どんどん躍進していく若者たちにエールを!!
昨日、北九州市八幡東区にある『八幡高校』で、
「夢現∞プロジェクト成果発表会」が行われました!
11月に行われた、いわば「予選」から、決勝リーグに進出したチームの発表がありました。
前回の様子はコチラ!!
この記事の中に、八幡高校の生徒さん達と、ぼくが出会ったときの様子や、
一緒に活動してきた様子などの記事を引用しております!
とっても光栄なことに、
高校生たちの指導にあたったということで、こうした発表会にゲストとしてお招きいただいております。
ぼくの携わったメンバー達は、見事、予選リーグを1位通過し、決勝リーグへと進出していきました。
今回についても、お招きいただき、とても光栄です。
本来、審査もお願いされていたのですが、午前中まで仕事が抜けられず、駆け付けましたが、1番目のプレゼンに間に合わず、審査はせず、参観とコメントだけとさせていただきました。
とっても広い体育館。
1・2年生が全生徒集まっています。
ぼく達ゲストもその後ろにズラリと並んでおりまして、
さらに、PTAの保護者の方々も多数ご来席されていました。
と〜っても多くのギャラリーが見るなか、広いステージで、発表をします。
とても貴重な機会を得たものと思います。
緊張なんて感じさせないほどの堂々たるプレゼンでした。
どのチームも、短い時間のなかで、端的に、テンポ良く、どんどんプレゼンしていました。
短いプレゼンというのは、とても練習が必要ですよね。
また、他の参観者とも話していたのですが、プレゼンのスライド作りも上手です。
前回の予選のときにも、他の来賓者からその上手さの秘訣について問われていましたが、特に教わったりはしてきていないそうです。
ぼくたちの世代なんかは、スライド作りも、ついつい、テキスト(文字)が主体になってしまって、インパクトに欠けるのみならず、今回のような、広い会場で、見ると見えにくい、読みづらい、時間がかかってしまうというデメリットばかり。
高校生たちのプレゼンは、図や写真やイラスト、表などを多数駆使されていて、とても共感・納得いくものばかりでした。
考えてみると、ぼくたちの世代は、学びやインプットが、『本』の活字をベースにしてきたように思います。
一方で、彼女ら彼らの世代は、『動画』や『写真』でのインプットに慣れており、逆に伝える側になったときにも、そうした発想から表現をできるんだろうと思います。
それにしてもスゴイですよね!!
ぼくの携わったチームは
『学びの主体性』ということを大切にしていました。
そんな学びを、「教える」「伝える」側になった、実践とアプローチ、そして試行錯誤や研究についての発表でした。
とっても素晴らしいプレゼンでした。
でも、ぼくなんかから見ると、
彼女たちがまさに、『主体的な学び』をしてきたように思います。
ぼくからは最初に、ちょこっとだけ、エッセンスや感性のポイントについてお話して、「場」や「ツール」の参考を示したに過ぎません。
そこからは、彼女たちがまさに、『主体』として、どんどん前進、研鑽していったことを拝見、実感しました。
高校に限りませんが、学校教育で学ぶことは、どうしても、受け身になりがちです。
自分から主体的に研鑽していくことは、狙ってできるものではありません。
そんな彼女たちの積極性やバイタリティーは、この研究プロジェクトのみならず、これからの人生でとっても糧になっていくものだと感じました。
他のチームも、インプットだけにとどまらず、外の世界に飛び出していって、実践を積んで、さらにオリジナリティーを加えてというものばかりで、『地域実践』がとても素晴らしくできていました。
皆さんの行動力と実行力に大きな拍手を送りたいです。
決勝進出ならなかった、他のプロジェクトの皆さんは、パネル発表をしました。
全部のパネルを見て回るだけで随分と時間がかかりました。
環境問題、平和、まちの活性化、子育て、健康、介護、、、、
などなど、様々な分野でのアプローチをされていて、どれも興味深いものばかりでした。
こうして、若い世代の皆さんが
それぞれの眼を輝かせて、学び、そしてステップアップしようとしています。
彼ら彼女らの飛躍に、大きなエールを送りたいと思います。
ステージでのプレゼンと、
パネルでのプレゼンを終え、
また全員が主会場に戻り、『講評』があるとのことです。
よし、「ぼくがひとこと言ってやろう!!」と意気込んでいましたが、多数のご来賓のなかから、ぼくだけを選ぶわけもいかず(笑)、
代表して教頭先生が講評をされました。
ぼくに講評のチャンスが回ってきたら、話したかったことが3つあります。
ここに記載しておきます。
①必ず未来は変わっていく。
これまでがあって、現在があって、そしてこれからがあります。
皆さんの未来は、どんどんと拡がっていきます。
そして、必ず、進んでいく、変わっていくから、
「こうあってほしい」、「こうなりたい」。
そんな願いを胸に抱えて進んでいると、少なからず、ちょっとだけでも、そんな風に変わっていくものなんだろうと思います。
これからの皆さんが願う未来へ、進んでいくことを応援しています。
②ムーブメントを
①の話に続きますが、多くの人が「こうなりたい」と願うことで、共感が広がっていくと、ムーブメントが起こっていきます。
流行りの歌手やインフルエンサーなんかもそうですよね。
少しずつ、みんなが「いいね」って思うから流行っていきます。
そんなイメージをもって、みんなが気持ちを寄せ合い、共感を多く産んでいけると、大きなムーブメントを起こしていくことができるはずです。
大きなことでも、小さな一歩から始まります。
どんなことでも、小さな願いから始まります。
共感を広げて、ムーブメントの一員となって進んでいきましょう。
③ひとりひとりを大切に
②のことと逆行する話です。
これまでの社会は、資本主義まっしぐら。
残念ながら政治の世界も多数決。
多くの場面で、多数派やトップランナーが牛耳ってきた社会です。
マジョリティとマイノリティ。
でもでも、これからは、共感社会です。
情報にあふれ、どこで人が繋がり、共感が生まれるか分かりません。
少数派のなかでも大切な感性や感情があると思います。
そして、それは、ひとりひとりを大切にするということなんだろうと思います。
ひとりぼっちや、見向きしてもらえない。
人とは違う感性や価値観を持ってるんじゃないか。
そんな不安があるときもあるかもしれません。
でも大丈夫。
共感してくれる人は必ずいるし、そうした気持ちも大切にしてくと、また共感してくれる人のためになるかもしれません。
発表の中でもありましたが、
自分を大切にすることで、他人を大切にできる。
他人を大切にすることで、自分を大切にできる。
そんな素敵なループが回っていくんだろうと思います。
「審査」のようなお招きをいただきましたが、
とんでもない!!!
ぼくが皆さんから、未来輝かしいエネルギーをいただいたような気持ちになりました。
若者たちの飛躍にエールを!!!
この記事をご覧いただいた皆さんも、
そんな若者たちの奮闘と成長と飛躍が伝わればと思いました。
今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。