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クリーンなエネルギー『太陽光発電』についての研究

おはようございます。
ホントは、昨日の記事に入れ込んでしまいたかったのですが、雪の影響で、朝早めの行動する必要がありそうで、時間オーバー。

新たに今日の記事とします。

地球温暖化、気候変動の時代。
ぼくたち生活者のひとりとして、どうしらた良いんだろう?

漠然とした不安や、
課題視している人は多いと思いますが、
何だか自分とは関係のない遠い課題のような感じもしますよね。

でも、
明らかに、変動していく気候に、生活や暮らしに、モロに関わりを実感しているのは、皆さん共通でしょう。

抑止策と適応策が重要かと思います。

未来の気候や地球の環境を意識した生活や選択をしていくことが抑止策になっていきます。

また、猛暑や大雨・大雪など、特に命に関わるようなことには、備えと対策が必須ですよね。


ぼくとしては、
少しでも普及や、生活のなかで着目していけるよう、
SDGsやESD。様々な取組みを個人的にも行っています。


そんなある日。

国連大学に務めてらっしゃる知人のSNSの投稿で
「自宅での太陽光発電をしている人に研究で調査をしたいので、協力してくれる人を募集!」というのを拝見しました。

我が家も、太陽光発電をソーラー君が頑張ってくださっているので、
「協力させてください」と連絡したところ、
トントン拍子に話が進みまして、
先方から、いろんなアンケート内容や、研究協力にあたっての同意書などが送られてきました。

すげ〜。(笑)

よくお聞きするところによると、
早稲田大学の研究のことでして、
外国人の准教授さんからのご連絡でした。
(スイマセン!どこの国の方か聞きそびれました!)

メールで概要説明や、スケジュール調整をさせていただき、
ようやく先日、1月31日に、
オンラインでのヒアリングが実現できました。

もう12月中旬から調整していて、「1月中に」ということでしたが、1月の最後の日になるとは・・・(笑)
相変わらずでスイマセン汗


関東の皆さんと、オンラインで初めて顔を合わせました。
外国からの先生は、東南アジア系の方でとても若くてイケメンでした!!(笑)

日本語も、すんごいペラペラで、難しい単語もスラスラ使われるし、日本語特有のまわりくどい言い回しや、微妙なニュアンスの言葉も概ね理解されているようでした。

とっても勉強されたのだろうと思います。
感服いたしました。

そうした方が、日本に来られて、
太陽光発電について、研究してらっしゃいます。


どうも、首都の方では、「自宅での太陽光発電」なんて、そもそもあまり例がないそうで、
かつ、陽当たりじたいが、十分でないご自宅も多いそうです。

都会は大変だなぁ~。

色々と太陽光発電を導入した経緯や、想いや、業者との契約方法や、製品を選んだ経緯など、事細かなリサーチがありました。

季節ごとの、家庭での使用電力や、発電の金額などもお話させていただきました。

太陽光発電で、発電した電力をどのように使っているかという話題のなかで
驚かれた(一例目とおっしゃっていました)のは、
ぼくの家の屋根で発電した電力は、全部、九州電力に売っています。
そして、必要な電力を普通に使用しています(買っています)。

10kW以上の発電能力がないと、この契約は選択できないのですが、新築からソーラーパネルを載せている、この辺の戸建て住宅では、まぁよくある方式なのかなと思っていました。

ぼくは、環境への負荷については、
家を設計する段階からとても気にしていて、
屋根は全部、ソーラーパネルにしていただきました!!
(冒頭のGoogleマップの衛生画像)

もちろん、初期投資は多額になるのですが、しっかり発電して稼いでくれています。我が家の稼ぎ頭です。


余談で、
発電効率の良くなる、太陽の日射しに対する屋根の角度の検討や、建物構造や隣地との立地状況から、計算してこのようにしている話などをさせていただき、笑っていただきました(笑)


ぼくが、このリサーチに手を挙げた大きな理由としては、

太陽光発電に対して、思うところがあるからです。

それは現在、
発電が良いシーズンになったら、
『発電が制限される』ようになったからです。


日射しが低くなる冬のシーズンは、発電量が下がります。
逆に、夏至に向かって、日射しが高くなり、発電量が増えます。

また、梅雨などの雲が多いシーズンは低く、夏や秋など晴れの多いシーズンは発電量が多いです。

そんな天気や日射しに左右されるのが太陽光発電です。


発電量が多くなると、ぼくとしてはとても嬉しくって、
どんどん発電して!
どんどん売って!!!
と思うわけです。


しかしながらー!!!!

先ほどの記事でも詳細を書いていますが、
太陽光発電の『発電量が多くなりすぎる』と、電力が余ってしまうので、発電を制限する必要があるわけです。

まぁ、簡単に言うと、
発電しすぎたら、捨てなければならない。ということです。


詳細に言うと、この言い方は語弊があります。

電力は、
発電も使用も、一定に保たれるのが理想なんです。

主に昼間に動くぼくたち人類としては、
昼の電力使用量が増えるわけですね。

だからこそ、深夜電力など、みんなが電気を使っていないときに、電気を使って平準化しようっていうのもありますよね。

夏の暑い時季、
エアコンも使うし、世間では多くのエネルギーが必要になります。
太陽光発電で供給していこうー!!!

というわけにはいかないんです。
天気に左右される太陽光発電です。

スイッチを入れたり切ったりするわけにはいけません。

なので、
厳密に言うと、
我が家のように、ソーラーパネル載せっぱなしで、制御の運転もしていない発電施設については、
九電側でいったん電力を受取って、
九電側で、上げ下げの制御をしてくださっています。

そこに、せっかく売ったのに、むしろ「ペナルティー」を差し引きで支払わねばならぬ。という制度になってしまいました。

これを『代理制御調整金』と言います。
詳しくは先ほどの記事をご覧ください。


で、
こうした現実も含めて、先ほどの研究者の皆さんにお話をさせていただきました。

ピークアウトして、余ってしまう電力。
たしかに危険なんです。

でも、世の中としては、電力が不足しています。
太陽光発電のように、どちらかといえば、クリーンなエネルギーでの電力を無駄なく使いたいわけです。

もちろん、我が家のお財布事情にも影響してきていますが、
電力事情としても、超重要な問題とぼくは思っています。


一時的にでも、電力を貯めるような装置、いわゆる蓄電池のようなものを社会やローカルエリアのなかで使用したりも研究が進んでいます。

今後、蓄電池の効率性が高まっていった場合には、我が家も検討したいと思っています。

また、発電と比例関係にある天候とのバランスで、それに伴った電力が必要なところに流すような仕組みも考えられるでしょうか。


このようなぼくの思いの丈は、
優秀な研究者の皆さんに託させていただきました。

お互いに、結語として最後に話したのは、
こうした環境への目線や、市民ひとりひとりが地球の未来を考えていくことについて、もっと市民目線での取組みを進めていきたいということです。

ぼくたちが行っている活動や
家庭の中での取組みもご紹介させていただきました。
(昨日の記事のような話題です)


ぼくたちが暮らす、
この美しい地球の未来が、
これからも持続可能で、
暮らしやすいステキな星であり続けるように、

現代の生活者である、私たち自身がもっともっと考えて暮らしていきたいですね。


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。




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入門真生/認定NPO法人好きっちゃ北九州/学びと気付きのアウトプット
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