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ルールと、その反対
この週末は、ずっと娘のバスケの試合です。
AJPカップという大会で、福岡市までUターンラッシュをかいくぐり、連日向かいます。
AJPはAll Japan Projectの略で、遠くは沖縄から、多くのチームが集まっております。
ウチの娘はまだまだチビッ子なので、試合には出ないんですが、ぼくは審判要員としてフル出場です(笑)
審判と我がチームの試合とが交互にある感じで、忙しいっす(笑)
でも、
ぼくなんか、スラムダンクを見て、夢中にバスケの練習をしてましたが、所詮素人です。ルールや細かい技術なんて、スラムダンクに描かれていること以外は分かりません(笑)
子ども達のおかげで、こうして、審判ライセンスまで取り、こんなに大きな試合でも、グレーの審判の服を着て、笛を吹いています。
真夏の暑いなかですが、試合ごとに走り、プレーをジャッジし、その都度、学びや経験の蓄積があるように感じます。
この歳になってでも、素人からレベルアップできるのは喜びなのかもしれません。
次の試合も吹けるように、体力を維持・向上せねば!っていう思いも続きます。
ぼくは、ずっと野球で育ってきたんですが、
野球のルールって、とっても難しいんです。
高校野球を教えていたぼくとしては、かなり詳しい自負がありますが、それでも、ぼくでさえ分からないプレーが発生したりします。
野球のルールはかなり奥が深いです。
野球は下手でも、ルールは詳しいっていう野球小僧がどのチームにもどの年代にもいましたよね。
野球のルールでも、単純に覚えようというのは難しくって、ルールのその裏があることを感じれると良いと思います。
つまり、そのルールが必要な理由。
そのルールがなければ、こんな悪いパターンが起きてしまう、というものです。
このルールと、その反対側を意識しておくと覚えやすいし、ルールにも意味を成していくものだと思います。
例えばですが、
バスケの試合は、2種類の色のユニフォームに分かれて戦います。
どのチームも、2種類の色のユニフォームを持っています。
白っぽい色(淡)と、黒っぽい色(濃)の2種類で、試合の組合せが決まった時点で、何色のユニフォームを着ないといけないのか、決まっています。
子ども達が「最初の試合は何色~?」と聞いてきます。
審判をしていて、白VS黒の試合があるとします。
「白ボール」とコールしてスタートすることがあります。
でも「黒ボール」とは言わないんですね。
なぜか「青ボール」(笑)
黒いユニフォームでも『青』って言うんですね。
不思議でしょ?
このルールにも、裏があるんですね。
「しろ」と「くろ」を聞き間違うからなんですね。
おぉ、なるほど。
更に例えば、
審判は、いちいち、グレーの服に着替えないといけないです。
しかも、これ、結構お高い(笑)
ぼくはチームに買っていただいたので良いんですが・・・(笑)
何で、いちいち、お揃いの審判の服に着替えないけんのかなぁ。Tシャツそのままじゃダメなんかなぁ、とか思っていました。
そこで分かりました。
さっきの色です。
白VS黒ですから、その中間的な色であるグレーの服を着るんですね。
そうすると、パッと見たときに間違われないですよね。
おぉ、なるほど。
スラムダンクを読んでいて不思議でした。
ゴリやボス猿や牧など、キャプテンが「4番」のユニフォームを着ます。
野球なんかでは人気の、1・2・3番はありません。
「何でバスケち4番からなんやろ?」
と思っていました。
そのルールの向こう側にある疑問も審判をしていて分かりました。
シュートの最中にディフェンスがファールをしてしまいます。
手が当たったとか、押したとか。
そうすると、フリースローの権利が与えられます。
審判は、ファールの際は、手はグーで上に手を挙げて笛を吹きます。
試合を進行している本部の方に行って、
何番が、どんなファールをして、次にどうプレーを再開するか、を示します。
なので、この場合は、例えば、
白7番!、プッシング!、ツースロー!
とジェスチャーを交えて伝えます。
数字の示し方も2つの手で2桁の数字の示し方まで決まってきます。
もちろん、ファールの内容によるジェスチャーも様々あります。
ここで背番号に立ち返ります。
そこで、もし、2番の選手がプレーしていたとしたらどうでしょう?
2番のファールなのか、2スローなのか、ジェスチャーのなかで、混在してしまうかもしれませんよね。
1スローのときもあるから、1番もダメ。
じゃあ、3番は?
小学生にはありませんが、3ポイントシュートのときに、ファールが起きたときは3スローになります。
ということは3番もダメ。
ほら、やっぱり、4番からになる理由がありました。
そんなこんなで、
ルールの向こう側にある、理由。
それを考えていくと、ルールもより面白くなりますよね。
車を運転していてもいつも思います。
道路交通法って上手くできているなって。
ルールが理にかなってるんですね。
ルールの反対側にある、ダメなパターンをイメージしていけると良いですね。
スポーツのルールに限らず、
こんな社会の中でのルールや決まり事。
そんな目で考えていけると面白いのかなって思います。
逆に言えば、悪いパターンでも包容できたり、悪いパターンが起きなければ、ルールなんて要らないんですよね。
そうした話題もまた今度、書いてみましょうね。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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