今しかない、今を重ねて。
時間は、無限なようで有限だ。
つまり、『限りある』ものです。
学生時代、部活だったり、学生会だったり、勉強だったり。
タイムリミットに追われることばかり、いくつも並行して実施していました。
とっても忙しい日々でしたが、とても充実していました。
その頃に、いつも思っていたことは、
『時間には限りがある』ということです。
それを既に体得していたように思います。
例えば、ぼくたちが卒業した高専というのは、どの科目も専門的で難しい。
なのに、1科目でも60点未満があれば、留年です。当時はそれほど厳しいものでした。
ふだん、ちゃらんぽらんに授業を聞いていると、年にたった4回しかない試験でズッコケるわけです。
一夜漬けで気合いで勉強するわけです。
絶対しくじってはならぬ・・・!
そんな社会のくぐり抜け方をみんなで習得していきました。
そんななか、高校野球にも励んでいます。
部活の試験休みで、休んでいる暇なんかありません。ライバルたちは練習しています。その時間さえ惜しいものです。
じゃあ、普段からちゃんと授業聞こうか、ということになるわけです。
限りある時間を、みんな一緒に刻んでいます。
おかげさまで、『時間を大切にする』という、とても貴重な学びを得ていきました。
そんな体質のため、社会人になっても、あれやこれやと、忙しい毎日で、『時間を大切に』暮らしていることができているように思います。とても充実した日々で感謝するばかりです。
我が子たちにも、こんな『時間を大切に』過ごしていってほしいと、常々、声を掛けますが、なかなか実感するまでいきませんね。
試験前、散々声かけても頑張りきれなかった息子。本人でも自分の甘さや弱さを痛感しています。返ってきた試験結果が想定以上に良かったものですから、逆に、次回はもっと頑張ろうという気になっています。
部活なんかでヘロヘロになりながらも、夜遅くまで塾に行ったり、基礎学力がついている成果だと思います。時間は有限です。
なんだかいつもグダグダしていて、同じ屋根の下でも、ぼくとは正反対のような時間の浪費ぶりを見せる息子。お前の時間をお父さんにくれ、と思うぐらいです(笑)
文化の秋、文化祭です。しっかりと輝きを放つ姿を見られました。懸命に取組んだり、友達たちと何かを創り上げていくこと。
うんうん、今しかない、今を重ねて、頑張っていこう。
刻々と針が過ぎていくこの時間も、
二度と戻りません。
それでも一足飛びにもいきません。
少しずつ少しずつ、大切に重ねていけたら良いですね。
今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。
冒頭のイラストは、灯さかす(イラストレーター)|noteさんの作品を使用させていただいています。いつも、ありがとうございます。