル、東京芸術劇場を設計した人
そして、ここ、面白かった。
第一展示室 先史・古代
第二展示室 中世(平安時代~安土桃山時代)
第三展示室 近世(江戸時代)
第四展示室 民俗(民俗学、宗教とか妖怪とか)
第五展示室 近代(リニューアル工事中)→見たかったな
第六展示室 現代
1と2で時間を使いすぎてしまったのだけど、、、3以降が楽しかったかな

石偶なんての、知らなかった。
画質が悪いけれども、、石に線が掘られてる

三井越後屋看板

説明に原品 株式会社三越伊勢丹蔵って書いてあって、ほほー、現物残ってるんだ、と。

道標も集められていたり

あら、お久しぶりです、と思ったのだった。

道標は私的に建てられたものがほとんど、とのこと。
なるほど、今だって手作りの東海道、いっぱいあるから、その流れを汲むものなのか、と、改めて納得したり。

旅籠も再現されていたり。
2階部分の女中さんの影とかも、粋だなー、と。
で、浪花講、知らないな、と思って調べたのだけど

大阪の玉造を拠点に行商していた、1804年、唐弓弦師・松屋甚四郎とその手代・源助が、大阪から伊勢までの道で、この宿は安全ですよ(相部屋じゃない、飯盛り女がいない、など)、っていうのをまとめたのが、浪花組、のちの浪花講になった、と。
なるほど、大山講とか秋葉講とはまた違う意味合い、と。

国書データベースに浪花講定宿図会があった。

https://www.postalmuseum.jp/publication/research/research_08_all.pdf

そして、こちらの54ページには、東海道で浪花講に指定されてる宿なんかも一覧になっているのだけど。
旧東海道でさんざん旅籠も観たけど、浪花講、知らないなー、と思ったら、まぁ、関西にルーツがあるから見たこと無かったのかな。
それともう一つ、有名な広重の描いた東海道五十三次でも、浪花講、見かけてないなー、と思ったけど、1834年に描かれた、とのことだけど。
・・・あ、そうか、、、実際に、広重、東海道五十三次歩いてない説あるんだった。。

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