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漠然としたものや無意識・無関心のものを、学びや気付きに変えていくには?

昨夜、北九州ESD協議会による『未来創造委員会』を開催しました。
一応、ぼくが名ばかりの委員長でして、とても有意義な会議になりました。

事務局側から、これまでの進捗と、これからの展望についてご説明いただいた後、もう会議も終了かと思われた矢先?(笑)
ぼくから、色々と議題提言してしまい、そこから倍ほどの会議時間になりました(笑)
委員の皆さん、スイマセン(笑)
おかげで素晴らしい議論になりましたね。

会議冒頭、遅れて到着の委員も

この『未来創造委員会』の大目的は、ESDに関する活動や動きのなかで、若い世代の『ESD人材』の裾野の拡がりや人材確保・育成です。

そこで、これまでの議論の経過において、ホップ・ステップ・ジャンプの感じで、
まずはメンバー内や身近な人を中心とした、小さな事業・イベントを実施して、
その次に連携先の人たちを巻き込んで、
最終的には、これまで繋がって無かったような、色んな人たちと繋がっていき、ESD人材の拡がりや、裾野の拡大を目指していくものです。

現在は、ホップからステップぐらいの間ですね。

通称:『水プロジェクト』とぼくが勝手に呼んでいる、川や海などの水辺で、自然を体験しながら楽しく学ぶという体験活動を実施しました。(ぼくは一度も行かずにスイマセン汗)

メンバー自身や、家族・友人等を連れて参加していただきました。

やっぱり自然のなかで、触れながら、体験しながらの学びは、とても楽しいですし、体験活動としての大きな成果があることを感じられたようです。

例えば、北九州は山あり・海あり。
すぐそこに豊かな自然があり、適切に遊べればこんなに素晴らしいものはありません。

紫川でカヌー体験をしたときも、いつも身近に通っている場所なのに、こんな体験を始めてした!ということや、
駅や街中からこんなに身近なところに、こんな豊かなESDのフィールドがあるということは、実は潜在化してしまっているということ。

親子連れの寄りやすい状況を設けたり、
こうしたイベントを通じて、『きっかけ』をつくっていくこと。
各種SNSもありますし、アプローチのしやすさや気軽さ、そして活動するチャンス・きっかけを、どんどん発信していけると良いのかもしれませんね。

また、指導者、スタッフが居るということも、とても大きな要素であるとの意見が出されました。

そこに、適切にESDをストーリーとして語れる人がいれば、
普段何気なく通っている川も、
豊かな自然と向き合えるストーリーや、安全を確保しながらの体験活動へのきっかけ、そして、環境や自然を意識して、未来への学びを行えるものです。

そうした、『人』としての要素も大きいものですよね。


続いて、今後の活動展望をご説明いただきました。

イベントが目白押しです!!

まず、今週末!
8/26(土),27(日)
イオンモール八幡東での
『防災Lab.夏まつり~みんなであそぼうさい』

続いて、
9/9(土)
ミクスタ前の公園での
『ギラ☆ランドdeあそぼうさい』

更に、
9/23(土)
小倉競馬場での
『小倉南子どもまつり』

そして!
10/15(日)
JRの小倉工場での
『JR九州小倉工場まつり』

ESD協議会の参画団体・会員はもちろんのこと、プレイヤーを募集しながら、携わる人材を増やしていこうという作戦です。

次回の委員会は、どのような方策であれば、仲間や人材が集まっていくのか、そのノウハウについて確認していきたいと思っています。

こうした、前後の進捗をお聴きしていて、ぼくには取り上げたい話題がいくつも・・・!

そこで、提案させていただいた議題として、
『漠然としたESDというものを、いかに「学び」として表面化させていくことができるのか、そのアプローチや方策』について、意見交換することとしました。

入門の板書:いつも乱筆スイマセン・・・

この未来創造委員会は、若手中心に構成されていますが、ぼくからダブルスコアほど若い人もいれば、男女比も半々。
そして、産学官民、それぞれの立場の方々が参画しています。

ホントに、多彩な素晴らしい意見が出されました。

普段、何気なく存在する学びの要素も、ストーリーが付いたり、人がいたり、イベントなどでのきっかけがあったりすると、とたんに学びや気付きに変化することができるということです。

また、特に民間との連携においては、SDGsやCSRなどの視線を持たれている企業も多いです。生業にしながら、未来を創っていってらっしゃいます。
でも、市民のESD文化の育み!や未来へのまちづくり!なんて掲げてもちょっと遠くて参画できないような気もしますが、そんなカタチになっていないようなものでも、「そこに未来への意義がある」っていう言葉やアプローチにできたら、ESDの育みへの大きな担い手となっていくんだろうと思います。

また、フィールドの話でも盛り上がりました。
行政や民間っていうのはそれぞれの立場・領域がありますし、
市民活動の方々もいます。
そして、学校教育や社会教育の違いなど、それぞれの領域を活かしつつ、まち全体で進んでいけると良いなと思います。

そんな色んなジャンルの人が繋がっていくまちづくり(RCE)を目指していく!というのはとても大きなものですが、
ローカルにでも繋いでいけたら良いなというご意見もありました。

まさに、そのローカルなフィールドが、北九州市であれば、校区単位のまちづくり協議会であり、その拠点となる市民センターかな?というご意見もありました。

そうしたローカルな幅のなかで、様々なジャンルの人が携わりながら、ESDへのきっかけを創っていけると素晴らしいねっていう話題になりました。


ESDは、いわばEverything。
環境課題だけではありません。
ぼくたちの安全で幸せで豊かな未来へ向かっていくものです。

それらのEducation(学び)をいかに育んでいくか、きっかけをつくっていくか、カタチを表面化させていくか、が大切なんだろうと思います。


この文面では表現しきれませんが、
昨夜もとても面白い議題展開ができました。
とても素晴らしい委員会です。

また次なる一歩を踏んでいきたいと思います。


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

うんうん、あったあった、これ。
出る杭は打たれますけど、信念をもって真っすぐ打つことができたら、何かが変わっていくことを実感しました。
何の出来事があったのかは、記載していませんが、とても嬉しかったですし、大きく変わりました。ぼく自身の功績であり、(久々に)自分を褒めてあげたいと思いました。

いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!