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避難のきっかけはご近所での声かけ?
台風第14号「チャンス-」がこっちに向かってきています。
昨日に続き、今日も防災ネタを書いてみます。
大雨災害においては、避難行動がなかなかその一歩が踏み出せないものです。
多少は予測がつく大雨災害に対して、命を守るための行動をいかにつくっていくか、昨日、投稿した防災まちづくりの取組みなどで、メンバー達で意見交換したり、先生に教えてもらいながら考えてきたものです。少しだけご紹介します。
①ヒトは一人じゃ逃げられない
誰しも、自分が災害にあって命を落とすなんて想像ができません。
僕だって、そんな想像はできません。
これは人間の性(さが)なのだと思います。
多少、来ると分かっている大雨に対して、「今回も大丈夫」「自分だけは大丈夫」と思ってしまいます。
自分ひとりだけは判断できないのです。そういうものです。
いくら緊急速報メールが届こうが、ニュースで注意喚起されようが、「自分に言ってくれている」と思えないものです。
では、どうすれば?
②行動のきっかけは、近所での声かけ!
災害への対応については、近くに住んでいるご近所さんからの声かけが一番です。
同じような災害の敵があって、同じ雨が降っているからです。
もちろん、離れたまちに住んでいるご親族・友人からの連絡も重要なきっかけになりますが、命を守った多くの地域で、ご近所さんの声かけで命を守った例があります。
近所の方々はいわば運命共同体であり、『互近助さん』です。
日頃からご挨拶などして、いざというときにはお互いに、支え合い励まし合いたい助け合いたいですよね。
以前に開発したご近所さんネットワークという遊びも紹介しておきますね。
屋台やお祭りなどでも使えるネタですよ!
③「ウチにおいで避難」
最近のコロナ禍もあって、公的な避難所以外の「マイ避難所」への避難が重要視されてきましたね。
小学校での火災の避難訓練のように、皆が列をなして、ひとつの場所を目指すなんていうのは、大雨災害では適切ではないですよね。
ご家庭ごとに、最適な安全な場所で災害をやり過ごす、「難を避ける」のが避難行動の本質だと思います。
自宅より安全な、親戚や友人の家、ホテルへ避難している人も多いようです。もちろん、移動するより我が家という方も大勢いらっしゃると思います。
水害や山の近くなど、2階への垂直避難が重要な地域もあります。近くに2階建ての寄せてもらえるご近所さんがいると良いですね。
では、ご覧の皆さんに質問です。
上のイラストのとおり、ご近所さん宅への避難の際に、
行く側が「そちらに行っても良い?」と言うのと
迎える側が「ウチにおいで!」と言うのでは
どちらが言いやすく、実効性が高まると考えますか?
なかなか遠慮して、行っても良い?なんて図々しいと思われて言えないものですよね。
こういった迎える側から声をかけてあげるというコミュニティが、その命を守るのではないかと思っています。
こういった思いやりの気持ちは、子ども達にも本能的に身についていますから以下のようなゲームも作ってみました。
④心配性が命を守る!
災害に対しては、臆病な、心配性な人ほど命を守れるのではないかと思います。
勇敢に立ち向かうカッコイイヒーローではなくって、心配性な人ほど、自分や家族、ご近所さんを守れるものと思います。
以下のものは、プロのミュージシャンやダンサーも交えて、みんなで、作詞や振り付けを作った心配性ヒーローです。
歌詞や振り付けにも注目して、是非ご覧ください!!
台風が接近しています。
皆さんも心配性ヒーローになって、ご安全に!!
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