梅雨最盛期による大雨。
西日本を襲っています。
ぼくも、泊まり込みで防災体制。
北九州では大きな被害はなく、安堵しています。
このような大雨による大規模災害。
突然起こる地震。
そして、火災。
市町村単位で設置している消防組織にて、即応体制をとります。
聞きなれない言葉かと思いますが、
ぼくたちのような職業としての消防組織を『常備消防』と呼びます。
24時間勤務、交替制にて、常に備えております。
一方で、『非常備消防』という言葉をご存知でしょうか?
そう。
消防団員の皆さんのことです。
消防団員の皆さんにおいては、
非常備消防という名のごとく、有事の際に集結し、災害に対応いただきます。
自然災害をはじめとした大規模災害には、常備消防だけでは、対応しきれず、非常備消防の皆さまの貢献がなくてはなりません。
ぼくたちのような職業消防ではなく、
それぞれの仕事をしながら、有事の際に活動いただく、自分たちのまちを自分たちで守るという想いを傾けて対応してくださっています。
また、学生の消防団員さんもおり、学業の傍ら活動してくださっています。
実は、
職業での「消防士さん」常備消防の、
2倍の人数の「消防団員さん」非常備消防の皆さんがいます。
なかなか頻度は少ないですが、
そんな2倍の人数の非常備の皆さんに、このまちが守られています。
もちろん、急に災害対応なんてできませんから、
装備を備え、
訓練をし、
規律を正す礼節を学び、
災害に備えていただいております。
昨夜からの大雨対応においても、
避難情報が発令されたならば、広報車を走らせて、山裾の方面を走っていただきました。
レベル4:紫に相当する土砂災害警戒情報をきっかけに発令された「避難指示」を受け、明け方には、防災体制の増強により、
早朝にも関わらず、本部の皆さんに出動いただき、待機していただいておりました。
常備に比べ、
2倍の人材を持つ非常備。
その大きなチカラによって、いざというときの大規模災害に備えていただいております。
ぜひ、そんな目線をもっていただき、注目いただけると嬉しいです。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の写真は、ポンプ操法の訓練の様子です。
いよいよ、明日、本番です!!
ぜひ、ご来場いただき、雄姿をご覧ください!!
<1年前の”今日”の記事★>
おぉ!!
一年前の今日は、300日達成の記事ですね!!
たしか、この記事で、666日だったような・・・。