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8.15 レバノン料理で聖母被昇天祭

今年も8.15です。
1945年の玉音放送のあと、日本放送協会(現NHK)が「敗戦の責任は誰のせいでもありません。国民一人ひとりの罪です」みたいな解説を流したとか。
はぁ?(・∀・)

夫がレバノン出身の人と知り合いになったので、今年の聖母被昇天祭はレバノン料理でお祝いしようということに。

レバノンの聖母。高さ8.5m。でかっ!

レバノンといえば、カルロス・ゴーン。
そして映画『存在のない子供たち』。
主人公はシリア難民の少年。どこの国でも長男は大変です。夫も長男なので、夫の小さいころを見ているようでハラハラしました。見終わったあと手の平に爪のあとが付いていました。

レバノンはいろいろ乗り越えてきたから人々の対処能力が高いし、資源もあるので、政情さえ落ち着けば良い国になると思います。

《本日のメニュー》
・ざくろジュース
・きゅうりの冷製スープ
・オリーヴ
・ピタパン
・フムス(ひよこ豆のディップ)
・ムータバル(なすのディップ)
・タッブーレ(挽き割り小麦のサラダ)
・サムケ・ハラ(焼き魚のタヒニ添え)
・バクラヴァ風パイの実

レバノン料理をざっくり説明すると「トルコ料理をすっぱくしたもの」という感じ。
レモンの産地だからか、すべての料理のレシピに「レモンジュース1/2cup」としれっと書かれています。

きゅうりの冷製スープのレシピにも「レモンジュース1/2cup」と。きゅうり+ヨーグルトと混ぜてもすっぱい!(>ж<) 
レシピをに受けてはいけませんね。このあとの料理はレモンの量を加減することに。

夫がタッブーレ(挽き割り小麦のサラダ)用の野菜(イタリアンパセリ+トマト+玉ねぎ+ミント)を刻んでいるあいだに、私はレバノン七味を作りました。「オールスパイス+黒こしょう+シナモン+クローヴ+コリアンダー+クミン+ナッツメグ」をすり鉢ですって、軽く焙煎。
レモンジュースで戻したブルグール麦+野菜をドレッシングして、レバノン七味を混ぜると、不思議にスパイシーなサラダに。

「フムス」と書いて「しあわせ」と読みます。フムスがあるとハッピー♪ 
もちろんレバノンではフムスにもレモンジュース。夫はこのちょっとすっぱいフムスを気に入っていました。フムスは足が速いので、余ったら冷凍しておくといいです。

ムータバル(なすのディップ)は、なすをロースターで焼いて、焦げた皮をむき、練りごまと合わせてフムス状にしたもの。スモーキー&ほろ苦い感じが大人の味。

本日のメインはサムケ・ハラ(焼き魚のタヒニ添え)。
まずひたすらピスタチオの殻をむき、熱湯につけて甘皮をむき、ハンドミキサーでクラッシュ。想像していたのと違って茶色い……。グリーンのフードカラーを入れてみました。(クラッシュトピスタチオを買っておけばよかった)
タヒニは「練りごま+レモンジュース+にんにく+ピスタチオ+砕いたくるみ+松の実+パクチー+ハリッサ」を煮たソース。
下味をつけたたらを焼いて、タヒニソースをかけます。これは旨い! 練りごまとナッツのソースって魚に合うんですね! パクチーは煮るとマイルドな味になって馴染みます。

デザートはバクラヴァ風パイの実
いつものようにフラフラとADAにバクラヴァを買いに行ったら、閉まっていました! ガーン……。
夫はコンビニでパイの実を買ってきて、シロップとピスタチオをかけて、即席バクラヴァを作ってくれました。あっという間にパイの実がアラブ風(?)に。おたくでもアレンジ・レシピにいかがですか?

☆昨年のG7の難民受け入れは、ドイツ・アメリカ・フランスは各国4万人以上、カナダは3万人、イギリスは2万人弱、イタリアは7千人。
日本に逃れてきた難民は1万人、うち難民認定された人は200人。つまり99%却下。なにこれ?(・∀・)
しかも今年6月に「難民申請3回で送還」ルールが、自民・公明・維新の賛成多数で成立。帰国したら殺されてしまうかもしれない人を帰すって?!
日本はもうG7どころか国連も脱退すればいいと思います。


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